月別アーカイブ: 2022年2月

制作事例:受話器・本棚・スチールキャビネット

Modoを使って、受話器や本棚、スチールキャビネットをモデリングする様子を公開されている動画がありましたので、ご紹介いたします:

こちらアクションセンターとブリッジを使って、キレイにモデリングされてますね!

モデリングもそうですが、UVの展開・整理の仕方が非常に丁寧に行われます。

他の方のモデリング作業は、自分がModoを習得していくうえで得るものが大変大きいのではないかと思います。ぜひこちらの動画、参考にしてみてください!

 

トレーニング:「MODO 体験トレーニング」03/09(水)開催!

Modo初心者・未経験者の方を対象とした2時間無償の体験コース「MODO 体験トレーニング」を03/09(水)開催いたします:

こちらの体験コースでは、Modoの概念から基本操作をモデリングからレンダリングまで通して一通りを2時間でご紹介いたします。「Modoはどんなソフトなのか興味はあるけれど、まずは試してみたい!」という方は、Modo体験版と併せてぜひこの体験トレーニングをご利用ください。

Modo 体験版お申し込み

Zoomを利用したオンライントレーニングですので参加場所を問いません。またチャット機能でリアルタイムに質疑応答が可能ですので、疑問点もその場で解決することができます。全く触ったことがないという方も、しばらく触っていなくて操作方法を忘れてしまったという方も、ぜひ気楽に参加してみてください!

 

ユーザープロファイル:鈴木 朗氏

様々な制作現場で使われているModoですが、今回は映像制作においてModoをご活用いただいているCGディレクター鈴木 朗氏にお話を伺いました:

鈴木 朗氏 インタビュー

鈴木 朗氏はCGディレクターとして様々なお仕事でModoを使われている他、個人制作作品として発表されている自主制作短編アニメ「地下城の魔物」(Horror of the Underworld)が、バッファロー・ドリームス・ファンタスティック映画祭で「優秀アニメーション作品賞」を受賞するなど、活躍の場を広げられています。

Modoをモデリングやレンダリングで使われるほか、実写との合成やパーティクルなどのエフェクト関係もかなりお使いいただいていて、本作品内でもパーティクルのフロッキング機能を利用した表現が見事に使われています。

現在、米国の配信サイトXUMOにて作品公開中とのこと。日本公開も待ち遠しいですね!:
https://www.xumo.tv/channel/9999300/alice-movies?v=XM05SAEEIR8DRL&p=9215

 

 

キット:「UVPackKit」

一つ上のUVパック処理を実現してくれるキットが公開されていましたので、ご紹介いたします:

https://github.com/Hazelight/uvpackit/releases/tag/v1.1.0

インストールはとっても簡単!上記サイトからuvpackit.lpkをダウンロードし、ダブルクリックするか、起動中のModoにドラッグアンドドロップするだけです。

このキット、何が優れているかというと、例えば下記のようなモデル:

こちらをアトラスでUV展開してみると、標準ではこんな感じに展開されます:

もうちょっと効率よくUVが展開されるように、標準のパック処理を適用してみると:

こんな感じです。ぴったりと収められてはいますが、こういった穴が開いているような形状の場合、円の内側にはUVが収められず、スカスカしている感じになって、空間がちょっともったいない感じがしますよね。

ここでuvpackkitの登場です!インターフェイス右下にあるコマンドフィールドに uvp.pack と入力してみましょう:

そうすると、各種パラメータを指定するダイアログが出てきますので:

とりあえずそのままOKボタンを押してみると、このキットでパック処理された結果は:

こんな感じで円の内側にもぴったりとUVが収められることで、よりUVを効率よく展開できているのがわかります。

こちらModoの対応バージョンは13.2v1からということですので、最新版をお使いでない方でもご利用いただけるかと思います。もうちょっとパック処理が効率よく行えればなと思われる方は、ぜひこちらのキットを使ってみてください!

 

 

機能紹介:花火のようなパーティクルとコンストレイント

02/15(火)に配信されたModoライブストリーミング「Modoって?」では、柳村氏吉開氏がパーティクルに関する素敵機能を利用した作品を紹介されていましたが、ご覧いただけましたでしょうか?

柳村氏によるパーティクルを利用した色とりどりの花火の表現

吉開氏によるパーティクルコンストレイントを使った映像表現

Modoのパーティクル機能はいろいろな機能が揃えられており、かなり面白い表現もかのうになってるんですよね。

何をやっているのか難しくてよくわからないという方は、より基本的な個所を説明した日本語解説ビデオをご用意いたしておりますので、ぜひそちらをご覧ください:

花火のようにパーティクルからパーティクルを連続して放射するには」

コンストレイントを使ったパーティクルの吸着方法

メイキング:「Keep RUNNING AWAY!!」「Is Gerald a MONSTER?!」

Modoライブストリーミング配信でもお馴染みのクリエイターMatt Meersbergen氏が制作しているEggtop博士のYoutube Shortシリーズ、ご存じでしょうか?爆発的な再生数を誇るこの大人気コンテンツのメイキングをお送りするライブ配信のアーカイブが公開されています:

これらのコンテンツ、実写との合成がすごくよくできているなぁと思っていたのですが、トラッキングソフトSynthEyesを使用して実写映像からトラッキングを行い、そのデータをModoに読み込んでアニメーションを作成、最終的にAfterEffectsで合成作業を行っているそうです。

この部分どうしてるんだろう?など、直接Matt氏に質問してみたいという方は、ぜひ本日(02/15(火))配信予定のModoライブストリーミング配信「Modoって?」にご参加ください!Youtubeのチャット機能からご質問いただけたら、その場でMatt氏が答えてくれるはず。ぜひ気楽に参加してみてくださいね!

リリース:「TMSCAM2.2」最新バージョン公開!

国内において数多くのアニメーション作品を制作されているテレコム・アニメーションフィルム社のCGI制作部が MODO用に特化したインハウス・ツールとして開発を続けてきた「TMSCAM」の最新バージョン2.2が公開されました:

このバージョン2.2では、オリジナルの作画フレームを手早く制作できる新機能「TmsCam Sheet Editor」の他、使い勝手を向上してくれる様々な機能が搭載されています。

多くの方がこのTMSCAMをご利用いただけるよう、チュートリアルビデオなども各種ご用意しておりますので、2Dと3Dをつなげてくれるこの「TMSCAM」にご興味を持ちの方は、ぜひダウンロードの上、お試しください。

 

アーカイブ:「Live Stream | MODO in Japan」

Modoを活用して様々な作品を生み出されている日本国内のクリエイター様にフォーカスを当て、その作品をワールドワイドにご紹介しよう!という試みの元、PixelfondueGreg Leuenberger氏と、Modoライブストリーミング配信「Modoって?」でもお馴染みのMatt Meersbergen氏によるライブストリーミング配信が02/05(土) 08:00より行われました:

ご提供いただきましたどの作品も大変興味深く、素敵な作品がいっぱいです。また、ひとことでModoを活用しているといっても、ユーザー様によって様々な分野、様々な用途など多岐にわたっており、見ているだけでも参考になる部分も多いのではないかと思います。

今回のこのビデオ作成にご協力いただきました皆様、改めまして本当にありがとうございました。時間の都合上、一部ご紹介できなかった作品やコメントなどもあり、大変申し訳なく残念ではございますが、またできれば第2弾なども行えればと思っておりますので、さらにより多くのクリエイター様の作品を多くの方に知っていただけるよう、MODO JAPAN GROUPでも活動を続けていければと思っております。

 

 

Modo 15.2 新機能紹介【バージョン15.2で拡張されたModoプリセット機能】

先日バグフィックスバージョンがリリースされたModo最新バージョン15.2では、新たにプリセット機能に大きな拡張が加えられています。

バージョン15.2で拡張されたModoプリセット機能

この機能拡張により、マッピングされている画像ファイル等、関連するアイテムをパッケージ化して一つのプリセットに保存し再利用したり、リグをひとまとめにして保存することができますので、複数スタッフのチームによる作業におけるデータの共有であったり、またリグの便利パーツをプリセットで気軽に読み込んで使えたりと、活用できる場面がさらに大きく広がるかと思います。

 

アーカイブ:MODOモデリングウェビナー「はじめてのキャラクターモデリング(その2)」公開!

1月28日(金)に開催いたしましたキャラクタモデリングのウェビナー「はじめてのキャラクターモデリング(その2)」のアーカイブ映像を公開いたします:

第1弾では下絵をもとにキャラクタ頭部のモデリングを行いましたが、この第2弾ではキャラクタの髪の毛のモデリングを行っています。モデリングを行うにあたり、様々なツールの組み合わせであったり、髪の毛の房の便利な作り方であったりを、丁寧に解説しながら実際に作っていく様子がご覧いただけます。

モデリングにおいてはこれが正解!といった手法が存在しているわけではなく、また目的を達成するための手法もひとつだけしか存在していないというわけではありません。ぜひこういったウェビナーで実践的に使えるモデリング手法を習得し、さらにモデリングの幅を広げてみてはいかがでしょうか?