月別アーカイブ: 2011年12月

アーティスト紹介:richard yot 氏

今回ご紹介するアーティストはロンドン在住richard yot氏です。richard yot氏の持ち味は、なんといっても独創的なキャラクタとCGっぽさを感じさせない世界観でしょうか。

CGっぽさを感じさせないというのは、質感や設定もさることながら、ライティングに気を配っているせいかもしれません。richard yot氏のサイトには、ライティングに関するチュートリアルも公開されておりますので、ぜひそちらも参考にされてみてください↓

richard yot氏のサイト

さて、本ブログも今年最後の更新となります。今年一年、ご愛読いただきまして誠にありがとうございました!来年からはまた新たな気持ちで皆様に情報をお届けできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を!

 

クリスマスキャンペーン延長のお知らせ!

大変ご好評をいただいておりましたmodo 501とrecoilのクリスマスキャンペーンを、29日正午まで延長することとなりました!

物理演算用のプラグインを購入しても、モデルを作ったり設定するのが大変だなと感じられている方は、Luxology社のアセットで公開されているrecoil用のラグドールを使用されてみてはいかがでしょうか?今回、ためしにラグドールをダウンロードし、ぱぱっと簡単なアニメーションを設定してみました。

ラグドールにはひとつひとつのパーツをつなぐ設定などもすべてつけられている状態ですので、設定の参考にしてみてください。

今回のサンプルはほんの20~30分ほどで作ったアニメーションですが、このラグドールを使用した本格的なアニメーションはこちらでご覧いただけます。

他にもいろいろな使用例がありますので、ぜひ製品ページをご参照ください!

物理演算シミュレーション用プラグイン recoil

 

事例紹介:リノベーション案のビジュアライゼーション

サンフランシスコにあるオペラやバレエ用に建築された戦争記念オペラハウスのリノベーションの様子を、modoを使用してビジュアライゼーションされました↓

Diane B. Wilsey Center for Opera from Visualize It Built on Vimeo.

このオペラハウス、元々は1932年に建築されたものですが、今回はこの4F部分を内装リノベーション案がmodoを使用して可視化されています。モデリングもアニメーションもmodoを使って行われており、建物内のモデルはDAZ 3D Studioが使用されています。

このように詳細部分までを克明にビジュアライゼーション化され、ウォークスルーアニメーションが設定されていると、イメージがダイレクトに伝わりますね。

 

modo デモリール公開

様々なアーチストが使っている映像を集約させた modo のデモリールが公開されました!

多くのmodoアーチストからの協力を得て製作されたこのデモリール、いつか国内のユーザーさんたちの映像もデモリールに組み込まれると嬉しいですね!

 

事例紹介:サンタCM

もうすぐクリスマスですね!今回はmodoを活用して製作されたCMをご紹介します。

Norelco: Santa’s New Ride from re:think studios on Vimeo.

こちらは古いCMのリメイクなのですが、製作したのはre:think studios社re:think studios社では今までも作品の75%~80%においてmodoを使用しているとのこと。ちなみにお気に入りのmodoの機能は、作業時間を大幅に軽減してくれるプレビューレンダリングだそうです。

ちなみにこのCMのリメイク前の古いCMはこちらです↓

二つのCMを見比べてみると、リメイク版がいかに古いCMのイメージやテイストを壊すことなく、新たなステキなCMに生まれ変わらせているのかがわかりますね。

 

ホリデーイメージコンテスト2011結果発表!

今年のホリデーイメージコンテスト2011の優勝者が決定しました!

今年の優勝作品はMytrixx氏製作のこの作品↓

この作品では最終の色補正をPhotoshopで行ったものの、それ以外はすべてmodoで製作されたそうです。キレイですねー!優勝するのも納得です。

ホリデーイメージコンテスト2011には他にも本当にたくさんのステキな作品が応募されていました。ここではその一部をご紹介します↓

お気に入りの作品は見つかりましたか?他にもまだまだたくさんステキな作品がありますよ。ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください↓

Holiday Image Contest 2011

 

recoil クリスマスキャンペーン!

Luxology社で行われているrecoilクリスマスキャンペーン、国内でも開始いたします!このキャンペーンでは通常価格25,200円のところ、キャンペーン特別価格として19,800円でご提供します。なんと32%オフ

このmodo上で物理演算シミュレーションを行うプラグインrecoilでは上記動画のように、ひとつひとつのピースを連携させたまま、大きな塊として物理演算を適用することが可能ですので、ただ単にモノがぶつかって、破片が飛び散って終わり、というわけではないのが面白いところですね。

さらにrecoilの開発者であるエリック(Eric Soulvie)さんのインタビューも公開されています。エリックさんはFoundation Imaging (Roughnecks)や ESC (The Matrix 2, 3)、 Blizzard Entertainment、 Weta Digital (Avatar, Jumper, 他 )など、有名なCGプロダクションにプログラマとして在籍し、数多くの映像作品にかかわってきた現場の需要を熟知している開発者です。また、modo自体の開発者としても活動されていた経験を生かし、modoのSDKを使用してrecoilを作られているため、modo本体との連携性が高いプラグインとなっています。プラグインの開発者によるインタビューを直接聞ける機会があるというのも、ちょっと珍しいですね。

このrecoilクリスマスキャンペーン今月25日までとなっていますので、ご購入を検討されている方はぜひこの機会にどうぞ!

 

ユーザープロファイル:グラフィニカ白井氏/後藤氏

今まで建築パース、プロダクトデザインなど、どちらかといえば静止画主体の制作活動をされている方をご紹介してきましたが、今回はがらっと変わって3DCGの映像製作の現場でmodoを活用されているグラフィニカ様にお話を伺ってきました。

グラフィニカ白井氏/後藤氏のインタビュー

現在、数多くのアニメーション作品を手がけられているグラフィニカ様ですが、その製作工程にはmodoが導入されています。映像製作の現場におけるmodoの採用などについて、今までとは少し違った視点でのインタビューとなりました。デザイン、映像製作など、それぞれの全く異なる現場において要求される多様な側面に対応できるのが、modoのメリットのひとつかもしれませんね。ぜひご覧ください!

 

CGWORLD 1月号「ストーブ(前編)」

今月のCGWORLD 1月号のお題は、寒い冬にぴったりの「ストーブ」。今回はその前編部分です。

今月号で取り扱うストーブのモデルでは、今までと比べ、網目状の穴を開けたり、各パーツを結合させたりといった処理が多いため、そのモデリングをどう効率よく整然と行えるのかが解説されています。

この記事を参考に、モデリングしたいモデルを見つけたら、その一つ一つのパーツを頭の中で分解し、どのようなツールを使い、どのような組み合わせでモデリングをすればいいのかのシミュレーションを繰り返していると、効率の良いモデリングパターンが身についてくるかもしれません。どうぞ参考にしてみてください!

 

modo 501 無償セミナー in 名古屋

7月にも行われた名古屋にあるディプロス様主催のmodo 501 無償セミナーが、今月21日(水)も行われることになりました!

このセミナーでは、実際にmodo 501を触っていただきながら、モデリングからレンダリングまでの一連の手順を体験することができますので、modoは手元にあるけれどイマイチ使い方がぴんと来ない興味はあるけれど持っていない、または一連の操作をあわせて聞いてみたい、といった方などに最適なセミナーです。またmodoだけではなく、ZBrushT-Splinesライノセラスといった他ソフトと組み合わせたモデリング方法もご紹介しますので、それらのソフトに興味ある方も必見です。

[modo501体験セミナー及び設計データまでのワークフロー紹介]

日時 : 2011年12月21日(水) 10:00 – 16:00

場所 : 愛知県名古屋市 ディプロス株式会社 セミナールーム
〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-17-6 ナカトウ丸の内ビル5F

定員 : 6名

対象者:modo、もしくはCG系ツールの導入を検討されている工業製品関連のデザイナー・モデラー・設計者の方

受講料 : 無料

内容:製品概要説明(modoとは?) / 基本操作 / 簡単なモデルの作成 / modo、Zbrush、T-Splines、ライノセラスを組み合わせたモデリング

セミナー詳細につきましては、ディプロス株式会社様の以下のURLをご覧ください。名古屋近郊の方はぜひご検討ください!

ディプロス株式会社
modo501体験セミナー及び設計データまでのワークフロー紹介
http://www.dipross-online.com/ca20/44/p-r16-s/