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機能紹介:アニメーションをコントロールするドリブンアクション

海外クリエイターMatt Meersbergen氏や国内ユーザー様とModoについてのよもやま話をゆるくお届けしているModoライブストリーミング配信「Modoって?」でも、何度となく話題に出てきているのがドリブンアクションというアニメーション関係の便利機能ですが、イマイチな知名度でもったいないように思いますので、あらためてご紹介いたします!

ドリブンアクション機能とは、アニメーションのセットであるアクション全体に対して、その動きをさらにキーフレームなどでコントロールができるという機能です:

このドリブンアクションを使うことで、基本的なアクション(例えば「歩く」とか「走る」とか)を作っておいて、そのアクション全体の開始するタイミングをずらしたり、全体の速度を速めたり遅くしたり、または逆再生を行ってみたりと、後から自由に編集することができます。またスケマティックビューで他のアイテムと接続することで、例えば「他のアイテムが近づいてきたらアクションが再生する」といったようなことも可能になりますし、FBXフォーマットで出力するとドリブンアクションの効果も含めて全てアニメーションはベイクされますので、他のアプリケーションへも持っていくことができます。

バージョン12.1から追加されたこのアニメーションの便利機能、様々な使い方が可能になっていますので、興味がある方はぜひ一度試してみてください。詳しい使い方については、下記日本語解説ビデオでも解説していますので、こちらをご覧ください:

ドリブンアクションによるアニメーションのコントロール」

チュートリアル:ヘアのスタイリング

キャラクタをモデリングしていくうえで、髪の毛をどう表現するのか、どう編集していくのかは大きな課題になるかと思います。今回はそんな髪の毛の編集方法について、いくつか公開されている方法をご紹介します。

ひとつはプロシージャルモデリングでカーブスイープというカーブを押し出してくれるメッシュオペレーションを使う方法です。カーブで押し出すツールとしてはカーブで押し出し(Curve Extrude)というツールがありますが、このカーブスイープというツールはさらに押し出しを細かくコントロールしてくれる優れモノのオペレーションになっています。このカーブスイープを使ったヘアのモデリング方法については、こちらで解説されていますので、ぜひご覧ください:

また同じくカーブスイープを使った方法で編集しているのはこちら:

後からのスタイリングが楽そうですよね。カーブスイープについては、こちらの日本語解説ビデオをご覧ください:

CurveSweepオペレーションによるカーブの押し出し

他にもMODO JAPAN GROUPがお送りいたしましたMODOモデリングウェビナー「はじめてのキャラクターモデリング」では、ダイレクトモデリングで簡単にキャラクタのヘアを作っています。こちらもぜひ参考にしてみてください:

ヘアを制作していくうえで、これが絶対!正解!というのがあるわけではありません。様々な手法を研究して、自分にとって使いやすく編集しやすい方法というのをぜひ手に入れていただければと思います。

 

 

Modo 16.0 新機能紹介【ラティス&ラップデフォーマが進化したラップエフェクタ】

Modo最新バージョン16.0では、従来までに存在していた機能をさらに新しく強力に作り変えて実装された機能もあります。それがラップエフェクタ機能です:

ラティス&ラップデフォーマが進化したラップエフェクタ

このラップエフェクタ機能は、従来のラティスデフォーマおよびラップデフォーマが生まれ変わった機能となっており、大変柔軟かつ強力な機能となっています。特にダイナミクスやデフォーメーションなど、演算処理に時間がかかる表現を低解像度のメッシュに対して行い、それをそのまま高解像度のメッシュに移し替えることで、全体の処理を軽くし、パフォーマンスをあげることができるようになっています。かなり実用的に使える機能になっているかと思いますので、「ダイナミクスなどは処理が重くていろいろ試すのに時間がかかるなぁ」などお悩みの方は、ぜひ一度試してみてくださいね!

 

Modo 16.0 新機能紹介【カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その1~】

前回ご紹介したModo 16.0から新たに実装された条件コマンドの、さらなる便利な活用法としてサンプルをひとつご紹介いたします:

カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その1~

問い合わせて返ってきた値によって動作を変えることができる条件コマンド、大変便利ですので、ぜひ使ってみてくださいね!

 

Modo 16.0 新機能紹介【特定の条件に従って動作する条件コマンド ~基礎設定編~】

Modoを使っていくうちに、こういう場合にはこのツール、また違う場合にはこのツールといった、ワークフローの中で自分が良く使うツールというのが決まってくるかと思います。Modoバージョン16.0ではそのような特定の条件に従って動作する条件コマンドという機能が実装されました:

特定の条件に従って動作する条件コマンド ~基礎設定編~

設定するのが多くて大変そうに見えますが、理解すると非常に便利で、さくさく動作する環境をつくるのに役立つ機能です。今回ご紹介するのは基本的な設定方法のところまでですが、この後、さらにこの条件コマンドのサンプル例をいくつかビデオでご紹介する予定です。ぜひこの基礎設定編で基本的なことを頭に入れて、サンプルも楽しんでください!

またこの条件コマンドの設定で使ったワークベンチ機能も、大変使える機能となっています。ワークベンチはバージョン12.2で追加されましたが、こういった設定を行う際には欠かせない便利なツールですので、使ったことがないという方は、こちらもぜひ試してみてください:

バージョン12.2におけるインターフェイスの改良点

作品紹介:「ARサンプル」

MODO JAPAN GROUPギャラリーに掲載させていただきましたModoを活用して制作されたARサンプルをご紹介します:

今回の作品をご提供いただきましたのはPi-UNIT氏。上記ギャラリーページからQRコードをスマホで読み込みページに移ると、スマホの中でModoからglb形式で出力されたARコンテンツを確認することができます。

ARコンテンツに挑戦してみたいとお考えの方は、ぜひ下記日本語解説ビデオを参考に、Modoで制作した自身のコンテンツをgltf(glb)形式へと出力してみてくださいね!

3Dファイルフォーマット「glTF」での出力方法

Modo 16.0 新機能紹介【バージョン16.0で変化した設定(コンフィグ)ファイルの構成】

Modo最新バージョン16.0からは、Modoに関する設定を保存する設定(コンフィグ)ファイルの構成が代わり、従来よりもさらに管理しやすくなりました:

バージョン16.0で変化した設定(コンフィグ)ファイルの構成


いままでは1つのファイルにすべての設定が書き込まれていたため、不具合が生じてリセットする場合、すべての設定がリセットされていましたが、各設定項目ごとに設定ファイルが分割されたことにより、特定の箇所だけをリセットすることが可能になっています。地味ですが、かなり役立つ変更となっていますので、トラブルの際にはぜひこちらのビデオを参考にしてみてください。

 

 

Modo 16.0 新機能紹介【プロシージャルモデリング版ブリッジツールの使い方】

Modoではバージョンを重ねるごとに、ダイレクトモデリングで使えていたツールがプロシージャルモデリングでもそれ以上の機能を有しながら使えるよう実装されてきましたが、Modo最新バージョン16.0ではユーザーの方々からのリクエストが多かったブリッジツールがプロシージャルモデリングとして新たに実装されました:

「プロシージャルモデリング版ブリッジツールの使い方

ブリッジツールの場合、これまでは同じような処理を実現しようとするとArrayを使うなど、面倒な手続きが必要だったのですが、今回からは簡単に操作できるようになりました。プロシージャルモデリングも、ダイレクトモデリングにおける機能が多くサポートされるようになってきましたので、今まで使ってこなかったという方もぜひ使ってみてください。プロシージャルモデリングについて詳しくは、下記トレーニングビデオなどの学習コンテンツもご用意しておりますので、ぜひそちらの使用もご検討ください:

MODO トレーニングビデオシリーズ プロシージャルモデリング編

Modo 16.0 新機能紹介【シーン内のアイテムをプロファイルプリセットとして使うには】

ベベルや押し出しなどの処理で便利に使えるプロファイル機能ですが、従来までのバージョンではプリセットとして登録されている形状のみを使っていましたが、バージョン16.0ではさらにシーンに存在する別のメッシュアイテムを使用できるようになりました。

シーン内のアイテムをプロファイルプリセットとして使うには

メッシュアイテムをプロファイルとして使えるようになると、後からの編集作業が大変楽になりますし、形状の変化をアニメーションさせることも可能です。プロシージャルモデリングではプロファイルを使うと、後から形状の差し替えなどが大変楽に行えますので、ぜひこのコンテントプリセットの機能を便利に利用してみてください。

 

Modo 16.0 新機能紹介【ビューポート上でプロシージャルテクスチャを描画するテクスチャキャッシュ機能】

Modo最新バージョン16.0では、シェーダツリーにワークフローを効率化させるための様々な改良がなされていますが、さらにプロシージャルテクスチャをビューポートで確認できるようになるテクスチャキャッシュという機能も新たに搭載されました:

ビューポート上でプロシージャルテクスチャを描画するテクスチャキャッシュ機能

ベイクと似たような機能ですが、いちいちベイク処理を明示的に行うことなく、テクスチャのプロパティを変更したり、メッシュのジオメトリを編集しても、バックグラウンドで演算処理を行って自動的に更新し、ビューポート上でリアルタイムに確認できますので、大変便利に使うことができます。またそのままファイルへの保存も可能なので、そのためだけに改めてベイク処理を施す必要もありません。

特に難しい処理も必要なく、手軽に使える機能ですので、ぜひ試してみてください!