互換ツール」カテゴリーアーカイブ

カラーピッカー:Microsoft PowerToys

Modoに限らず、制作作業などを行っているうちに、便利に使えるカラーピッカー機能が欲しくなるときがありますよね。Macには標準でカラーピッカーアプリが搭載されていますが、WindowsでもMicrosoft社が提供しているPowerToysというユーティリティセットの中にカラーピッカーユーティリティが用意されています:

このPowerToysはWindows上で使える便利ユーティリティソフトがまとめられてあるのですが、その中の一つとしてカラーピッカー機能が提供されています:

もちろんModoでも便利に使えました!

PowerToysには他にも細かいところに手が届くような様々な便利ユーティリティが揃えられています。まだチェックしていなかったという方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

 

ライブストリーミング:「Using Storm to create realistic particle simulations in Modo」アーカイブ

10/21(土) に行われたVFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」開発者によるライブストリーミング配信のアーカイブが公開されています:

Foundry社のModoプロダクトマネージャーGreg Brown氏と共に、Stormのデモンストレーションを行っています。Modoには流体シミュレーションは実装されていないため、その部分を補うにはStormはぴったりなツールと言えますよね。

この配信ではStormOctaneModoの組み合わせで解説していますが、StormからはVDBフォーマットで出力していますので、他の3DCGアプリにも対応可能です。

Stormにはサンプルシーン付きで日本語チュートリアルビデオをいくつも公開いたしておりますので、ぜひ体験版でその動作を確認してみてください:

 

 

ライブストリーミング:「Using Storm to create realistic particle simulations in Modo」

VFXパーティクルシステム「Storm」を使用して、MODOでリアルなパーティクルシミュレーションを制作するライブストリーミングが、10/21(土) 04:00よりライブストリーミング配信されます:

日本国内だとリアルタイムで視聴するにはちょっと厳しい時間帯ですが、配信元となるModo Geekチャンネルでは、これまでもライブストリーミング配信されたものはアーカイブが公開されているかと思いますので、こちらも後から視聴できるはず。楽しみですね!

そもそもStormって?」と思われる方もいるかもしれません。「Storm」は数あるパーティクルツールの中でも、コストパフォーマンスに非常に優れたツールであり、ちょっとしたパーティクルやリキッド表現を使いたいけれど、他のツールを使うのは負荷が高いと思われるような方にピッタリのおススメツールです。無料で使える体験版やサンプルシーン付き日本語ビデオチュートリアルなどもご用意しておりますので、ぜひ一度試してみてください:

VFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」
VFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」:日本語Youtubeサイト

また「Storm」とModoの組み合わせについては、Modoを活用されているCGクリエイター吉開 裕司氏と「STORM-VFX 作品紹介・メイキング」というビデオを公開しております。こちらもぜひ気軽にご視聴ください!

 

 

連携:自動リギングツール「AccuRig」との連携

無償の自動リギングツール「AccuRig」をご存じでしょうか?iCloneなどの開発元であるReallusion社からリリースされているこのツール、Modoでも便利に使えないか試してみました!

まずはサイトからAccuRigをダウンロードして、インストールしてみます:

AccuRig

起動してみると、左側に各ステップが示されています。Modoのお馴染みのサンプルコンテンツSimpleGuyをそのままFBXもしくはOBJで保存し、それをAccuRigに読み込みます。センターラインなどのチェックを行ったら、リグの設定です。体のリグがある程度デフォルトでセットアップされますので、各キャラクタに合わせて、ジョイント部分を調整します。さらに指のリグも用意されていますので、こちらも調整します。左右対称なキャラクタであれば、どちらか一方に設定を行った後で、簡単にミラーリングできますので、それほど手間もかかりません。最終的に用意してあるアニメーションやポーズを適用しては、リグの設定の最終設定を行います。

このソフトの中で簡易的な動きを付けたときのリグの様子というのを確認ができるため、すぐに何度でも調整を重ねることができ、とても効率よく作業できます。このリグを調整した段階で、そのままFBXやUSD形式でエクスポートすることもできますが、さらにActorCoreというサイトに直接アップすることで、設定したリグに対してキャプチャモーションを割り当てることができます。

キャプチャモーションと言えばMixamoなどを思い浮かべると思いますが、このActorCoreのサイトではAccuRigで調整した自分のリグに対して直接モーションを割り当てることができますので、大変便利に使えます。有償のモーションだけでなく、無償のモーションも用意されていますので、今回はその中からテストとしてモーションを割り当ててみました。

問題なさそうであれば、このモーションをFBX形式でエクスポートします。エクスポートしたFBXはModoのなかで読み込みます。

ただそのままでは、リグの動きに合わせたメッシュがおかしくなってしまうでしょう。その場合には、グループタブへと移動し、デフォーマをすべて一つの正規化フォルダの中に入れ込んでしまいます。

これでModoのなかでもAccuRigのリグをきれいに再現できるようになります。

思ったよりもはるかに簡単で手軽に使える仕組みですので、ぜひ一度試してみてくださいね!

2022/11/01に配信したライブストリーミング配信「Modoって?」の中で、AccuRig+Modoのワークフローについて解説していますので、ぜひそちらもご覧ください:

 

 

CADデータ入出力用プログラム集「CAD POWERセット」

MODOには本体プログラムのほかに、様々な機能拡張のためのツール、またライブラリなどが用意されていますが、MODO JAPAN GROUPではさらにそれらの関連するキットやライブラリをひとまとめにしたセット商品をご用意いたしております。今回はその中でも利用される方の多い「CAD POWERセット」についてご紹介します:

この「CAD POWER セット」は以下の4製品をセットとしてご提供しており:

PowerTranslators for MODO
Power SubD-NURBS for modo
Studio Environment Set 1 from 9b studios
Studio Environment Set 2 from 9b studios

CADデータの入出力およびマテリアル集を付属して、それぞれ単体でそろえるよりもお得な価格でご提供しています。これら入出力ツールの優れたメリット・使い方については、ぜひこちらのビデオをご覧ください:

ちなみに、CADデータによってはMODOに読み込んだ後、膨大な数のポリゴンパートができてしまっているケースがあります。そのような場合には、簡単にポリゴンパートを削除する方法もFAQに掲載してありますので、ぜひそちらもご参照ください:

CADデータを読み込むと膨大な数のポリゴンパートができてしまう

 


リリース:V-Ray Next for MODO

GWに入る直前にアナウンスされた「V-Ray Next for MODO」リリースのニュースを受け、今年の長いGW期間中はV-Ray Nextを触り倒したぞ!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

改めまして、「V-Ray Next for MODO」リリースされました!

https://www.chaosgroup.com/vray/modo

https://oakcorp.net/archives/9837

こちら2018年12月1日以降に V-Ray for MODO を新規に購入いただいたユーザーに対しては、 V-Ray Next for MODOに無償アップグレード可能だそうです。

V-Ray Next for MODOは体験版もご用意されています。使い方はぜひこちらのやってみた動画を参考にしてみてください:

https://www.youtube.com/watch?v=zUyCMBU8ktE&list=PLMNOzsYR9PTOO5Ymu2Rs3vrKLbvBnrz-U

様々な素敵新機能が追加されているV-Ray Next for MODO、ぜひお試しください!

 

マテリアル集:「VizPak: Architecture for Vray and Octane in Modo」

Richard Yot氏が手がけるマテリアル集に、新たにレンダリングプログラムV-RayOctaneに対応したマテリアルがリリースされました:

https://www.pixelfondue.com/blog/2018/5/9/vizpak-architecture-for-vray-and-octane-in-modo

これらはインテリアや建築向けに作成されており、Richard Yot氏の長年の研究・制作活動を経て生み出されたビジュアライゼーションに最適なマテリアルです。

最近ではMODO標準のレンダラーではなく、V-RayOctaneレンダーを使われる方も増えてきているかと思いますので、こういったマテリアル集は大変貴重なものではないでしょうか。下記画像はこのマテリアル集を使ったOctaneおよびV-Rayのレンダリング画像だそうです。ステキですね。

変換ツール:「MaxtoModo」

制作作業を行う中で、複数のツールを併用されることも珍しくないかと思いますが、重要になるのがデータの互換性ですよね。今回は3dsMaxとMODOとを併用されるユーザーさんに強い味方となる変換ツール「MaxtoModo」をご紹介します:

http://www.3dtoall.com/products/maxtomodo/

単にデータを3dsMaxからMODOへと送信するだけでなく、VRayもサポートしているとのことなので、VRayユーザーにも無駄なくお使いいただけるツールとなっているのではないでしょうか?

現在、40%オフの$29で提供されているようです。24時間返品保証されているようですので、ご興味のある方は試す価値は十分あるかもしれませんね。ぜひこちらをご覧ください!

MaxToModo v1.1

 

キット:「After Effects I/O Bridge」

MODOとAfterEffects間のデータのやり取りを可能にするキットは以前から配布されていましたが、今回新たなチュートリアルビデオと共に、最新のプログラムが公開されることとなりました:

After Effects I/O Bridge

このキットを使えば、MODOとAfterEffectsの間でシームレスな入出力を可能にしてくれます。MODOから3Dレンダーされた要素をAfterEffectsの合成で使用できるようになるだけでなく、カメラモーションを行き来させたり、AfterEffectsのNULLをMODOのロケータへと変換したり、さらにはAfterEffectsのSolidsを単一の板ポリゴンとしてMODOへと持ち込むことが可能です。

このキット、MODO 801以降のバージョンをお持ちの方であれば、弊社ダウンロードリストの中で無償でご提供いたしております。弊社ダウンロードリストの中で提供している中には、本キットのインストール方法および基本的な使用法法を日本語で解説したビデオも付属しております。AfterEffectsとの連携を試みる方には必須ともいえるキットですので、ぜひお試しください!

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

 

チュートリアル:「V-Ray for MODO – Quick Start: Intro」

先日、V-Ray for MODOのクイックスタートビデオとチュートリアルのドキュメントが公開されていましたので、ご紹介いたします:

http://docs.chaosgroup.com/display/VRAYMODO/V-Ray+for+MODO+QuickStart+-+Intro

どちらも英語で解説されていますが、それほど難しい操作ではないので、十分理解できるのではないでしょうか。正式リリースの時期についてはまだ決まっていないようですが、このビデオを見る限り、そう遠くない時期かもしれません。リリースが待ち遠しいですね!