月別アーカイブ: 2020年3月

Modo 14.0v1新機能紹介【バージョン14.0におけるインターフェイスやモデリングの変更点】

今回はModo最新バージョン14.0において施されたインターフェイスおよびモデリングに関する変更点をご紹介します:

バージョン14.0におけるインターフェイスやモデリングの変更点

一つ一つの機能が大きな改修というわけではないのですが、どれもが作業効率につながる重要な機能修正です。ぜひこちらのビデオを参考に、新しいバージョンを試してみてくださいね!

 


Modo 14.0v1新機能紹介【スライドツールにおける面モードのサポート】

Modo 14.0v1では、モデリングにおける細やかな機能改修がいくつか施されています。前回ご紹介したアンベベルツールもそうですが、他にもスライドツールに新たに便利なオプション面モードが追加されています:

スライドツールにおける面モードのサポート

このモードが搭載されたことで、全体の形状を崩すことなく、ジオメトリを調整していくことができますので、便利に使えそうですよね。Modo最新バージョン14.0は体験版もご用意しておりますので、ぜひ最新機能を実際に試してみてください!

Modo 体験版

 

お知らせ:『MODO★Beginners[改訂第2版] 』発売開始

昨日、Modo最新バージョン14.0v1のリリースと時を同じくして、 BNN新社様より MODOの書籍『 MODO★Beginners[改訂第2版] 』も発売が開始されました:

以前発売されていた「 MODO★Beginners 」を、Modo最新バージョン14対応となるよう修正が加えられているだけでなく、プロシージャルモデリングに関しても大幅に加筆されています。

MODO教科書として、手元に置いておきたい超お勧めの一冊です。是非、全国の書店またはオンライン書店にてお買い求めください!

 

MODO最新メジャーバージョン「MODO 14.0v1日本語版」リリース!

2020年3月20日(英現地時間19日)、Foundry社よりModo最新バージョンである「Modo 14.0v1」がリリースされました。これを受け、国内でも本日24日(火)より「Modo 14.0v1 日本語版」のリリースを開始いたします:

MODOメンテナンスもしくはサブスクリプションをお持ちの方は、MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイトより最新バージョンMODO 14.0をぜひご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:https://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

MODO 14.0 で新たに追加された機能・更新履歴・既知の問題点などについては、以下のページをご覧ください:

MODO 14.0 新機能リスト
MODO 14.0 更新履歴
MODO 14.0 既知の問題点

MODO 14.0 にて搭載された様々な新機能につきましては、これから日本語解説ビデオにて順次ご紹介していきますが、まずは本日第1弾としてご紹介するのはアンベベルツールについてです:

アンベベルツールを用いたベベル面の復帰方法

プロシージャルモデリングでは後からツールのプロパティ値の修正や有効・無効の切り替えなど簡単に行えますが、ダイレクトモデリングではそうはいきません。でもこのアンベベルツールを使えば、エッジベベルをかけた面を簡単に元の状態へと復帰させることが可能になります。細かいようですが、非常に便利に使える機能ですので、ぜひモデリングを行う際にはこのツールも活用してみてくださいね!

MODO 14.0v1体験版も公開いたしておりますので、新機能を試してみたい!という方は、ぜひ体験版もご利用ください:

MODO 14 体験版:http://modogroup.jp/trymodo

 


キット:「Arch-E Kit for modo | Lighting Tools」

mARCHキットの後継としてリリースされているキット「Arch-E Kit for modo」 の中に、新たに便利なライティングツールが実装されました:

ライトを当てたい場所を指定し、対象物に対するライトの近さを決める」というシンプルな動作を、直感的なインターフェイスで実現できるため、大変便利に使えるのではないかと思います。

建築物作成に便利なツールが集められていたmARCHキットの後継「
Arch-E Kit for modo 」、ぜひお試しください!

Arch-E Kit for modo

 

キット:「SMO Kits」無償で配布!

今まで本ブログでも取り上げてきたFranck ELISABETH氏制作の「SMO Kits」が、新たに生まれ変わってリリースされる予定です。これに伴い、従来のキットを無償で提供するとのアナウンスがありましたので、ご紹介いたします:

https://smoluck.com/2020/03/12/1760/

いずれこれらの旧キットは入手できなくなる可能性がありますので、すぐにお使いにならなくても手元に置いておくと良いかもしれませんね。また、フリーで提供してくださってはいますが、基本的にはDonation(寄付)制が採用されているものですので、自分にとってとても価値があるツールだなぁという方は、ぜひ有償でもご購入いただければと思います。いろんなキットがありますので、ぜひチェックしてみてください:

https://smoluck.com/

 

インタビュー:「 Modo クリエイターインタビュー:Kalil Macedo」

Modoを活用してパッケージデザインの世界で活躍されている3DデザイナーKalil Macedo氏のインタビューがFoundry社サイトに掲載されていましたので、日本語訳を公開いたしました:

Modo クリエイターインタビュー:Kalil Macedo

単にModoの話だけではなく、Kalil氏自身のクリエイターとしての考えなども含められたインタビューとなっており、大変興味深い記事となっています。MODO JAPAN GROUPでは引き続き、他のインタビュー記事の日本語訳も掲載予定としておりますので、ぜひお楽しみに!

 

アーティスト紹介:James Gardner氏

Modoを使って素敵な作品を作って公開されている海外クリエイター
James Gardner 氏をご紹介します:

https://james-gardner.co.uk/

氏のウェブサイトには様々な作品が掲載されていますが、リアルで美しい世界で構築されています:


素敵な作品を生み出されているクリエイターさんの作り方など、参考になる部分も多々ありますよね。氏のサイトで公開されている作品ページでは、作成過程のModoインターフェイスのスクリーンショットも同時に掲載されているものもありますので、そちらもぜひご覧ください。

 

お知らせ:「Education Collective 教育機関版/1年間ライセンス」価格変更のお知らせ

本年2月1日より、MODOの開発元のFOUNDRY社における価格変更に伴いまして、 MODOの通常版のライセンス製品につきましては約5%程度の値上げとなっておりましたが、これとともに「Education Collective 教育機関版/1年間ライセンス」につきましても価格変更を実施させていただくこととなりました。

■対象商品

【1~4ライセンスのご購入】
 型番:ECF/A1L2
 製品名:Education Collective 教育機関版/1年間ライセンス/MODO 日本語プログラム付き/1-4LCS
 旧価格50,000円(税別) →新価格:52,000円(税別)

【5ライセンス以上のご購入】
 型番:ECF/A1/5L2
 製品名:Education Collective 教育機関版/1年間ライセンス/MODO 日本語プログラム付き/5LCS以上
 旧価格:48,000円(税別) →価格:50,000円(税別)

※ライセンス数に応じたボリュームディスカウントが 「1-4ライセンス」と「5ライセンス以上」の2段階に変更となります。

この「 Education Collective 教育機関版 」はMODO単体だけでなく、NUKE STUDIOやMARI、KATANAといった他のFoundry社製品も含んだ製品となっており、総合的にFoundry社製品を導入したい場合などにぴったりな製品となっています。もちろんMODO単体でのご利用をお望みの場合にお応えし、「MODO 教育機関版」もご用意いたしておりますので、ケースに合わせて最適な製品をお選びください。

教育機関版向け製品、また学生・教員様向け製品につきましては、以下のページにて詳細を解説いたしておりますので、そちらもご参照ください:

学生・教員・教育機関向け製品:http://modogroup.jp/modo/educational

今後も製品およびサービスの向上に努めてまいりますので、 何卒ご理解のほどお願い申し上げますとともに、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

 

ビデオ:「Farrah Rogue」エピソード1

海外のMODOクリエイターJames Guard氏による作品が公開されていましたので、ご紹介いたします:

Farrah Rogue

こちらの作品は、モデリングとUVをModo、テクスチャ制作にはSubstance Painter、アニメーションとリギングにはMaya、レンダリングはMaya用のRedshift、合成はFusion、後処理をダビンチで行ったそうです。

何か見覚えがあるなぁと思っていたら、NPR(Non PhotoRealistig Redering)キットのサンプルとしても、こちらのモデルが使われているんですね。今回の動画はエピソード1ということなので、これから先も続編が期待できそうです。今後どういう展開になるのか楽しみですね。