月別アーカイブ: 2012年12月

チュートリアルページ プチリニューアルのご案内

皆様方にご愛顧いただいておりますLuxologyJPサイトですが、このたびチュートリアルページがプチリニューアルを果たしました↓

LuxologyJP チュートリアルページ

どなたでも必要なチュートリアルを手にとっていただけるよう、それぞれカテゴリを初級編/機能編/チップス/アーティスト編/キット・プラグイン解説編と分けています。特に現在大変な人気を頂いており告知後すぐに定員人数に申し込みが達してしまう初級トレーニングに関しましても、都合によりご参加いただけない方のために、初級トレーニングで行っている内容をビデオに収録し、来年頭から順次アップしていく予定でおります。

まだまだ内容的にも不十分ではありますが、これからもっと充実させてまいります。このブログで紹介した機能やチップスなども、あらためてチュートリアルページに記載するようにいたします。どうぞお楽しみに!

さらにmodoをまだ触ったことがないという方のために、新たに体験版のページをご用意いたしました↓

modo 601 体験版ページ

英語版(無償)もしくは日本語版(有償)、どちらでも必要に応じてお選びください。

また年末年始のお休みにmodoを存分に触っていただこうと、現在、年末特別価格キャンペーンを実施中です!

modo 601 年末特別価格キャンペーン

modoを手に入れ、チュートリアルページを見ながら、じっくり触ってみませんか?もう1ライセンス欲しいという方も、この機会に是非ご検討ください。

さて、今回が今年最後のブログ更新となります。今年もまたいろんな方に温かく支えていただきながら、活動していくことができました。LuxologyJPスタッフ一同、厚く御礼申し上げます。来年もまた、modoに関する様々な情報をお届けできるよう、精一杯頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、良いお年を!

 

コンテスト:ホリデーイメージコンテスト2012結果発表!

毎年Luxologyが行っているホリデーイメージコンテスト、今年の優秀作品が決まりました!

modoのロゴだけじゃなく、Luxologyとの合併を発表したThe Foundry社の主要製品であるNUKEやMARIなどのロゴもみえますね。今にも食べられそうなオイシそうな作品ですねー。

またこの作品以外にも、たくさんのステキなイメージが集まっています:

それぞれの作品の製作過程が見られるのもとっても面白いです。カラフルで心楽しくなるような作品に毎年出会えるこのコンテスト、来年はぜひ皆さんも参加してみてください!

 

チュートリアル:粉砕

modoに搭載されているダイナミクス機能recoilを効率よく使うためのチュートリアルが、LuxologyTVにて公開されています↓

http://www.luxology.com/tv/training/view.aspx?id=664

流れとしては、以下の通り:

1. テキストツールで文字ポリゴンを作成
2. スライスツールで切れ目をつくる
3. ポリゴンを全選択しべベルツールでビューポートをワンクリック
このとき厚みをつけることなく、グループ化オプションオフにすること!
4. 移動ツールで選択ポリゴンを上に押し上げ
5. 選択を反転して作られたポリゴンを削除
6. 今度は厚みツールで厚みを作る
7. 文字の各パーツを一つ一つのメッシュとして分解させるために以下のスクリプトを使用:
http://www.luxology.com/asset/scripts/view.aspx?id=3480
8. 地面となるメッシュを生成
9. recoilで分解されたすべてのメッシュをアクティブリジッドボディに、地面メッシュをパッシブリジッドボディに設定
10. 実行

流れは上記のとおりですが、肝となるのはステップ3!このチュートリアルにしたがって設定すれば、recoilで使用するためのバラバラパーツが簡単に作れそうですね。

ということで、実際にちゃちゃっと作ってみました。

いかがですか?とっても簡単ですので、ぜひこのチップス、お試しください!

 

modoのモデリングが愛される10の理由

数ある3DCGソフトの中でも最強とも言われるmodoのモデリング機能。このモデリング機能が愛される10の理由を、modoのトレーニングマテリアルをリリースし続けているAndy Brown氏がご紹介しています:

作業平面
アクションセンター
フォールオフ
パイプライン
選択
PSUB
メッシュスカルプティング
プレビュー
リトポロジツール
頂点マップ

確かにどの機能をとっても、使いやすく、また無駄のない設計になっていますよね。このビデオを見て、お気に入りの機能だけでなく、今まであまり触ったことのない他のモデリング機能についてもご興味をもたれた方もいらっしゃるかもしれません。モデリング作業の幅を広げ、より効率の良いワークフローを手に入れてください!

 

スクリプト:ETEREA Item Custom Display Presets 101

シーン上にいくつも同じようなモデルが存在しているときに、マテリアルは変えたくないけれど、ビューポート上ではぱっと見ただけで区別がつけられるようにしたい!といったケースがありますよね。そんな場合に便利なスクリプトがLuxologyのフォーラムで公開されています。

ETEREA Item Custom Display Presets 101
http://forums.luxology.com/topic.aspx?f=119&t=70556

このスクリプトではマテリアルを変えることなく、各アイテムのワイヤーフレームの色、ソリッドの色を変更できるようになっています。早速、使い方をご紹介しましょう!

[1] インストール

まずは上記フォーラムよりスクリプトをダウンロードし、ZIPファイルを解凍します。解凍したらeterea_itemCustomDisplayというフォルダができますので、このフォルダごとmodoのユーザースクリプトフォルダの中にコピーします。modoのユーザースクリプトフォルダがわからない場合は、modoを起動しシステムメニューユーザースクリプトフォルダを開くを選択すると、スクリプトフォルダが自動的に開きます。フォルダをコピーしたら、modoを起動してください(既にmodoを起動していた場合には再起動)。

[2] キーに割り当て

この機能を便利に使えるように、キーを割り当てていきます。目指す動作としては、アイテムツリー上で選択したアイテムに対し、このスクリプトによる表示設定を行っていけるようにします。システムメニューから入力編集を選択し、キー割り当ての画面を開きます。入力編集パネルでは、以下のように設定してください:

コンテキスト (コンテキストなし)
編集モードビューポート
ビューポート アイテムリスト(フルモード)
ビューモード マウスとキーボード
マップされていないキーを表示オン
グローバルキーを表示オン

今回は、アイテムリスト上で表示を設定したいアイテムを選択し、Altキーを押しながら右クリックしたら、このスクリプトが起動するようにしましょう。マウスAlt-右クリックのところで(新規割り付け)をクリックし、アイテム名称を選択します。コマンドの欄にattr.formPopover {49782551304:sheet}と入力します。

これでキーの割り当ては完了!さっそく試してみましょう。アイテムツリーの中でメッシュを選択し、Altキーを押しながら右クリックしてみると、このスクリプトのGUIが出てきます。

あとはワイヤーフレームの色、ソリッドの色を指定すると、ビューポート上では指定した表示色に従ってメッシュが表示されるようになります。

メッシュにマークを付けるような感覚でお手軽に使用できますので、たくさんのメッシュの中から目当てのメッシュを一目でわかるようにしたい場合など、とっても便利なスクリプトです!

 

CGWORLD1月号 「携帯電話」

既にCGWORLDは来年1月号!今回の特集は「携帯電話」です。

この携帯電話のモデリング、サイドに薄く穴があけられていたり、キー部分が微妙な勾配がついていたりと、非常に細やかなメッシュの構成となっています。表からは見えませんが、イヤホンジャックの中も作りこまれているという丁寧さです。ぜひこのモデリングチップス、ご参考になさってください!

 

Nuke x Mari x modo セミナー in 大阪

先日、東京にて行われたThe Foundryウィンターツアー 2012 TOKYO、参加できず残念な思いをされていた方に朗報です!来年1月、大阪にて「Nuke x Mari x modo セミナー in 大阪」開催が決定いたしました。

Nuke x Mari x modo セミナー in 大阪

今回、大阪のイベントでmodoのデモンストレーションを行ってくれるのは数々のmodo用トレーニングマテリアルを生み出し続けるクリエイター日比隆志氏「modo」 機能紹介とアニメーションワークフローについてご紹介してくださるそうです。楽しみですね!もちろん、modoだけでなく、The Foundry社の製品であるNUKEMARIのデモンストレーションや活用事例もご覧いただけます。

東京でのイベントを見逃してしまった方も、来年一月の大阪での本イベント、ぜひぜひご参加ください!

 

2013年1月初級トレーニング受講応募開始!

先週末、12/10(日)は初の大阪開催となるmodo初級トレーニングをデジタルハリウッド大阪校にて開催させていただきました!

今回はデジタルハリウッド様の協力を得て、教室をお借りしてのトレーニング開催でしたが、さすがに設備の整った学校にて開催させていただけただけのことはあり、講師用マシンの画面がすぐ隣で確認できるシステムなど、受講者の皆様にとって非常に授業が受けやすい環境での開催となりました。

また、今回初の大阪でのトレーニング開催ということで、トレーニング前日のマシンのセットアップから、当日のティーチングアシスタントまで、なんとmodoユーザーグループ大阪日比様柳村様にご協力いただきました。お二人のご協力の下、無事つつがなくレーニングを終えることができ、本当に感謝しております。ありがとうございました!

さて、次回トレーニング開催は年をまたいで来年1月12日(土)東京にて開催いたします。トレーニング内容はこれまでと同様、modoの基本的なインターフェイスの説明から搭載されている基本機能ひととおりを幅広くカバーした内容でお届けいたします。ぜひmodo未経験者初心者の方に、ご購入の検討材料新人トレーニングとしてご活用いただければと思います。初級トレーニングの詳細はこちらです:

◆トレーニング名:     modo 初級トレーニング
◆開催日:     2013年1月12日(土)
◆開催時間:     10:00 ~ 17:00 (途中、休憩を挟みます)
◆対象者:     modo 未経験者/初心者
◆受講料:     無料
◆定員:     先着15名
※最小開催人数3名
※トレーニング開催3日前(1月9日(水))までにお申し込みが最小開催人数に達しない場合、開催を中止させて頂きます。
◆場所:     関東ITソフトウエア健康保険組合 市ヶ谷健保会館 D会議室
東京都新宿区市谷仲之町4-39
http://www.its-kenpo.or.jp/restaurant/itigaya_kaigisitu/map.html

トレーニングの詳細、またお申し込みにつきましては、こちらのページをご覧下さい↓

modo 初級トレーニング 2013年1月12日(土) 開催

※トレーニング内容は9月/10月/11月/12月と同様です。

皆さんのご応募を心より楽しみにしております!

 

The Foundryウィンターツアー2012TOKYOレポート&キャンペーンのお知らせ

昨日開催されましたThe Foundryウィンターツアー2012TOKYO、たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました!ほんのさわりですが、イベントレポートをお届けいたします。

まずはThe Foundry社より、会社の理念、今回のLuxology社との合併により、映像製作ワークフローにおいて、アーティストが辿る一連の流れをフォローしていけるというメリットなどについての、紹介がありました:

The Foundry社とLuxology社との合併によるワークフローのフォロー

次に実際に、The Foundry社製品コンポジティングツールNUKEのユーザーである(株)ポリゴンピクチュアズ様によるNUKEの使用事例のご紹介です。さすがに国内有数の映像製作プロダクションらしい使用事例で、とある海外プロジェクトでどのようにNUKEを活用していったのか、他のコンポジティングツールよりも優れている点などについて、ご紹介いただきました。

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ様によるNUKE使用事例

The Foundry社製品MARIのデモンストレーションは、The Foundry社岩元氏により行われました。MARIは3Dペイントを行うアプリケーションですが、機能の使いやすさ、わかりやすさ、さらにストレスを感じさせない高速性など、どれをとっても快適なペイント環境のご提供を念頭に設計されたアプリケーションであることがわかる素晴らしいデモンストレーションでした。

The Foundry社 岩元 浩志氏 The Foundry社製品 Mariのデモンストレーション

そして(株)ケイカ 代表 由水 桂 氏によるmodoを活用したアニメーション制作事例のご紹介です!modo 601から搭載されているキャラクタアニメーションツールを利用して、キャラクタにスケルトンを組み込み、メッシュとバインドさせ、IKを組み込み、ペイントツールでウェイトの調整を行い、ポーズツールを活用してアニメーションを付けるといった一連の流れを、いちから順序だてて簡潔に、かつわかりやすくご紹介していただきました。

'株式会社ケイカ 代表 由水 桂 氏による modoを活用したアニメーション制作事例のご紹介 modoのスケルトンに対応したウェイト

modoでここまでのキャラクタアニメーションが可能になるということを、来場者の方々に強くアピールしていただきました!また、おまけとして、某アーティストが公開配布しているモーションキャプチャデータをキャラクタにバインドさせた動画も公開してくださいました!!本当にスゴイの一言。

某アーティストBVHデータを利用したキャラクタアニメーション

休憩を挟んだ後は、コンポジティングツールNUKEの新バージョンNUKEの新機能紹介です。今回のウィンターツアーが、NUKEの正式なお披露目ということもあり、NUKEのプロダクトマネージャーであるThe Foundry社Jon Wadelton氏によるデモンストレーションが行われました。従来のバージョンと比較しパフォーマンスや操作性の向上に優れ、さらに半三次元空間を再構築するNUKEのもつ能力の高さを十分にお披露目していただきました。

NUKE7新機能紹介

最後にハリウッドから招聘されたゲストAtomic Fiction社ウェイ・リー氏によるNUKE事例紹介が行われました。数多くの著名なハリウッド映画に携わってきたウェイ・リー氏による事例紹介は、氏が所属するAtomic Finction社のスタンスから始まり、素晴らしいリールの数々、そこにNUKEをどのように活用してきたのかなど、映像製作に携わるものにとって非常に有益な情報を与えてくれるものでした。

Atomic Fiction社Woei Lee氏による使用事例

今回、残念ながらご参加いただけなかった方も、次回このような機会があるときには是非ご参加ください!きっと皆様のお役に立つことと思います。

また、このThe Foundryウィンターツアー2012を記念いたしまして、modo年末特別価格キャンペーンを行っております!ワールドワイドで行われているこのキャンペーンでは、驚くほどお求め安い価格でmodoをご提供していますので、購入を検討されている方、またさらにライセンスを増やしたい!と思われている方も、ぜひこの機会をお見逃しなく!

これと同時に、The Foundry社Luxology社との合併を記念して行われているハネムーン・キャンペーンでは、modoユーザー様に対するThe Foundry社製品NUKEおよびMARIの特別価格でのご提供も用意されています。NUKEMARIにご興味をお持ちの方は、ぜひご一考くださいませ!キャンペーンに関する詳細につきましては、以下のページをご覧下さい:

LuxologyJP キャンペーン情報ページ