月別アーカイブ: 2011年5月

HDREキット

今回紹介するキットはシリーズ物3種類、HDRE Moofe/HDRE Urban/HDRE Landscapeです。

これらのキットはEnvironmentsのコレクションとなっており、様々なシーンを提供してくれます。

下図ではデフォルトで同梱されるアイテムRhoinocerosを使用して、この三つのキットで提供されているそれぞれのEnvironmentを使用してレンダリングしてみました。

HDRE Urban
HDRE Landscape
HDRE Moofe

何もマテリアル設定をしていないRhoinocerosですが、それぞれその場の日の光や空気が感じられるような仕上がりになっています。何も設定していないデフォルトの状態でさえこのレベルの設定が行えますが、もちろんこのEnvironmentsではさらに細かな設定を行うことで、濡れた路面を表現したり、幾種類も用意されている背景画像へと置き換えたりといった処理が可能です。

ワークフローのビデオも用意されておりますので、使い方も簡単です。ぜひ各ページに用意されているギャラリー(HDRE Moofe/HDRE Urban/HDRE Landscape)をご覧ください。

 

カメラ用便利プラグイン:sl_customres

Luxology社のmodoフォーラムでは、ユーザー達が自作の便利プラグインをフリーで公開してくれることがあります。今回は、そんなフリーの便利プラグイン sl_customres をご紹介します:

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=55301

このプラグインは、解像度や被写界深度、モーションブラー、ステレオスコピックの設定をカメラ毎に持たせ、ボタン一つでレンダー設定へと反映してくれるプラグインです。複数カメラに対して異なる設定を持たせたい場合には、大変重宝します。

インストール方法はいたって簡単です:

  1. まずは上記フォーラムよりプラグインをダウンロードし、ローカルディスクにコピーしたら、圧縮ファイルを解凍し、中にあるフォルダ sl_customres を任意のフォルダへとコピーしておきます。
  2. 次に、modoを起動し、システムメニューからユーザースクリプトフォルダを開くメニューをクリックし、ユーザースクリプトフォルダを開きます。
  3. コピーしておいたフォルダ sl_customres を、このユーザースクリプトフォルダにコピーし、modo を再起動します。

インストール手順はたったこれだけ。あとは、アイテムツリーからカメラを選択すると、プロパティに custom resolution というカテゴリが表示されるようになります。

Add Custom Resolution ボタンをクリックと、設定が表示されるようになりますので、このカメラに対する設定を行います。Set As Render Camera ボタンをクリックすると、これらプロパティの設定がレンダー設定へと反映されるようになります。これらの設定は、各カメラ毎に対して保存されますので、レンダリングするカメラを切り替えるたびに手動で解像度などを設定する必要がなくなり、時間と手間を省いてくれます。

複数カメラで異なる解像度などを多用する方に、お勧めのプラグインです。

 

SES1/スタジオ環境セット 1

今回はSES1/スタジオ環境セット1をご紹介します。

このキットでは様々な環境(Environments)をプリセットとしてご提供しています。環境の設定は、リアルかつ高品質な画像を追及していくうえで、非常に重要な要素です。素晴らしいマテリアルを設定していたとしても、環境次第ではその素晴らしさを100%表現しきれないかもしれません。このキットでは高解像度のHDRイメージが使用されており、あらかじめ球面マッピングで整えられた状態で提供されているため、ユーザーは自分でいちから設定を行うことなく、簡単に高精度の環境を手に入れることができます。

また、上記動画でもわかるとおり、プリセットには設定を簡単に変更・修正するためのリグが組み込まれています。このため、自分でさらにプリセットをカスタマイズしたり、お望みの環境へと追及していくことが可能になっています。

簡単に、modo 501で提供されているコンテンツを使用して比較してみました。

上側はデフォルトの状態の環境、下側はSES1で提供されている環境を適用しています。レザーの質感が、よりリアルな感じで表現されるようになりました。これはあくまで比較のために簡単に適用しただけですが、ご紹介したようなリグを使えば、さらに品質を高めていくことが可能です。

もちろん、modo 501ではじめから提供されている環境も素晴らしいものがありますが、様々なシーンに対応する環境を、より簡単に、時間をかけることなく、さらにリアルな画質を求めるのであれば、SES1の導入をぜひご検討くださいませ。

 

Typecast!

Brad Peeblerがイベントなどで多忙なため、先週からLuxologyのDavid TracyがFriday Updateで最新情報を更新してくれています。写真がDavidです。

フランスのmodoコミュニティ

Luxologyのユーザーは世界中にたくさんいますが、特にヨーロッパにはたくさんのmodoコミュニティがあります。フランスで新しくmodo.logy.frというフォーラムがオープンしました。このコミュニティサイトにはたくさんのmodoに関するリソースが公開されています。リソースのアクセスにはアカウントの作成が必要です。

Bentleyユーザーカンファレンス

5月23日から26日まで、フィラデルフィアでBentley社のユーザーカンファレンスが開催されます。Luxology社は、BentleyのCADシステムにレンダリングエンジンをOEMで提供しており、このカンファレンスに参加いたします。

Be Together The Bentley User Conference  May 23 – 26, 2011Pennsylvania Convention Center Philadelphia

インターネットアバターコンテスト

以前の投稿でも紹介いたしましたLuxology主催のインターネットアバターコンテストに、投稿が始まっているようです。優勝者にはワコムのIntuos4とmodoの次期メジャーバージョンのフリーアップグレードとベータ版へのアクセス権が貰えるそうです。締め切りは6月10日の午後5時です。オープンフォーラムのLuxology Internet Avatar Contest startsに作品を投稿することで、このコンテストにエントリーされます。

Felicia Day

N.P.H.

PACK/Package Design and Construction Kit

今回ご紹介するのは、PACK/Package Design and Construction Kitです。

このPACKキットは文字通り、パッケージデザインを簡単に行うためのキットです。パッケージデザインを作るのに必要となるありとあらゆる様々な形状をあらかじめ用意しているだけでなく、パッケージキット専用のメニューも用意し、簡単に形状の厚みなども変えていくことができるようになっています。

あらゆるパッケージ形状が揃えられてありますので、いちから自分で作り上げていく必要はほとんどありません。似たような形状をプリセットから選び出し、望みどおりの形状へと近づけていくだけです。箱の形状、それに合った蓋の形状、といった具合に、それぞれがいくつものバリエーションを持っているため、無限の組み合わせが可能になっています。

このPACKキットを使い始めるに当たり、重要なことは2点だけ。一つはPACK専用メニュー”PACK Utilities”をキーに割り当てること、もう一つはレイアウトのビューポートで作業を始めること。英語版であっても、PACKキットの概要を説明しているPACK Overviewビデオは、どういう準備が必要なのかを丁寧に解説してくれており、とてもわかりやすいビデオになっています。またチュートリアルも用意されていますので、一通りビデオを見ながら作業をすれば、使い方が習得できるようになります。

PACKSplashKit、さらに質感を設定するためのPADキットを使って、実際に簡単に作ってみました。

プリセットに入っている形状をもとにしてトライしてみただけですが、このPACKキットをまったく触ったことがなくても、数十分とかかりません。パッケージデザインなどに時間を割くケースが多々あるようであれば、ぜひこのPACKキットをご利用ください。

 

 

SolidWorks Kit

2011/05/13より販売開始された英語版キットのうち、今回はSolidWokrs Kitをご紹介します。

このSolidWorks Kitでは、SolidWorksユーザーがmodoで作業する場合に、データをよりスムーズに移行し、すぐに凝った質感やレイアウトを設定し、望みどおりのレンダリング結果を生み出せるようにするための様々なツールやプリセット集を一つにパックしたキットになっています。

二つの異なるツールを使いこなそうとするときに、ネックとなってしまうのが、全く新しいユーザーインターフェイスや操作感になじめないという点があげられますが、このキットではmodoになじみのないSolidWorksユーザーが戸惑うことなくmodoで作業できるように、専用のGUIが用意されています。また、あらかじめこのキットには膨大なマテリアルや環境が用意されているPADキット(Product and Automotive Desig)とSES1キット(Studio Environment Set1)もバンドルされているため、SolidWorksから読み込んだデータに対して、いちから自分で質感などを作りこんでいく必要はありません。

このキットを詳しくウェブサイト上で解説したウェブセミナーの模様も公開されていますので、ぜひご覧ください。

 

modo キット 英語版(9種類) 販売開始!

本日(05/13)より、modo用キット英語版(9種類)の販売を開始いたしました!

リリースされたのは、以下の9種類となります:

これらのキットを手に入れることで、いちからシーンの全てを構築しなくても、シチュエーションにあったライティングや環境、モデリングデータなどをすぐにお使いいただけるようになります。

どのキットも英語版ですが、日本語環境で問題なくお使いいただけます。また各キットにはドキュメント(英語)や使い方を説明するビデオ(英語)が同梱されておりますので、インストールしてすぐにでも使い始めることが可能です。

各キットに関する詳細は、それぞれ専用の解説ページをご覧ください。随時、このブログでもご紹介していく予定です。

 

modo セミナー “Macで3D 3″

05/12 AppleStore心斎橋にて日比隆志氏によるmodoセミナー”Macで3D 3″が行われました。

セミナーの講師を務めるのはチュートリアルビデオシリーズでおなじみの日比隆志氏:

ヘッドフォンの図2枚を背景に置き、モデリングからレンダリングまでの一連の作業を、実に1時間10分程度という短時間で実演してくださいました。

背景図に合わせて、まずはモデリングです。

modo 501から搭載されているPSUB(Pixar社のサブディビジョンサーフェイス)とエッジウェイトを組み合わせて、硬い部分をモデリングした後は、耳あての部分のしわをマルチレゾリューション・スカルプト機能で再現していきます。

モデリングが終了したら、マテリアルを適用します。今回は2011/05/13より英語版がリリースされる豊富なマテリアルプリセット集PAD / Product and Automotive Design Kit (プロダクトと自動車デザインキット)を利用されていました。

ドラッグアンドドロップで各マテリアルを適用した後はレンダリング。

ここまでの工程を、約1時間強で仕上げた後は、参加者の皆様からの質疑応答に丁寧に答えていらっしゃいました。

目の前であっという間に精巧なモデルが完成していく様を、参加者の皆様が真剣な表情で食い入るように見つめていたのが、とても印象的なセミナーでした。

日比様、本当にお疲れ様でした。次回はぜひ、大阪以外の場所でもお会いできるのを楽しみにしております!

 

modo for SolidWorks Kits Webinar

4月の19日と28日に、Paul McCrorey氏によってWebinarの形式で行われたmodo for SolidWorksキットのセミナーの内容がYouTubeムービーとして公開されました。
modo for SolidWorksキットは、主にPhotoView360を利用していたSolidWorksのユーザーがmodoにステップアップするときに便利な機能を搭載したキットで、PADキット(Product and Automotive Desig)とSES1キット(Studio Environment Set1)もバンドルされています。

Webinarは、GoToMeetingのGoToWebinarというサービスを使ったWebセミナーです。これは仮想デスクトップの技術をベースにしており、自分のPC上でフルサイズのデモ画面を見ながらリアルタイムのセミナーを視聴することが可能です。今後もLuxologyではWebinarを使用したWebセミナーが企画されていくと思います。

 

 

ハドリアヌスの長城のバナー

北イングランドにあるRoman Army Museumでは歴史的建造物であるローマ帝国の国境線ハドリアヌスの長城を来館者に説明するために長さ20メートルの巨大なバナーを制作するプロジェクトがありました。この全長20メートルのバナーの制作にmodo 501のモデリングツール、UVツール、レンダリングが活躍いたしました。

バナーのアートワークでは34,000 x 7,000 ピクセルのレンダリングが必要とされました。また、3Dモデルのディーテールでは、modo 501で新しく搭載されたマルチレゾリューションスカルプティングも活躍したようです。

 

Twelve Meter Banner Depicting Hadrian’s Wall Created with modo 501 (Luxology Press Release)