月別アーカイブ: 2011年8月

modo第3回勉強会レポート

昨日08/28(日)、modoユーザーグループTOKYO様による第3回勉強会が行われました。55名もの方が参加したとのことですので、かなりの大盛況ですね!

この勉強会では講師である日比氏からはmodoの基本的なモデリングの操作方法やライティング、また田崎氏からはトラブルを回避する方法やモデリング方法などについてのセミナーが行われました。

modoユーザーグループTOKYO様のページでは、当日の様子を収録したビデオも公開されていますので、ぜひご覧ください。

こういう場では講師の方々が行ってくださる貴重なセミナー内容だけに限らず、懇親会も含め、ユーザー様同士の交流の場として、また様々な分野での情報交換の場としてご活用いただけるものと思います。

これから先もこういった形のセミナーは開催されていくそうなので、残念ながら今回参加できなかった方も、またの機会をどうぞお楽しみに!セミナー開催の折には引き続き本ブログでもできるだけご紹介させていただくようにいたします。

 

チュートリアル:ファー機能

modo上でモデルにペイントした箇所にだけ、ぱぱっとファーが生えていく、そんなチュートリアルビデオが公開されています↓

気持ちよいぐらい、さらーっとファーが描かれていきますね。

そうやってできた画像は、Luxology社のギャラリーにも展示されているこの画像です↓

まるでヌイグルミのように、ふさふさみっちりのファーが生えていて、なんとも味があります。

 

 

グラディエントエディタのデモンストレーション動画

マテリアルでグラディエントを利用すると、わざわざUVを設定し、画像を用意しなくても、多岐にわたる様々な効果を簡単に設定することができますが、イマイチ使い方が良くわからないといった方は、Yazan氏が行ったセミナー内容を参考にしてみてはいかがでしょうか?

Modo 501 & The Gradient Editor with Yazan Malkosh from Geoff Swartz on Vimeo.

こちらの動画はmodoのユーザーグループミーティングにおいて、グラディエントエディタについて解説しているセミナー動画となっており、後半部分は実際の聴講者の方々との質疑応答も行われています。講師を務めているYazan氏は、自身のスタジオ’9b studios‘を運営している長年にわたるmodoユーザーであり、PAD(プロダクトと自動車デザインキット)SES 1(スタジオ環境セット 1)SLIK(スタジオ内の精密な照明と反射のmodo専用セットアップ)といったマテリアル系のキットをいくつも出しているプロのクリエイターです。

英語で解説されてはいますが、実際のインターフェイスの操作画面を動画で確認できるのはとても便利ですね。少しずつ、このブログでもちょっとしたチップスを日本語でご紹介できるようにしていこうと思います。

 

recoilでドミノ倒し

Bulletエンジンを活用した物理演算計算用modo 501プラグインrecoilですが、このrecoilを使用してドミノ倒しを表現している動画が公開されています↓

recoilが随所で使い倒されており、スゴイの一言ですね。セットアップにかかった時間はどれくらいか、どれくらいだったのでしょうか。

Luxologyのフォーラムには、静止画も用意されていますが、こちらもいろんなパターンでレンダリングされており、受け取る印象が変わってくるのも面白いところです↓

単に動きをつけるだけで無く、表現の幅を広がるためにrecoilを活用してみるのもいいですね!

 

第三回 東京modo勉強会のお知らせ

来る8/27(土)、有志のmodoユーザー様方による「第三回 東京modo勉強会」が開催されます。

8/27(土)
13:00〜17:00(18時完全撤収)

場所:シミズクリエイティブスタジオ
東京都新宿区下落合1-4-1 B1(駅は高田馬場より約5分)

会費:2,000円

講師:日比隆志
Luxologyのプログラマー田崎

勉強会参加のお申し込みは tokyomodo@gmail.com 宮原まで

開催元であるmodoユーザーグループTOKYO様は、先日のAppleStore銀座での日比氏によるセミナーにご協力いただき、懇親会では素晴らしい作品の数々をご紹介いただいた熱心なmodoユーザー様の集まりです。

また、今回日比氏とともに講師を務められる田崎氏は、長年プログラマとして3DCG業界に携わっており、現在はmodoの開発者の一人でもあります。直接、開発者の立場からモデリングに関するチップスをお話していただけるとのことですので、かなり突っ込んだ話もご期待いただけるはず!

周りにmodoユーザーがいなくて情報が少ないから話を聞いてみたいなとか、直接開発者と話してみたいなとか、modoを使用する上での苦労話を分かち合いたいななど感じられている方は、この勉強会に参加されてみてはいかがでしょうか?

詳しいお申し込みなどにつきましては、modoユーザーグループTOKYO様までご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

modo 501 サービスパック4 日本語版公開開始!

大変長らくお待たせいたしました。本日よりmodo 501 SP4(サービスパック4)日本語版の公開を開始いたしました!

SP4における主な変更点は、こちらをご覧ください。

ただし、Luxology社よりSP4がリリースされた後、OSX Lion上において新たなクラッシュバグが発見されたため、Mac版に対してのみSP4r2というサービスパックが適用されています。このSP4r2はOSX Lion上での動作に関する問題に対応しているため、Mac版しかリリースされておりません。このため、今回のサービスパックではWindows版がビルド43413、Mac版がビルド43854となっております。日本国内では、Luxology社よりのSP4r2公開を待ってからのSP4日本語版公開となりましたため、リリースまでお時間を頂戴いたしましたが、ユーザーの皆様にはその間お待たせしてしまいまして、大変申し訳ございませんでした。

modo 501をご登録いただいているイーフロンティア マイページのログインしていただきますと、SP4がダウンロードできるようになっておりますので、どうぞご利用くださいませ。

 

 

modo 501 乗り換えキャンペーン締切まであとわずか!

modo 501 乗り換えキャンペーンの締め切りまで、あとわずかとなりました!

このキャンペーンでは、3DCG総合コンテスト「3DCG AWARDS 2011」により多くの方より作品応募が集まることを期待し、特別価格にてmodo 501をご提供させていただいております。

ほかのソフトを使われている方も、ワークフローの一部として、優れた作品を効率よく生み出すことができるmodo 501の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

標準価格108,000円(税別)のところ、パッケージ版だと26%オフの80,000円(税別)、ダウンロード版だと28%オフの78,000円(税別)と大幅にプライスダウンしております。

本キャンペーン来週月曜日08/15まで!購入を検討されている方には、またとないチャンスですので、どうぞお見逃しなく!

 

Alembic 1.0 リリース

2011年8月9日、ソニーピクチャイメージワークスルーカスフィルムは、カナダのバンクーバーで開催されているSIGGRAPHにて、オープンソースとして共同開発を続けてきたAlembic 1.0を本日リリースしたことを発表いたしました。

 

 

Alembicは、異なるソフトウェア間でアニメーションやビジュアルエフェクトを相互交換するためのコンピュータグラフィクスの共有フォーマットで、両社が中心となって開発を続けてきたプロジェクトです。この共有フォーマットは、ILMやソニーピクチャイメージワークスのようなハイエンドのスタジオで要求される膨大なアニメーションデータを取り扱えるように設計されています。

昨年のSIGGRAPHでアナウンスされた仕様に加えて、Alembic 1.0では自動データ重複抑制機能(automatic data de-duplication)を備えています。ソフトウェアは自動的に複雑な形状で繰り返されている形状を自動認識し、単一のインスタンスだけをディスクに保存します。この機能によりAlembic 1.0は、大幅にディスクスペースの消費を削減し、シーンファイルの読み書きのパフォーマンスを向上させています。

Alembicは、Google Codeのプロジェクトからダウンロードすることが可能です。http://www.alembic.ioopensource.imageworks.com

 

Luxology社は、modoで作成したシーンファイルをAlembicをサポートする他の3Dソフトウェアと共有するため、Alembicプロジェクトに参加し、両社と共に開発を続けてきました。

 

 

Luxology Press Release:

Lucasfilm and Sony Pictures ImageWorks Release Alembic 1.0

 

 

CGWorld9月号「身体(女性)」編

先月から始まったCGWorld誌でのmodoの連載ですが、今月号は女性の身体編。

女性の滑らかな体の曲線を表すための作り方が掲載されています。

完成したワイヤーフレームの画像を見ると、トポロジが非常に均一に作られていて、汎用性の高いモデルになっていることがわかりますね。modoにはモデリングに秀でた様々なツールがそろっているだけでなく、リトロポジの機能も実装されていますので、ぜひこのような滑らかな形状を持つモデル作りにもチャレンジされてみてはいかがでしょうか?

 

SIGGRAPH 2011

8月9日から11日まで、カナダのバンクーバーで世界最大のコンピュータグラフィクスのイベントであるSIGGRAPHが開催されます。SIGGRAPHは、アメリカの科学コンピューティング協会であるACMのグラフィクス分科会で、毎年8月にイベントが開催されます。その年のコンピュータグラフィクスに関する研究が論文などで発表されるアカデミック色の強いイベントですが、近年はVFXの第一線で活躍するクリエータによるセッションなどが増えていますので、アーティストにとっても有意義なイベントとなっています。
 


 

Luxology社は、このイベント開催中にソニーピクチャイメージワークスIndustrial Light and Magic (ILM)と共同開発しているAlembicに関するプレスイベントを下記の日時で行う予定です。Alembicは、コンピュータグラフィクスのアニメーションやビジュアルエフェクトのシーンを複数のソフトウェア間で交換するためのオープンソースのプロジェクトです。

場所:the Fairmont Pacific Rim ホテル Pealルーム

日時:8月9日(木)9:30

 

また、Luxology社のスタッフが、AMDとnVIDIAのブースでデモを行う予定です。先日リリースされたModel Bashing Kitなどが紹介される予定です。また、個別のミーティングをご希望の方は、sales@luxology.comにメールにて連絡をお願いします。

AMDブース #631

nVIDIAブース #603