月別アーカイブ: 2017年3月

マテリアル集:「Products Material Library」

pixelfondueのサイトから、新しいマテリアルライブラリ集が案内されていましたのでご紹介いたします:

VizPack: Products Material Library:http://www.pixelfondue.com/blog/2017/3/29/vizpack-products-material-library

このライブラリには160種類を超えるマテリアルが含まれており、金属から樹木、繊維、プラスチックといった具合に広範囲にわたるニーズに応える詳細かつ正確なシェーダが実現可能になっています。ディテールのレイヤーを重ねることで、遠くからでも、また近くにクローズアップしても、マテリアルの品質を保ち、高画質のレンダリングを可能にします。

このライブラリ集を作ったのは、MODO Texturing Master Classシリーズなどテクスチャ・レンダリング関係の様々なトレーニングビデオの作者でもあるRichard Yot氏。氏はクリエイターとしても活躍されており、本マテリアル集のように正確・高品質なものだけでなく、非常に雰囲気のある独特な世界観を表す作品を数多くつくられています:

https://www.behance.net/richardyot
http://www.itchy-animation.co.uk/portfolio.html

VizPack: Products Material Libraryは現在25%ディスカウントが行われていますが、このセール本日(3月31日)までだそうですので、ご入用の方はぜひ検討してみてください!

 

連携ツール:Foundry開発「GoZ」最新バージョン 配布開始

前回のブログでは3dsMaxとMODOとの連携を助けてくれるツールをご紹介しましたが、他ソフトとの連携という点においては、ZBrushとMODOを併用されている方も数多くいることと思います。ご存じのとおり、ZBrushでは数多くの3DCGアプリとの連携が図られており、連携ツール「GoZ」が配布されています。このツールによりこれまでもMODOとの連携も図られていたのですが、今回新たにFoundryがこのGoZの開発にたずさわったことで、Foundryより「GoZ」最新版の配布が開始されました!このZBrushとの連携ツール「GoZ」最新版はMODO 10.1以降対応となっており、MODO 10 シリーズをお持ちのお客様にはMODO JAPAN GROUP ダウンロードサイトより無償でご提供いたします:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

キットをインストールすると、MODO画面上部にGoZのアイコンが出てきます。ZBrushへと送りたいメッシュレイヤーを選択した状態でこのボタンをクリックすると、ZBrushの中へとメッシュを送信することができます:

NewGoZ_modo

逆にZBrushからMODOへとメッシュを送りたい場合、ZBrushではMODOのパスを設定する必要があります。MODO用のパスを設定する箇所が2か所出てくるかもしれませんが、「path to Modo (New)」の方にデータの送り先となるMODO 10のパスを入力するようにしてください:

NewGoZ

これでMODOとZBrush、相互にデータのやり取りが可能になります。 ZBrushとMODOの連携には欠かせない「GoZ」、二つのツールを併用されている方はぜひご利用下さい!

 

変換ツール:「MaxtoModo」

制作作業を行う中で、複数のツールを併用されることも珍しくないかと思いますが、重要になるのがデータの互換性ですよね。今回は3dsMaxとMODOとを併用されるユーザーさんに強い味方となる変換ツール「MaxtoModo」をご紹介します:

http://www.3dtoall.com/products/maxtomodo/

単にデータを3dsMaxからMODOへと送信するだけでなく、VRayもサポートしているとのことなので、VRayユーザーにも無駄なくお使いいただけるツールとなっているのではないでしょうか?

現在、40%オフの$29で提供されているようです。24時間返品保証されているようですので、ご興味のある方は試す価値は十分あるかもしれませんね。ぜひこちらをご覧ください!

MaxToModo v1.1

 

アーティスト紹介:Alex Dunstan氏

新たにリニューアルされたFoundry社のギャラリーには、次々と作品がアップされていますが、今回もまた素敵な作品が公開されていましたので、ご紹介いたします:

https://community.foundry.com/discuss/topic/130095/rainy-cafe

雨の日のカフェの景色です。こちらの作品は2Dイラスト作品をコンセプトとして起こしたものであり、元の2D作品も素敵なんですよね。女性モデルや服、ケーキはZBrushでスカルプトしていますが、それ以外は全てMODOで制作し、MODOでレンダリングしたそうです。

この素敵な作品の作者はAlex Dunstan氏。毎年Foundry社が開催しているハロウィンコンテストで最優秀作品賞を受賞しています。Alex Dunstan氏の作品は、こちらで公開されていますので、ぜひご覧ください↓

https://www.artstation.com/artist/alexdunstan

 

セット商品「CAD POWER セット」他2製品 リリース開始!

本日2017年3月15日(水)より、MODO JAPAN GROUPだけのお得なセット商品の販売を開始いたします!

今回セット商品として新たにご用意するのは、下記3製品:

CAD POWER セット
MatPak インテリアアセット
MODO 建築・家具 チュートリアルビデオセット

特にお勧めしたいのが「CAD POWERセット」!こちらはCADデータをMODOに読み込むための入力プラグイン「Power Translators」、MODOのデータをCADのNURBSへと変換し出力するためのプラグイン「Power SubD-NURBS」を始め、照明キット「SLIK 2」や材質マテリアルライブラリ「SES1」「SES2」をセットでご提供しています。CADとMODOの連携に必須となるツールをひとまとめにしたセットですので、MODOを既にお持ちの方でCAD関連のツールを必要とされる方は、ぜひこちらのセットの購入をご検討ください!

MODOとCADのワークフローについては、下記デモンストレーション映像で詳しく解説しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

 

キット:「Polystein Kit for MODO」アドオン続々登場!

以前本ブログでも紹介した、登録しておいた様々なキャラクタのパーツを組み合わせて、モデルを作っていくことができる「The Pushing Points Polystein Kit for MODO」に、様々なアドオンが公開されていますので、ご紹介いたします。

まずは犬!

http://www.pixelfondue.com/blog/2017/2/14/polystein-kit-dog-add-on-10

耳や鼻のプリセットがいろいろと揃っていますね。たれ耳がカワイイ。

さらにこちらはモンスター!

http://www.pixelfondue.com/blog/2017/3/7/polystein-kit-creature-parts-add-on-10

やはり牙や角、羽根や尾っぽが用意されていますね。

さらにこちらは靴のコレクション:

http://www.pixelfondue.com/blog/2017/2/22/polystein-kit-cartoon-shoe-add-on-10

あとはこんなのもあります:

http://www.pixelfondue.com/blog/2017/3/12/hex-preset-for-polystein-kit

パパッと短時間でキャラクタを作るには、こういったアドオンが非常に効果を発揮するのではないでしょうか?もちろん、自分でもプリセットの作成が可能ですので、ぜひ自分だけの便利コレクションを作ってみてください!

 

ユーザープロファイル:八代 とものり氏

アニメスタジオ制作現場でMODOを活用していただいていた前回のユーザープロファイルとはがらっと趣を変え、今回はCGイラストレーターとしてMODOを活用していただいてる八代 とものり氏にお話を伺いました:

ユーザープロファイル:CGイラストレーター 八代 とものり氏

柔らかくて温かみのある作品が持ち味ともいえる八代氏は、イラストレーターとしての活躍だけにとどまらず、名古屋造形大学においても非常勤講師として教壇に立ち、また中部地方における3DCGの勉強会グループC3Dの主要メンバーとしても活躍されています。

作品作りにMODOをどのように活用しているのか、またどのような点に気を配り、作品を作られているのかなど、様々な貴重なお話を伺いましたので、ぜひご一読ください!

 

フリーデータ:台所用プロップアセット無償公開

Foundry社フォーラムにて公開されているこちらの作品、空気が感じられるような素敵な作品ですよね:

実はこちらで使われている台所用プロップのアセットが、無償で公開・配布されています:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=8&t=129362

練習用として同じアセットを使って、どこまでこの空気感を再現できるのか、試してみるのも良いかもしれないですね。

作者であるRakan Khamash氏は、以前ご紹介したRoboCatの作者でもあります。氏のBehanceには素敵な作品が他にもたくさん掲載されていますので、興味をお持ちの方はぜひご覧ください!

https://www.behance.net/Rakan

 

ビデオアーカイブ:「MODOプラグイン「CharacterBox」のご紹介」

先週金曜日(03/03)に行いましたライブデモンストレーション配信「MODOプラグイン「CharacterBox」のご紹介」、ご覧いただけましたでしょうか?改めましてアーカイブ映像をYoutubeにアップロードいたしましたので、お知らせいたします:

MODO用キャラクタアニメーションプラグイン「CharacterBox」

このビデオでは、株式会社ピー・ソフトハウス様制作のMODO用キャラクタアニメーションプラグイン「CharacterBox」の概要や使い方、メリットなどをご紹介しています。「CharacterBox」に興味はあるけれど見たことないからなぁという方は、ぜひ一度このビデオをご覧ください!

またピー・ソフトハウス様では同日(3月3日)より、MODO最新バージョンMODO 10.2v2に対応した修正ファイルの配布も開始されておりますので、既に「CharacterBox」を使用されているMODO 10シリーズをお使いのお客様は、ぜひそちらの修正ファイルをダウンロードの上、お使いください。

 

ユーザープロファイル:本間 靖範氏

毎回、様々な分野のMODOクリエイターの方にお話を伺うユーザープロファイル、今回は現在公開中の「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」において3DCGサブディレクターを務められた本間靖範氏にお話を伺いました:

ユーザープロファイル:本間 靖範氏

今回、本間氏にはMODOのモデリングやテクスチャリングといった活用事例をご紹介いただいただけでなく、MODOのリグなども研究されている氏に様々なMODOのリグのサンプルシーンもご提供いただき、MODOにおけるリグの可能性についてもご紹介いただいております。

<MODO映像制作の現場における使用例:リギング>

大変参考になるサンプルシーンですので、ぜひ皆さんの制作活動にもご活用ください!