月別アーカイブ: 2018年5月

キット:「The Grid kit | Particle operator assembly for MODO」

MODOの様々な情報を発信しているpixelfondueのサイトで公開されている新しいキットをご紹介します:

The Grid kit | Particle operator assembly for MODO

下記の動画を見ていただけると分かる通り、すごくかっこいい効果が表現できるんですよね:

こちらはパーティクルオペレータのアセンブリを利用して作られているそうなのですが、ユーザーは難しい中身のリグのことを気にせず、アセンブリ化された機能を活用して、自分が表現したいものだけに集中することができます。

自分で組んだリギングは、アセンブリとして保存しておくことで、何度でも活用したり、またほかへと公開することも可能ですので、ぜひ活用してみてください:

アセンブリの作成法・活用法

 

マテリアル集:「VizPak: Architecture for Vray and Octane in Modo」

Richard Yot氏が手がけるマテリアル集に、新たにレンダリングプログラムV-RayOctaneに対応したマテリアルがリリースされました:

https://www.pixelfondue.com/blog/2018/5/9/vizpak-architecture-for-vray-and-octane-in-modo

これらはインテリアや建築向けに作成されており、Richard Yot氏の長年の研究・制作活動を経て生み出されたビジュアライゼーションに最適なマテリアルです。

最近ではMODO標準のレンダラーではなく、V-RayOctaneレンダーを使われる方も増えてきているかと思いますので、こういったマテリアル集は大変貴重なものではないでしょうか。下記画像はこのマテリアル集を使ったOctaneおよびV-Rayのレンダリング画像だそうです。ステキですね。

スクリプト:「Substance Painter Live Link」

以前、本ブログでもご紹介したことがある、Substance Painterとのリアルタイムな連携を可能とするスクリプト「Substance Painter Live Link」が正式にリリースされました!

https://gumroad.com/l/fTRFN

テクスチャはSubstance Painterに任せると行ったワークフローも最近ではかなり増えてきていますよね。このLIVE LINKはMODOのみならず、Maya/3dsMAx/Cinema4D/Blenderといった主要な3DCGアプリにも対応していますので、便利にお使いいただける方も多いのではないでしょうか?

Substance Painterをお使いの方は、ぜひこういったサードパーティ製のスクリプトを活用して、よりワークフローを円滑にすることを検討してみてください!

 

スクリプト:「Make Locators Per Each Points」

キャラクタアニメーションなどメッシュの変形を伴うアニメーションを、他のアイテムへと移すためのスクリプト「Make Locators Per Each Points」をご紹介いたします:

このスクリプトは弊社テクニカルサポート宛に頂きましたお問い合わせを元に、変形アニメーションを行っている各選択頂点毎にロケータを作成して、そのロケータにアニメーションをコピーするものです。こうすることで、でフォームアニメーションがアイテムアニメーションとしてデータを持つことができますので、他のソフトウェアへと読み込ませて、また別のエフェクトを設定することで、同じアニメーションにも違う表情をもたせることができますよね。興味をお持ちの方は、お手持ちのデータでぜひ試してみてください!

このスクリプトは単純な手順をバッチ処理的に選択頂点に対して行っているのですが、こういったバッチ処理的な操作を行って作業効率をグンとアップさせたり、手作業だと無理な作業を可能にしてしまうのが、まさにスクリプトの得意とするところであり醍醐味ですよね。私達MODO JAPAN GROUPでは「実際に使用する」という目的だけではなく、ユーザー様自身でスクリプトを作ることで作業環境をよりよいものとしていただくため、弊社作のスクリプトをサンプルとしてご利用いただけるよう公開・配布していますので、ぜひ自由にご利用ください。

また、06/20(水)には開発者向けにPythonセミナーも行われます。スクリプト作成に興味があるという方は、ぜひこちらのセミナーにも足をお運びください!

セミナーイベント:「ゲーム開発者向けPythonセミナー」06/20(水) 開催!

 

サブスクリプション継続製品 販売開始!

お待たせいたしました!いよいよ本日より、サブスクリプション継続製品の販売を開始いたしました!

MODOではライセンス形態として、恒久的にお使いいただける恒久版と、1年間使い切りタイプのサブスクリプション版が用意されていますが、複数ライセンスを導入される企業様の場合など、最近ではこのサブスクリプション版を選択されるユーザー様も増えてきています。ただ、サブスクリプション版の場合、1年間の使用期限を過ぎてしまうと、MODOは一切お使いいただけなくなってしまうため、間を空けること無く、引き続き使用していきたいというユーザー様のために、今回この「サブスクリプション継続製品」をご用意いたしました。サブスクリプション満了日のひと月前からご購入いただけるこの製品は、満了日からさらに1年後までを使用期限として、満了日前にご購入いただける製品となっています。

MODOを導入してみたいけれど恒久版は敷居が高い、またプロジェクトごとに使用期間が異なるなどといった場合、サブスクリプション版は手軽にご利用いただけるうってつけの製品となっております。MODO各製品に関するFAQはこちらにご用意しておりますので、「どの製品を選べばよいの?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!

メンテナンス、サブスクリプションについてのよくあるご質問

 

新連載コラム「MODOレンダリング基礎編」開始!

モデリング編」「アニメーション編」「3Dプリント編」など、様々なカテゴリにおけるMODOの機能をご紹介している連載コラムですが、今回新たに「レンダリング編」を開始いたしました:

レンダリングすると言っても、質感の設定がされてないことにはツマンナイですよね。ということで、第一回目はまずマテリアルの基本的な説明から行ってまいります!これら連載コラムでは、順を追って少しずつ解説していきますので理解もしやすいはず。MODOにどんな機能があるのかな、とチェックすると同時に、MODOを学んでいくための学習素材としても最適なコラムです。

他のカテゴリと合わせ、この「レンダリング編」もぜひお楽しみください!

 

MODO無料体験プログラム&トレーニング 6月開催募集

ご好評を頂いておりますMODO無料体験プログラムおよびトレーニングの、6月開催分の募集を開始いたしました!

2018年6月13日(水) 無料 MODO 無料体験プログラム ~お仕事帰り2時間コース~
2018年6月18日(月) 無料 MODO 無料体験コース アニメーション編
2018年6月27日(水) 無料 MODO 無料体験プログラム ~お仕事帰り2時間コース~

また有償となりますが、機能充実のMODOモデリング機能をじっくりと学習していただくためのMODOモデリングトレーニングも予定しています:

2018年5月22日(火) MODO モデリングトレーニング プロダクトモデリングコース
2018年6月5日(火) MODO モデリングトレーニング キャラクターモデリングコース 

直近の05/22(火) プロダクトモデリングコースでも、下絵を元にイチからドローンを作ることで、様々な機能を学んでいけますので、大変お勧めなトレーニングコースとなっています。モデリングの技をもう一歩先まで習得したいという方は、ぜひこういったトレーニングの活用をご検討ください!

 

セミナーイベント:「ゲーム開発者向けPythonセミナー」06/20(水) 開催!

MODOではスクリプト言語としてPythonがサポートされており、作業フローにあったスクリプトを作成し活用していくことで、より作業の効率化を図ったり、手作業だと難しい作業を実現することが可能になります。

ただ開発の知識があったとしても、実際にどのように開発すれば効率が良いのか知りたい、また他の3DCGソフトでのスクリプトの経験はあるもののMODOでは開発の経験がない、さらには今まで作ってきたスクリプト資産をMODOでどのように活用すればよいのかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。そういった方のために、6月20日(水) ダイキン工業様においてセミナーイベント「ゲーム開発者向けPythonセミナー」を開催いたします:

こちらのセミナーでは、スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社 高橋 涼 氏が実際のMayaとMODO双方のスクリプト開発経験を元に、ツールにとらわれることなく、資産を活かせるよう開発を行う術をご講演いただきます。

MODOに関するスクリプト関係のセミナーはかなり珍しいかと思いますので、ご興味をお持ちの方はぜひ足をお運びください!

<ゲーム開発者向けPythonセミナー>
2018年6月20日/15:00~17:00(受付開始 14:30)
詳細はこちら

 

MODO 12 用カタログ公開!

MODOの機能や事例をご紹介するMODO 12のカタログが完成いたしました!

DSC_1007

カタログを彩る多くの素晴らしい作品は、国内ユーザー様からご提供いただいたものばかり。皆様にご協力頂きましたおかげで、本当にステキなカタログを仕上げることができました。ありがとうございました!

本日届いたばかりの出来たてホヤホヤのこの新カタログ、皆様の前にお目見えするのは明日(2018/05/09)のUnityカンファレンスUnite Tokyo 2018」から。会場にお越しの方はぜひダイキン工業様のブースまで。ステキなプレゼントがあるかもしれませんよ!

イベント:「Unite Tokyo 2018」出展のお知らせ

 

アーティスト紹介:Alessandro Michelazzi氏

Foundry社のコミュニティサイトにて、V-Ray for MODOを使用したステキな作品例が掲載されていましたので、ご紹介いたします:

https://community.foundry.com/discuss/topic/140047/design-chandelier-modelled-in-modo-rendered-with-vray

リプリケータの機能を使って、シャンデリを構成するガラスを配置していったようです。フォーラムでは実際のMODOの画面でモデルの様子も確認できますので、参考にしてみてください。

作者はAlessandro Michelazzi氏。氏のウェブサイトには、他にもたくさんの見事な作品が掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください!

Alessandro Michelazzi氏:https://www.aluxado.com/