月別アーカイブ: 2015年10月

スクリプト:「Replace Mesh Layer」

仮モデルでシーンを組んだ後で、本番用のモデルへとメッシュを置き換えたい、またシーン内に大量に配置されている大量のメッシュレイヤーをインスタンスで置き換えてメモリの負荷を軽くしたい、といったことはありませんか?

サポートに寄せられたこういったご要望に応えるべく、MODO JAPAN GROUPではキット「Replace Mesh Layer」を作成して配布を開始いたしました。

こちらはメッシュをメッシュで変換するスクリプトです。ただのボックスがカバで置き換わっているのがわかりますね:

対して、こちらはメッシュをインスタンスで変換するスクリプトです。上記と同じようですが、今度はメッシュではなくインスタンスで置き換わっています:

必要に応じて、どうぞご自由にお使いください!

また今回は少し新たな試みとして、スクリプトをキット形式にまとめ、日本語化も行っています。インターフェイスの作り方、キットの作り方、また日本語化の方法など、近々まとめて<機能紹介・チップスサイト>のほうでご紹介していく予定にいたしておりますので、ご興味のある方はそちらも何かのご参考にしていただければと思います。

 

MODO 901 サービスパック3(SP3) ご提供開始!

本日The Foundry社よりMODO 901 SP3がリリースされたことを受けまして、国内でもMODO 901 日本語版サービスパック3のご提供を開始いたしました!

MODO 901をお持ちの方は、下記ダウンロードサイトよりMODO 901 SP3をダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

SP3の更新履歴および既知の問題点につきましては、以下をご覧ください:

SP3 更新履歴:http://modogroup.jp/modo/modo901/modo901_sp3_details
SP3 既知の問題点:http://modogroup.jp/modo/modo901/modo901_known_issues

お気づきの点やご質問・ご不明な点等ございましたら、MODO JAPAN グループ テクニカルサポート(support@modogroup.jp)までご連絡ください。

 

スクリプト:modo script shelf

MODOでもマクロやスクリプトを組んで、ワークフローを自分仕様で効率化する方も増えてきているかと思いますが、そんなスクリプトに興味がある方にうってつけのキットが公開されています:

[KIT] modo script shelf

このキット、スクリプトエディタで記述しているコードやスクリプト/マクロのファイルをパネル上にドラッグアンドドロップするだけで、ボタンとして登録してくれるというもの。スクリプトを実行するためにフォームを作ったり、ファイルを読み込んだりといった手間が一切かからなくなりますので、非常に便利に使えます。

ご自分でスクリプトを組まれる方にとっても、また様々な作業をマクロを使って効率化を図られている方にとっても、便利なキットであること間違いなしですので、ぜひ一度試してみてください!

 

海外導入事例:「The Monuments Men」(邦題:ミケランジェロプロジェクト)

The Foundry社では、背景アセットづくりなどでMODOを活用した事例として「The Monuments Men」(邦題:ミケランジェロプロジェクト)」を公開しています:

MODOのリプリケータ機能でアセットを大量に、かつ簡単にコントロールすることができる点、またプレビューレンダリングですぐに確認ができる点等が重宝されているようです。

映画「The Monuments Men」(邦題:ミケランジェロプロジェクト)」は国内では11月6日公開とのことですので、劇場でその世界を堪能してみるのも良いかもしれませんね。

ミケランジェロ・プロジェクト 公式ウェブサイト

 

リリース:Non-Photorealistic Rendering(NPR)キット v2.1

手書き風の描画を実現してくれるキットNon-Photorealistic Rendering(NPR)v2.1に更新されました:

NPR V2は、NPR V1をお持ちの方には無償でご提供されていますので、NPR V1をお持ちの方は改めてご購入いただく必要はございません。

NPR V2の最新アップデータv2.1弊社ダウンロードサイトよりダウンロードの上、お試しください。

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

今回のv2.1では、以下のバグが修正されています:

  • テクスチャエフェクトによってはカテゴリ化されず、内部名称を使用していた問題を修正
  • エッジインクの入射エッジパーセンテージが正しく動作していなかった問題を修正
  • スケマティックにおいて、エッジインクテクスチャ用Curvatureチャンネル名称を大文字へ修正
  • プロシージャルテクスチャではエッジオフセットエフェクトが動作しなかった問題を修正
  • MODO 701とそれ以降のバージョンではエッジインクのデフォルト設定が一致していない問題を修正

これを機に、NPRを改めて触ってみてはいかがでしょうか?

NPRの使い方をご説明するチュートリアルもご用意いたしておりますので、そちらもぜひご活用ください!

NPRキット チュートリアルページ

 

UX/UI デザイン:メルセデスベンツ

MODOの新たな可能性の一つとして、Concept IAA (Intelligent Aerodynamic Automobile)においてThe Foundry社とメルセデスベンツ社が次世代カスタマーインターフェイスコンセプトを発表したとのニュースがありました:

http://www.thefoundry.co.uk/about-us/news-awards/mercedes-and-design/

コード名「DASH(ダッシュ)」と名付けられたこのプロジェクトでは、The Foundry社とメルセデス社のデザインおよびエンジニアチームとが協力して開発を行うことで、デザイナーが車内のUI/UXデザインをカスタマー目線で進め、またエンジニアはパフォーマンスやアクセスシビリティにフォーカスできるようになったそうで、UI/UXデザインにおいて高画質リアルタイムレンダリングを手に入れることができたとのことです。

こういった分野でもMODOが使われているんですね。

 

ユーザープロファイル:古川 祐司氏

3Dプリンタも一般に普及し、それに伴い様々なコンテストが行われるようになってきましたが、今回は「DMM.make×週アス『カオスだもんね!』3D化コンテスト最優秀賞」を受賞されたクリエイター古川 祐司氏にお話を伺いました:

ユーザープロファイル:古川 祐司氏

MODOを使用して作品を作られたとのことで、大変興味深く、またMODOを用いた造形という点でも非常に勉強になるお話を伺うことができました。

ユーザープロファイルでお話を伺うだけではもったいない!ということもあり、今回の受賞を記念いたしまして、11月7日(土)に古川氏のお話を直接伺えるミニセミナー(勉強会)を開催することにいたしました!

MODO デジタル造形勉強会「MODOによる立体出力用データの作成術」

今回は、あくまで小規模なミニセミナー(勉強会)ということで、定員はわずか10名!実際の造形物の展示ならびに古川氏より実践的なお話を伺える貴重な機会ですので、ご興味をお持ちの方はぜひお早めにお申し込みください!

 

プロモーション:「The Foundry 秋の1週間限定セール」本日(10月7日)まで!

9月28日より実施しておりましたプロモーション「The Foundry 秋の1週間限定セール」もいよいよ本日(10月7日)まで!

MODOのプロモーションでは、アップグレードを行うのに旧バージョンに縛りがありませんので、どの旧バージョンからでも一律の価格でアップグレードすることが可能です。古いバージョンをお持ちの方は、こちらの機能紹介サイトにある新機能の解説ビデオなどを見ていただくと、期待されていた機能が最新版では搭載されているのを発見かもしれません:

MODO 901 新機能
MODO 801 新機能
MODO 701 新機能
MODO 601 新機能

他にもトレーニングビデオやキット、プラグインなどなど、これを機会に、ぜひお目当ての製品をゲットしてください!

 

コンテスト:「MODO Halloween 2015」開催中!

今年もThe Foundry社で「MODO Halloween 2015」が開催されております!

毎年この時期にはユーザー様によるハロウィンにちなんだアニメーション・静止画のMODOコンテストが行われています。コンテストを目標にすると、制作のモチベーションも上がったりしますよね。期限は10月31日、優勝賞品はMARI。MODOを持ってはいるものの、何を目指せばよいのか迷っている方は、こういったコンテストを利用したり、または腕試しの機会としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、昨年のアニメーション優勝作品はこちら↓

一昨年のアニメーション優勝作品はこちら↓

 

セミナーイベント:「テレビアニメ「放課後のプレアデス」におけるMODOモデリング事例」10/23(金) 開催!

10月/11月は様々なイベントやセミナーにて、MODOをご紹介していく機会を増やしていこう!と考えておりますが、まずは10月23日(金)テレビアニメ「放課後のプレアデス」におけるMODOモデリング事例」と題しまして、セミナーイベントを行うことを決定いたしました!

ご講演くださるのは、(株)グラフィニカ様。モデリングディレクター 板橋様よりグラフィニカでのテレビアニメーション制作のワークフローや、「放課後のプレアデス」のメイキングをご紹介いただけるとのこと!制作の現場の効率化にすぐにご利用いただける MODO 901 のモデリング手法を分かりやすくご紹介いただけます。また、(株)グラフィニカ様でも活用されているThe Foundry社製品3DペイントソフトMARI」もご紹介いたします。

ご興味をお持ちの方は、ぜひ会場まで足をお運びください!

詳細:「テレビアニメ「放課後のプレアデス」におけるMODOモデリング事例
お申し込みページ:http://modogroup.jp/regist/event-modopro8