月別アーカイブ: 2023年3月

パーティクルシミュレーションツール「STORM」リリース!

Modoにもパーティクル機能はありますが、流体シミュレーションなど中にはModoだけでは実現するのが難しい表現もあります。そんなときに便利に使えるスタンドアロンのパーティクルシミュレーションツール「STORM」をこの度、(株)ディストーム/MODO JAPAN GROUPにて取り扱い開始いたしました:

パーティクルシミュレーションツール「STORM」

STORMは流体・パーティクルだけに限らず、クロスや煙、炎(現時点は実験的機能)といったシミュレーションも用意されており、様々な活用方法が期待できるソフトです。

プログラムは英語版ですが、日本語クイックスタートガイドおよび100分を超える日本語ビデオマニュアルを付属しており、アプリ習得をサポートします。

パーティクルシミュレーションツール「STORM」 ビデオマニュアル(抜粋)

かなり直感的に使えるアプリですので、基本さえ押さえてしまえばそれほど複雑な知識は必要ありません。何よりSTORMの強みはそのコストパフォーマンス!パーティクルシミュレーションを行える専門ツールは他にも優れたツールがいくつもありますが、STORMはそれらと比較し、非常に安価であるにもかかわらず、望む結果を簡単な操作で手軽に得られる貴重なツールとなっています。

STORMはスタンドアロンアプリであり、業界標準フォーマットをサポートしていますので、ほぼすべての3DCGアプリとの連携が可能です。もちろんMODOとの連携もバッチリ!MODOからのデータを入力し、STORMでシミュレーションを行った後、その結果をMODOに読み込み戻すことが可能です。MODOとSTORM間のデータ入出力に関しては、詳細を解説した日本語解説ビデオをご用意いたしておりますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

ModoからSTORMへのデータ出力およびSTORMからのデータ入力

STORMのメーカーサイトにはデモ版(体験版)が用意されていますので、ぜひお使いのマシンでその実用性を実際にお試してください。デモ版(体験版)ではデータの出力はできませんが、メーカーサイトにSTORMから出力されたAlembicおよびVDBのサンプルファイルが用意されていますので、お使いの3DCGソフトで出力されたデータが取り扱えるかどうか、確認してみてください。

 

 

ユーザープロファイル:加藤 智幸氏

Modoを様々な場面でご活用いただいているユーザー様からお話を伺うユーザープロファイル、今回は3DCGコンテスト「MODO デジタルフードアワード #MadewithMODO」で最優秀賞を受賞なされた加藤 智幸氏にお話を伺いました:

株式会社CAMOO 加藤智幸氏 インタビュー

とっても素敵な作品ですよね!この作品を作る際に注意された点だけでなく、本業のお仕事でのModoの活用方法などについてお話しいただいています。ぜひご一読ください!

また「MODO デジタルフードアワード #MadewithMODO」では、他にもユーザー様から素敵な作品を応募していただいております。まだ見たことがないという方は、ぜひそちらもご覧ください:

MODO デジタルフードアワード #MadewithMODO

 

 

チュートリアル:「Geometry from Puzzles」

Modoバージョン10から搭載され、バージョンが上がるごとに大きな進化を遂げているプロシージャルモデリング機能ですが、この機能をフルに活用しModoの中でパズルを生成するチップスが公開されています:

動画だけでなく、サンプルシーンもGumroadで購入可能になっていますので、より詳細をじっくり確認したいという方は、手に入れてみてはいかがでしょうか?

サンプルシーン:https://cgalexpro.gumroad.com/l/ofjfd

プロシージャルモデリングは敷居が高いし難しそうと思っている方は、MODO JAPAN GROUPが無償でご提供しているトレーニングビデオ「MODO トレーニングビデオシリーズ プロシージャルモデリング編」をぜひご活用ください:

また他にもプロシージャルモデリングを用いた作例なども、<機能紹介・チップスサイト>の方で数多くご紹介しておりますので、ぜひそちらもご覧ください:

<機能紹介・チップスサイト>プロシージャルモデリング編

 

 

Modo16.1 新機能紹介【メッシュ同士の交差箇所をジオメトリ化するデカールシーム機能】

Modoバージョン16.1ではメッシュ同士の交差部分をジオメトリとして抽出してくれるデカールシーム機能が搭載されました。

メッシュ同士の交差箇所をジオメトリ化するデカールシーム機能

ジオメトリはカーブの状態であっても、また面の状態であっても抽出可能です。プロシージャルモデリングなので、重なり合う部分がアニメーションすると、交差箇所もアニメーションするので、アイデア次第で面白い表現もいろいろできそうです!

 

 

チュートリアルビデオ:「CCTV camera in Modo」

CCTVカメラのモデリングからレイアウトまで、細かく紹介されているビデオが公開されていましたのでご紹介します:

CCTV camera in Modo

作者であるPolyPaul氏のチャンネルには、他にもカメラシャッターやウォーターフィルターなどをモデリングのみならず、簡単なアイテム同士のレイアウト設定をなど、学べるところがたくさんありそうです。見ているだけでヒントになりそうなテクニックが詰まっていますので、ぜひ作業のお供に視聴してみてはいかがでしょうか?

 

 

Modo16.1 新機能紹介【モーフとの組み合わせが可能なパーティクルクローン】

Modo 16.1で追加された新機能の中でも、特に面白い機能なのが今回ご紹介するパーティクルクローン機能です。こちらは一見、リプリケータと似たような機能に見えますが、リプリケータとは異なり個別に編集したり、デフォーマを適用することができます:

モーフとの組み合わせが可能なパーティクルクローン

リプリケータとパーティクルクローン、それぞれにメリット・デメリットがありますので、それぞれの特性に合わせて、必要な機能を選ぶようにしてください。

 

 

Modo16.1 新機能紹介【追加拡張されたブーリアンオプションによるカーブモデリング】

カーブによるモデリングは大変便利で、使いこなすと使用頻度も格段に上がってきますよね。Modo最新バージョン16.1でも、既存のカーブブーリアン機能にさらに便利になるオプションが追加されました。

追加拡張されたブーリアンオプションによるカーブモデリング

カーブブーリアンで交差部分をクリアにできると、さらにそこからフリーズしたり、面を貼っていったりといったモデリング操作もエラーが生じることなくスムーズに進められるようになります。カーブはあまり使わないといった方は、ぜひモデリングなどにカーブを活用してみてください!

 

 

キャンペーン:「春のお得なキャンペーン」2023年3月7日(火)から!

Modo最新バージョン16.1がリリースされ、その便利さに「Modoを使ってみようかな」、または「メンテナンス期間が切れていたものを、最新バージョンにしてみようかな」と思われた方も多いのではないでしょうか?

そんな方にご要望にお応えすべく、本日03/07(火)から「春のお得なキャンペーン」を開催いたします!

キャンペーン期間:2023年3月7日(火)から2023年4月27日(木)まで
キャンペーン製品
MDOO サブスクリプション/1年間
107,800円(税抜 98,000円) 22,000円OFF
MODO サブスクリプション/1年間+トレーニング
118,800円(税抜 108,000円) 19,800円OFF
MODO メンテナンス/更新・再契約
118,800円 (税抜 108,000円) 11,000円OFF

上記の通り、対象となるのはサブスクリプションの新規ライセンスとメンテナンス更新・再契約。最新バージョン16.1を含め、各バージョンで追加・改修された機能の一覧については、日本語解説ビデオにて紹介いたしておりますので、ぜひこちらのサイトもご覧ください:

Modo バージョン16 新機能
Modo バージョン15 新機能
Modo バージョン14 新機能
Modo バージョン13 新機能
Modo バージョン12 新機能
Modo バージョン11 新機能

まずは機能を確認してみたいですよね。体験版も公開いたしておりますので、ぜひご利用ください:

Modo 16 体験版お申し込み

 

 

Modo16.1 新機能紹介【シームレスなテクスチャマッピングを可能にするトライプラナー投影】

UVを使うと、意図したとおりに望む場所へと画像をマッピングすることができますが、形状によってはUV展開がそう簡単ではない場合もありますよね。平面マッピングの方がキレイにできそうだけれど、3軸同時にマッピングしたいといった場合にはうまく使えないという場合もあります。そういったケースにぴったりなので、今回実装されたトライプラナー投影です:

シームレスなテクスチャマッピングを可能にするトライプラナー投影

手軽にシームレスなテクスチャマッピングを実現するならぴったりな機能です。他のアプリにデータを持っていく場合には、UVにベイクしてしまえば問題ありませんので、ぜひ便利に使ってみてください!

 

 

Modo16.1 新機能紹介【ダイレクトモデリングにおける新しい選択方法:フォールオフ選択】

Modoには様々な選択方法がサポートされていますが、Modoバージョン16.1ではさらにフォールオフによる選択方法が追加されました。

ダイレクトモデリングにおける新しい選択方法:フォールオフ選択

リニアフォールオフやラディアルフォールオフなどは視覚的に選択しやすく、また頂点マップによる選択も大変便利に使えます。他の選択方法と合わせ、望むエレメントを最短で選択できる一つの方法として、ぜひご活用ください。