月別アーカイブ: 2014年10月

スクリプト:「Move Selected Points’ Position to Last Point」

今回はユーザー様からのご希望により制作したスクリプト「選択中の複数ポイントを、一番最後に選択したポイントの位置へと整列させるスクリプト」をご紹介します。

位置を合わせる方法は他にもいくつか考えられますが、このスクリプトは特に、ショートカットキーを割り当てることで、気軽に使うことができるツールとなるでしょう。コマンドをキーボードショートカットへと割り当てる方法につきましては、以下のビデオをご参照ください:

ショートカットキーを割り当てるには

 

SketchFabエクスポータキット 配布開始!

以前、本ブログでも3Dデータ投稿共有サービス「Sketchfab」用のエクスポータキットをご紹介したことがありましたが、この度改めまして、The Foundry社より本キットがMODO 601/701/801ユーザー用に無償配布されることになりました!

このSketchFabエクスポータを使いたい該当ユーザーの方は、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトにてログインの上、キットをインストールしてお使いくださいませ:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト
※lpkファイルのインストール方法については、こちらをご覧ください。

SketchFabをインストールすると、画面上にSketchFabというラベルがついたボタンが出てくるようになりますので、そのボタンをクリックし、必要な情報を入力してアップロードすれば準備は完了!

試しにサンプルデータをアップしてみました。

Teeth
by Modo Japan Group
on Sketchfab

 

こんな感じで、ウェブに埋め込むことも簡単にできるので、ちょっとしてデータの確認などもウェブ越しに可能になります。The Foundryのフォーラムでは、いくつかサンプルもアップされています:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=3&t=93445

ご興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

レポート: 「MODO デジタル造形セミナー」

25日(土)に行われました 「MODO デジタル造形セミナー」、多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました!

まず最初はMODO JAPAN グループより軽くMODOと、フィギュア制作においてもお役にたつACS(Auto Character Setup)キット、およびMeshFusionのご紹介をさせていただきました。

DSC01569 次に、日本3Dプリンター株式会社様から、Up!Plus 2のご紹介をしていただきました。このUp!Plus 2、使いやすいうえに非常にクオリティ高く出力できる3Dプリンターで、認知度もかなり上がってきているようです。

DSC01573ご来場いただいた皆様も興味津々のようで、セミナーが終わると同時に、実際にUp!Plus 2で出力されたサンプルにわわわわわーっと人だかりが!

DSC01574同じく、今回Wacom様にもご協力いただきまして、Cintiq13HDCintiqCompanionを展示させていただいていたのですが、そちらもお客様が熱心に感触を確かめていらっしゃいました。 DSC01578そしてお待ちかね、浦川様によるMODO を用いた「幻影ヲ駆ケル太陽 太陽あかり」 (1/8スケール フィギュア)の原型を制作された際のワークフローをご紹介いただきました。具体的なソフトウェアの使い方というよりも、フィギュアを作られる際の姿勢といったものに重点をおいたセミナー内容であり、メモを取りながら熱心に聞き入られるお客様が多かったように思います:

DSC01581最後に、「幻影ヲ駆ケル太陽 太陽あかり」 (1/8スケール フィギュア)を会場のお客様のうち、1名様にプレゼントということでじゃんけん大会!原型を担当された浦川様からフィギュアを直接お渡しいただくという、付加価値プラスのプレゼントとなりました。

DSC01589満員御礼の今回のセミナー開催の会場としてご協力いただいたのはモノづくりコワーキングスペースMONO。こちらでは起業を応援するためのコワーキングスペースの時間貸し、3Dプリンタ/スキャナのご利用をはじめ、シャワー室や仮眠室まで完備してある理想的な施設です。ご興味のある方はぜひウェブサイトをご覧ください!

コワーキングスペース MONO

 

チップス:GoZを使ってZBrushと連携させる方法

今週末(10月25日(土))行われるセミナーMODO Professionals セミナー vol.5 「MODO デジタル造形セミナー」ですが、既に定員数に達しており、複数名様からキャンセル待ちご希望のご連絡も頂いているほど人気のセミナーとなっています。

このセミナーでもワークフローの一部として触れることになるかと思いますが、様々な制作活動の上でスカルプトに特化したツールZBrushとMODOとを連携させて作業されている方も多いかと思います。

今回はそのような使い方をされているユーザー様のために、(株)オーク様で公開されているGoZ MODOを使ってMODOとZBrushを連携させる方法をご紹介いたします:

ZBrush 4R6 : MODO 801/701 に GOZをインストールする手順
http://oakcorp.net/app-def/S-102/blog/archives/3647

大変丁寧に解説されていますので、ZBrushとMODOとを併用してご利用されるケースが多い方、またMODOとの連携がイマイチうまくいかないなと思っている方は、ぜひ一度こちらのページをご参照くださいませ!

 

ユーザープロファイル:(株)アニマロイド 北田清延氏・中澤元喜氏

国内におけるMODOユーザー様の事例をご紹介するユーザープロファイル、今回は(株)アニマロイド 北田清延氏・中澤元喜氏にお話を伺いました:

http://modogroup.jp/user-profile/animaroid.html

インタビューでは、MODOを使うことで、作業がスピードアップできるという点についてもお話し下さいました。もともとは違うソフトを触られていた環境の中でMODOを取り入れていただいていますので、その点、参考になる方も多いのではないでしょうか?ぜひご一読ください!

 

「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペー ン」開始!

台風が去ったら、ぐっと気温も下がり、秋らしい気候になってきましたね。食欲の秋、勉強の秋と、秋はいろんな活動をはじめるのに良い季節ですが、MODO JAPAN グループでは2D/3Dで制作活動を行っているデジタルアーティストの方々を対象に、ワークフローの拡充を応援するべく「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペーン」を実施いたします!

この「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペーン」では、対象となる2D/3Dアプリケーションをお持ちのお客様に、MODO 8015万円オフでご提供いたします!このキャンペーンが適用されるのは、以下の4製品:

  • MODO 801 通常版/スタンドアローン(パッケージ) 通常価格 170,000円 → 120,000円
  • MODO 801 通常版/スタンドアローン(ダウンロード) 通常価格 168,000円 → 118,000円
  • MODO 801 通常版/フローティング(パッケージ) 通常価格 200,000円 → 150,000円
  • MODO 801 通常版/フローティング(ダウンロード) 通常価格 198,000円 → 148,000円

このキャンペーンは今月末まで!MODOを始めてみようかと検討されている方、またさらにMODOのライセンスを追加でご用意されたい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!!

 

チップス:NPRで手書き風の描画

MODOではセルエッジやセルシェーディングを実現するためのキットNPR(Non-Photo Realistic Kit)が用意されていますが、このNPRで実現できるのはセルエッジやセルシェーディングだけではありません。自分で作成したカスタムのブラシを用意して、自分なりの表現が可能になります:

http://www.3dartistonline.com/news/2014/04/create-hand-drawn-effects-with-3d-models/

上記ページで公開されている手順としては:

  1. Photoshopなどでスケッチトーンの画像を作る
  2. スケッチトーンの画像はタイリング処理を行えるよう、継ぎ目部分に調整を加える
  3. MODOでシーンを作成する
  4. NPRでスケッチトーンを適用する
  5. ライティングやタイリングの量などを調整する
  6. グーチトーンなどのマテリアルも併用し最終質感へと仕上げる

といった流れになります。MODO JAPAN グループサイトにもチュートリアルなどもご用意しておりますので、NPRキットをお持ちの方は、ぜひお試しくださいませ!

 

レポート:「MODO DESIGN SESSION 2014」

先日(10月7日)開催いたしましたセミナー「MODO DESIGN SESSION 2014」にご来場いただきました皆様、ありがとうございました!

このセミナーでは長年MODOを使用して活躍されているアーティスト兼デザイナーでもあるThe Foundry社Yazan Malkosh氏を迎えて、デザインの現場におけるMODOの活用法について、二部にわたりご紹介いただきました。来場者の皆さんも真剣に耳を傾けていらっしゃいます。

DSC01552sまた国内MODOパワーユーザーであるハイドロイド様より、制作事例をご紹介いただきました。MODOを使うことで、どういう点がメリットなのかなどについて具体的にご講演いただいただけでなく、実際に作成された素晴らしい映像作品などもご披露していただきました。

DSC01553s ご来場いただいた皆様には、興味深い話を聞いていただけたのではないでしょうか。今後もこういった機会を設けていきたいと思っておりますので、今回残念ながらご来場いただけなかった方々も、ぜひ次の機会をお楽しみに!DSC01558s

MODO Professionals セミナー vol.5 「MODO デジタル造形セミナー」開催決定!

今年の秋はMODOセミナー・展示会が目白押しですが、今月さらにMODO Professionals セミナー vol.5 「MODO デジタル造形セミナー」10月25日(土)に開催いたします!

MODO Professionals セミナー vol.5 「MODO デジタル造形セミナー」

今回、フィギュアの原型製作におけるMODOの活用法をご紹介してくださるのは、ユーザープロファイルでもご紹介させていただいたBeehive デジタル原型師 浦川 顕法氏です。

ユーザープロファイル:浦川 顕法氏

今回のセミナーでは「幻影ヲ駆ケル太陽 太陽あかり」 (1/8スケール フィギュア)の原型を制作された際のワークフローをご紹介いただきますが、私共MODO JAPAN グループからもMODOおよびMODOのキャラクタセットアップキットであるACS(Auto Character Setup)キットのご紹介を行います。

デジタル造形にご興味をお持ちの方、またデジタル造形を始めてみようかなとお考えの方にピッタリのセミナーですので、ぜひ遊びにいらしてください!

 

ユーザープロファイル:株式会社 JVCケンウッド・デザイン 豊口 馨氏

プロダクトデザイン向けセミナー「MODO DESIGN WORK SESSION 2014」の開催が来週に迫る中、今回はそのプロダクトデザインのお仕事でMODOを活用されている株式会社 JVCケンウッド・デザイン 豊口 馨氏のユーザープロファイルをご紹介します:

株式会社 JVCケンウッド・デザイン コミュニケーションデザインスタジオ 豊口 馨氏 インタビュー


©2014 JVCKENWOOD Design Corporation

豊口氏からご提供いただいた作例を見ると、写真と見違えるほどのクオリティを保っているのがよくわかりますね。MODOの活用法や、またMODOを触ってみようかと思われている方にもためになるお話を伺っておりますので、ぜひご一読ください!

また、プロダクトデザインにご興味のある方来週7日(火)開催のセミナー「MODO DESIGN WORK SESSION 2014」に若干お席の余裕がございますので、ぜひ会場まで足をお運びくださいませ。