月別アーカイブ: 2014年5月

【MODO801】オーディオに合わせてパーティクルを変化させるには

MODOではパーティクルを様々な個所に配置し、その箇所をリプリケータやボリュームのポイントソースとして活用することができるようになっています。MODO 701からはその配置するパーティクルを、他のアイテムの動きに合わせてダイナミックに動かしたり向きを変えたりするためのモディファイヤが実装されるようになりましたが、MODO 801ではさらに新たにオーディオに合わせて配置するパーティクルの位置や色情報といったものを変えられるようになりました!

オーディオに合わせてパーティクルを変化させるには

Octane Render for MODO Plugin β版+HDR Light Studio

物理エンジンベースのGPUレンダラOctane Renderをご存知でしょうか?Maxwell Renderと同様、Octane Renderも実際の物理エンジンに基づいたライティングを行うため、よりフォトリアリスティックな映像を作ることができるレンダラーであり、各3DCGアプリケーションに対応したプラグインが用意されています。MODOに関しても、現在ベータ版ではありますがプラグインが用意されており、HDR Light Studioと組み合わせた使った使用例がアップされていましたので、ご紹介いたします:

現在、ベータ版であるOctane Render for MODOをご使用いただくためには、既にスタンドアロン版のOctane Renderをお持ちか、新規でスタンドアロンOctane RenderMODOプラグインをご購入いただくことになるようですが、ご興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?

Octane Render for MODO

 

【MODO801】MODO 801におけるUVの統合と対称化

MODO 801では様々な大きな新機能が搭載されているだけでなく、小さくても便利なコマンドというのがいくつも追加されています。UVの統合および対称化のコマンドのその一つ。ユーザーからのフィードバックを元に開発されたバージョンにふさわしく、とても便利に使うことができるコマンドです。

MODO 801におけるUVの統合と対称化

【MODO801】複数アイテムの衝突によるパーティクルの発生

MODO 801ではメッシュシャッター機能が搭載されたことにより、粉砕のアニメーションが可能になりましたが、表現をさらに目立たせるために、粉砕と同時にパーティクルを発生させたい場合もあるかもしれません。MODO 801において、複数のアイテムが粉砕などの衝突が生じた時点でパーティクルを発生させる方法をご紹介します。メッシュシャッター+ダイナミクス+パーティクルと組み合わせて、魅力的なアニメーションに挑戦してみてください!

複数アイテムの衝突によるパーティクルの発生

 

導入事例:パッケージデザイン

建築やプロダクトデザイン、エンターテイメントの世界まで、幅広い分野で採用されているMODOですが、パッケージデザインの現場でもMODOが使われています。今回はサンフランシスコを拠点としたデザインファームThompson Design Groupの一員として、パッケージや製品の3Dイラストレーションを専門に手がけるデザイナーGene Dupont氏のインタビューページをご紹介します:

パッケージデザインもMODOで簡単に

何気なく目に触れているパッケージのデザインも、様々なツールやテクニックを駆使することで、魅力的なデザインとして成り立っているんですね。

 

【MODO801】カーブ伸縮のアニメーション

MODOではポリゴンなどの実体を持たないカーブに対してもレンダリングさせることができますが、MODO 801ではさらに、その始端・終端をコントロールすることにより、面白い表現を可能にすることができます。使い方次第で様々な表情を見せることができるかと思いますので、ぜひいろんな表現を試してみてください!:

カーブ伸縮のアニメーション

HDREキットシリーズ MODO 801に対応

フォトリアリスティックな作品を作る際、欠かせないのがHDR素材ではないでしょうか。MODOに用意されている専用のHDR環境キットであるHDRE(High Dynamic Range Environments)シリーズ(HDRE Moofe/HDREアーバン/HDREランドスケープ)が、この度MODO 801に対応いたしました!

HDRE Moofe

HDREアーバン

HDREランドスケープ

こちらのキットでは、様々なHDR素材を環境として読み込むだけでなく、アセンブリでバリエーションを広げることができます。使い方も下記ビデオで紹介されているように、極めて簡単。

手早く背景やライティング環境を手に入れたい方には、ピッタリなキットです!既にHDREキットをお持ちの方は、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトよりバージョンに対応したプログラムをダウンロードしてください:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

 

MODO 801 日本語プレリリース版 発売記念キャンペーン 26日で終了!

MODO 801 日本語プレリリース版のリリースを記念して現在実施中のキャンペーンが、いよいよ来週月曜日26日で終了です!

MODO 801 日本語プレリリース版 発売記念キャンペーン

この発売記念キャンペーンでは、新規でMODO 801のご購入+4,000円で、現在発売中のMODOキット/プラグインの中でも最も人気の高いモデリングプラグインツールMeshFusionがついてくるという大変うれしいキャンペーンとなっております!MeshFusionは発売以来、高い人気を誇っており、その実力はモデリングに欠かせないツールとして多くの方にご愛用いただいております。

現在、YoutubeにてMeshFusionの機能をご紹介するビデオを公開いたしておりますが、本日新たに【MeshFusion】ストリップ箇所を高解像度に設定するにはというビデオを追加いたしました。キャンペーンご利用の検討材料として、ぜひご参照ください!:

Mesh Fusion 日本語解説ビデオ(Youtube再生リスト)

【MeshFusion】ストリップ箇所を高解像度に設定するには

【MODO801】ラップデフォーマによる一括変形

MODOでは頂点マップを別の頂点マップへと転移する方法というのが用意されていますが、これと同じような感覚で、MODO 801では粗い形状(ケージ)に施した変形処理を、別のメッシュへと転移するラップデフォーマという新たなデフォーマが用意されています。高解像度のメッシュに対して、あらかじめ粗い形状でレスポンスよく動きを設定し転移させたい場合、また粗い形状に対して設定した変形を一括で複数のメッシュに対して適用させたい場合などに、便利に使えるデフォーマになっています。

ラップデフォーマによる一括変形

 

制作事例:PV 「Knocking On Your Door -Don’t Wait-」

国内外より高い評価を得られた昨年公開のMV「Express feat. Silla (múm) 」を制作され、また昨年開催いたしましたMODO 701ラウンチイベントにおきましてもセミナー講師としてご登壇いただきましたトランジスタスタジオ様より、新たなPV映像をご紹介いただきました!

Kiyoshi Sugo 「 Knocking On Your Door -Don’t Wait- 」

©2014 Transistor Studio Co., Ltd. All Rights Reserved.

本来はVJイベント用に作成した映像だったものの、ディレクターズ・カット版としてMVに作成しなおしたとのことで、モデリング部分にMODOを使用されているそうです。じっと見入ってしまう本当に素敵な映像ですよね。