カテゴリー別アーカイブ: ユーティリティ/プラグイン/スクリプト

キット:「The Pushing Points Hatchet Collection for MODO 10」

長年のMODOクリエイターであり、講師としても活動されている William Vaughan 氏により、MODOの作業をより効率化するためのキットがリリースされましたので、ご紹介いたします(以下のHatchet Collectionキット導入ビデオの内容は、その下に日本語訳を掲載しています):

「The Pushing Points Hatchet Collection for MODO 10」
http://pushingpoints.com/v2/hatchet/

MODO 10用Pushing Points Hatchet Collectionキットをご紹介いたします。

このPushing Point Hatchet CollectionはMODO用のキットです。MODO 10の機能を拡張するための100個を超えるスクリプトから構成されており、創作作業をより効率的なものへと変えてくれます。

私は長年MODOを使用してきました。MODOは私の創作活動においてメインとなる制作ツールです。

MODOは信じられないほどパワフルで柔軟性を持つ3Dモデリング/アニメーション/テクスチャ/レンダリングツールであり、アーティストに最適な制作ツールをご提供しています。

ただし、それでも完璧というわけではありません。

何年にもわたってMODOを使い続けていくうちに、処理によっては必要なクリックの回数が多すぎたり、ワークフローを円滑にするための機能が見当たらなかったり、といったことがあるということに気がつきました。

Hatchet Collectionのスクリプトは、まさにそんな問題を解決してくれるツールです。

これらツールのお陰で私の制作スピードは上がり、創作活動の広い部分において効率よく、また楽しんで作業できるようになりました。これらのツールをキットとして他のアーティストへと公開できることを、非常に嬉しく思っています。

私は熟練したプログラマではありません。私はアーティストであり、このツールセットを作成するために、Pythonスクリプトの力を借りています。

正直に言うと、Pythonスクリプトやクリエイティブな回避法を使用するMODOコマンドを通して、道を切り開いて(ハックして)きました(まさにこれがキットの名称”Hatchet”の由来なんですが)。でもそのおかげで、これら”ハック”が制作時において、きわめて有効なツールであるということが証明されてきたのです。

詳細については、このキットを構成するツールの概論ビデオをどうぞご覧ください。」

William 氏お勧めのこのキット、まさに細かいところに手が届くようなスクリプトが、11ほどのカテゴリごとに分かれ、それぞれにパイメニューも用意されており、すぐにアクセスできるような心配りの効いたキットとなっています。特に、トポロジに関するスクリプトは超オススメ!

実際のクリエイターが自身の制作作業をより効率化するために生み出したスクリプト集(キット)ですので、お役にたつこと間違いなしです。ぜひ一度チェックしてみてください!

 

スクリプト:Spider Web Generator

The Foundry社フォーラムで公開されていた面白いスクリプトをご紹介します。その名の通り、蜘蛛の巣をあっという間に作ってくれる「Spider  Web Generator」です:

Spider  Web Generator

使い方も非常に簡単!ダウンロードしたファイルをフォルダごとKitsフォルダの中に放り込み、プロシージャルモデリングのメッシュオペレーションから「Spider  Web Generator」を追加し、あとはBase Meshに対して巣の起点となるポイントをいくつか作成するだけです。

作るのも簡単ですし、その後の編集も様々なパラメータが用意されていますので、バリエーションが豊富です。プロパティの値を変化させることで、蜘蛛の巣だけではなく、さらに抽象的な幾何学表現も可能になりますので、ぜひ試してみて下さい!

 

キット:「NPR(Non Photorealistic Rendering)」MODO 10シリーズ対応バージョン2.11リリース

手書き風の描画表現を可能にしてくれるキット「NPR(Non Photorealistic Rendering)」のMODO 10 シリーズ対応バージョン2.11が公開されました。MODO 10およびNPRキットをご利用の方は、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトより、該当ファイルをダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

MODO 801-902で既にNPRをご使用の方で、MODO 10でもNPRをお使いになる場合にはダウンロードファイル「NPR (既にMODO 801-902でご利用しながら、MODO 10でもご利用いただく方)」を、MODO 10でのみNPRをご使用になる場合にはダウンロードファイル「NPR (MODO 10でのみご利用いただく方)」をダウンロードの上、インストールしてお使いください。

NPRキットの具体的な適用方法・使用方法については簡単なチュートリアルをご用意いたしております:

このNPRキットは単体の販売もありますが、MODOにおける質感編集に関する有償チュートリアルビデオ「Shadertree Essentials 日本語版」「ShaderTree Basic 日本語版」を加えた「これから始めるトゥーンレンダリングセット」もご用意いたしておりますので、これからMODOの質感編集から学習していきたいという方にはそちらがオススメです!

 

リリース:「SketchFab Exporter Kit v2.0」リリース

3Dデータ投稿共有サービス「Sketchfab」へMODOデータを出力するためのキット「SketchFab Exporter Kit 」のバージョン2.0がリリースされました。この最新バージョン2.0はアニメーション出力ドラフト機能などが実装されており、MODO 10.1以降のバージョン対応となっています。ダウンロードは下記ページのDownloadボタンからお願いいたします:

https://sketchfab.com/exporters/modo

手に入れた「SketchFab Exporter Kit v2.0」とMODO 10.1v2とで、さっそくMODOのキャラクタアニメーションを出力してみました。まずはダウンロードした「SketchFab Exporter Kit v2.0」をインストールし、開いてみるとFBXやアニメーションに関するオプションがあるのが確認できます。

sketchfab_anim01ここで大事になるのが、アニメーションを出力する際、FBXアニメーション出力タイプとして「アクションの出力なし」を選択することです。それ以外だと正しくアップロードできませんでしたのでご注意ください:

sketchfab_anim02他にもMODOアニメーションをSketchFabに適切にアップロードするためのチュートリアルが以下に用意されていますので、ぜひそちらもご参照ください:

https://help.sketchfab.com/hc/en-us/articles/206223416-MODO-Animation

それでアップロードしたのがこちら↓

 

どうでしょうか?モデルだけでなく、アニメーションも含めて全方位から確認できるというのはステキですよね。逆に、アニメーションを作成する際にカメラの視点からだけを気を付けていた部分を、どこから見ても問題ないよう、全体に対して気を配る作り方へと変える必要も出てくるかもしれません。

SketchFabを使えば、遠隔にいるスタッフともモデルやアニメーションのプレビューができるなど、チームでの制作作業にも便利に使えるかと思いますので、ぜひ一度お試しください!

 

スクリプト:「Clear Selected Multiple Weight Maps」

スケルトンでリグを組んでアニメーションさせる時に重要となるのがウェイトです。思い通りに変形させようとするなら、ウェイトペイントでウェイトを調整していくことになりますが、時として思いもよらない場所に微小な値のウェイトがペイントされ、スケルトンによる変形がうまくいかない場合もあります。

そういった場合には不要なウェイトを消去してしまえばOKなんですが、ウェイトの消去処理は複数ウェイトに対しては行えないため、その数があまりに多いと時間と気力を削いでいってしまいますよね。そんなときにはこのスクリプトをご使用ください:

「Clear Selected Multiple Weight Maps」

使い方は超簡単。ウェイトを消去したいポイントを選択してから、消去させたいウェイトを複数選択し、スクリプトを実行するだけ。こういったバッチ処理にはスクリプトを使うのが一番の早道です。

<基本機能・チップスサイト>にはチュートリアルだけでなく、こういった簡単なスクリプトを実際にご使用いただくだけでなく、ユーザー様ご自身でスクリプトを組む際のサンプルとしてお役立て頂けるようご提供いたしておりますので、興味をお持ちの方はぜひご活用ください!

 

プラグイン:「PSOFT CharacterBox」

昨年末のティザー映像公開より大きな話題となっていたピー・ソフトハウス様によるMODOのキャラクタアニメーション用プラグイン「PSOFT CharacterBox」が、いよいよ本日よりリリースされました!

PSOFT CharacterBox
http://www.psoft.co.jp/jp/product/cbox/index.html

これでまた一つ、MODOに大きな進化がもたらされました。これからこのプラグインによって生み出されていくであろう映像が、ホントに楽しみです!

PSOFT CharacterBoxの機能に関しては、ぜひこちらの機能解説ビデオをご覧ください:

PSOFT CharacterBox 再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGtptx70p3_xXzGvezmAWFjP-qoTKVEhH

体験版もご用意されているようなので、ぜひ試してみてください!

また7月7日(木)に行われるセミナーイベント<The Foundry MODO 10.1 Launch Sessions in TOKYO>では、ピー・ソフトハウス様にもご登壇いただき、このプラグイン「PSOFT CharacterBox」に関して解説していただくほか、ハンズオンコーナーで直接プラグインをご覧いただくこともできます。実際のプラグインを前に直接お話を伺える大変貴重なチャンスです!ご興味のある方は、ぜひ会場まで足をお運びください。

<The Foundry MODO 10.1 Launch Sessions in TOKYO>
http://modogroup.jp/events/5830.html

本セミナーイベントは事前申込制となっております。お申し込みはお早めに!

<The Foundry MODO 10.1 Launch Sessions in TOKYO お申し込みページ>
http://modogroup.jp/regist/event_launch_101

 

SketchFabアーティスト:Eric Maki氏&Jiovanie氏

本ブログでも幾度かご紹介した3Dデータ投稿共有サービス「Sketchfab」では、ブログ上で優れたアーティストへインタビューを行っていますが、その中でもMODOを使用して3Dデータを作られているアーティストを2名ご紹介します。

お一方はEric Maki氏:

Annie the Pooh and Tibbers Too by etotheric on Sketchfab

オンラインゲーム「League_of_legends」のキャラクタArnieとTibbersをモチーフに作られた作品です。

制作にはコンセプトに1週間、スカルプトとハイポリモデル制作に2週間、低ポリモデル制作とUV/テクスチャに3週間、リギングに1週間、仕上げに1週間をかけたそうです。ハイポリモデル制作にはZBrushを、低ポリモデルとUV展開、ベイキングによるテクスチャ制作、リギングによるポーズ設定をMODOで行っています:

テクスチャのベイクが素晴らしく、表現力がとても優れていますよね。

そしてもうお一方はJiovanie氏:

Jack by Jiovanie Velazquez on Sketchfab

こちらはモデル製作だけではなく、ACSを利用したリギングによるポーズおよびアニメーションまで制作しています。

どちらも細部までよく作りこまれているため、どの角度から眺めていても飽きませんよね。MODO 901以降では、SketchFab用エクスポータが無償でご提供されていますので、SketchFabへの投稿を試されてみてはいかがでしょうか?

SketchFab対応版MODOエクスポータ

 

プラグイン:「Syflex for MODO」

MODO 10からはダイナミクスのソフトボディ機能に対して大きく改善がくわえられていますが、クロスシミュレータとして他の3DCGアプリにも長く対応しているSyflexが、サードパーティ製のプラグインとしてMODOの対応バージョンを発売開始しました:

Syflex for MODO:http://www.syflex.biz/modo.html

syflex同梱のドキュメントに付属しているチュートリアルに沿って早速触ってみましたが、設定も簡単でありながら、スケマティックでも操作も可能になっているので面白い効果も作り出せそうです。チュートリアルは英語ではありますが、図解もありますし、それほど難しく感じることもありません。

Syflex for MODOの価格は$200ですが、既にSyflex for LightWaveをお持ちの方には$150で提供されるようです。Syflex for MODOのウェブサイトにはサンプルとなる動画もアップされていますので、チェックしてみてください!

 

無償プリセット:「GameTextures.com free preset pack」

The Foundry社サイトにおいて、UnrealUnityといったゲームエンジン用にタイリング処理が施されたシームレスなPBRテクスチャを収録したプリセットパックが無償で公開されています。この無償パックには、20種類ものテクスチャパックが用意されており、マテリアルへとドラッグアンドドロップするだけで、Unreal/Unity用のマテリアルをセットアップすることができます。

GameTextures.com free preset pack

試しに、プリセットパックをダウンロードし、MODOへインストールして用意されているプリセットのメッシュへと貼り付けてみました:

game-preset-pack01ただ単にプリセットからドラッグアンドドロップして、マテリアルを適用しただけです。これをFBXで出力し、Unrealの中へと読み込んでみると:

game-preset-pack02MODO内のプレビューと同じようにUnrealでも再現していることがわかります。MODO → Unreal/Unityへの出力を確認するためだけでも、十分にテストサンプルとしてお使いいただけますので、ぜひこの無償のプリセットキットでその再現性の高さをテストしてみてください!

MODOからUnityMODOからUnrealへの出力の流れに関しては、こちらの解説ビデオをご覧ください:

MODOからUnityへの出力

MODOからUnreal Engineへの出力

 

 

 

キット:「aaOcean for MODO 901」

The Foundry社フォーラムにおいて、波を表現するキット「aaOcean for MODO 901」の最新902対応版が公開されていましたので、ご紹介いたします:

aaOcean for MODO 901

このキットでは、デフォーマやテクスチャを組み合わせることで、よりリアルな海の波の表現ができるようになっています。キットにはドキュメントも含まれており、使い方もわかりやすく解説しています。

上記スレッドの最後に最新版のキットをダウンロードできるリンクがありますので、そちらからキットをダウンロードしてください。ただし、インストール時についてくるドキュメントではユーザースクリプトフォルダにキットを入れるように指示していますが、MODO 902ではユーザーコンフィグフォルダに入れないと正しく動作しませんので、902をお持ちの方はその点、ご注意ください。