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チップス:テクスチャリプリケータ+パーティクルペイント

Luxologyで公開されているビデオサイトLuxologyTVには、様々なビデオが用意されていますが、今回はmodo 601で新たに追加されたテクスチャリプリケータパーティクルペイントを組み合わせたチュートリアルビデオが公開されました:

本ブログでも以前、テクスチャリプリケータの使用法について簡単にご紹介しましたが、パーティクルペイント機能と組み合わせることで、さらに手軽かつ直感的にテクスチャを構成していくことができます。ウェイトについても同様ですが、従来のスカルプト・ペイント機能と同様の操作感を保ちながら、パーティクルを配置したり、ウェイトをペイントできるという点が、modoの使いやすさにつながっています。また、これらの機能を組み合わせて構築したテクスチャを、複雑な手順を踏むことなく一枚の新たなテクスチャへとベイクするまでの流れも説明されていますので、そちらもデータ軽減などのチップスに活用できるかと思います。

まだこの機能を使ったことがないという方は、簡単に試せる機能ですので、ビデオを見ながらぜひ一度試してみてください!

 

3月modo初級トレーニング 募集開始!

先週末、福岡で行われたThe Foundryウィンターツアーにはたくさんの方々にご来場、ご協力いただき、誠にありがとうございました!

このThe Foundryウィンターツアーにあわせ来日していたThe Foundry社スタッフChristopher氏よりの挨拶から始まったイベントでは、ペイントツールMARIの紹介の後、Keica由水氏によるmodoユーザー事例が紹介されました:

ほぼ満員状態の参加者の方々にとても熱心に受講していただきました。また福岡ではこのイベントの翌日、modo初級トレーニングも開催いたしました。

こちらのトレーニングも大変好評を頂きまして、ありがとうございました!

12月は大阪での開催、2月は福岡での開催と、地方開催が続いたmodo初級トレーニングですが、3月は東京で開催することとなりました。基礎からじっくり丁寧に覚えていきたいという方には、まさにうってつけのトレーニングです。初級トレーニングお申し込みはこちらから↓

modo 601 初級トレーニング 2013/03/30(土)

基礎から学ぶと、思いもかけない発見があるかもしれません。ぜひご検討くださいませ!

 

導入事例:Viscira社

体内に入った薬の働き方、効能をビジュアルで見せるPharmaceutical Animation(製薬アニメーション)をご覧になったことがあるかもしれません。一見すると、高価な3DCGソフトウェアを使って製作されたのかと思わせる手の込んだ素晴らしいPharmaceutical Animationを作っているViscira社が、modoのユーザー事例としてThe Foundary社のサイトで紹介されています:

サンフランシスコに拠点を置くViscira社は、2007年設立当初は3名だったメンバーが、現在100名近くまで在籍しているとのこと。在籍しているメンバーの経歴もハリウッド映画の制作から、広告業界出身まで、実に様々。この記事のインタビューに答えてくれたシニアアニメーションディレクターのHagop (Kane) Kaneboughazian氏は、LightWave 3D、3dsMaxなどを経た後、ILMのRyan Drue氏よりmodoについて教えてもらったそうです。

Kane氏曰く、2~4分間のアニメーションを作るのに、最初の段階で2~3週間、その後完全納品まで3~4週間という厳しい納期を実現するには速度と効率が鍵となるとのこと。これを実現するのに、製作に集中できるmodoの使いやすさが適しているようです。

また、modo 601で新たに搭載されたテクスチャリプリケータ機能、最終レンダリングと変わらぬ品質で確認しながら作業が行えるプレビュー機能、手軽に使えるSSS(サブサーフェイススキャッタリング)GI(グローバルイルミネーション(大域照明))機能などが、彼らの制作活動をより支えているとのことです。

詳しいインタビュー記事はこちらに掲載されていますので、ご興味のある方はぜひお読みください:

インタビュー:Viscira社

公開されているViscira社のデモリールはこちらです↓視覚に訴える素晴らしい映像ですね。

 

modo 601 サービスパック5日本語版リリース開始!

お待たせいたしました!本日よりmodo 601 サービスパック(SP)5 日本語版のリリースを開始いたしました。

このサービスパック(SP)5では、様々なバグフィックスが行われております。詳しい修正内容につきましては、こちらをご覧下さい↓

modo 601 サービスパック5 フィックスリスト

SP5プログラムは、イーフロンティア マイページよりダウンロード可能となっておりますので、下記リンクよりログインの上、ダウンロードをお願いいたします↓

イーフロンティア マイページ


modo 601 サービスパック5

Luxology社よりmodo 601 SP5(サービスパック5)がリリースされました。Luxology.comに製品登録をされているユーザーの方は、Registered Productsのページから英語版をダウンロードすることが可能です。modo 601 SP5 DetailsのページにSP5の変更一覧が公開されています。また、601でまだ修正されていない既知の問題も、modo 601 Known Issuesのページに公開されています。下記はSP5変更一覧の日本語訳です。日本語版modo 601 SP5は現在準備中です。公開準備が完了するまでしばらくお待ちください。

  • 法線ベクトル頂点マップが名称変更できない問題が修正されました。
  • 法線ベクトル頂点マップが複数のオブジェクトにまたがって選択されない問題が修正されました。
  • ローカル/選択/エレメントアクションセンターが2ポイントポリゴン(線ポリゴン)に対して正しく設定されない問題が修正されました。
  • item.selectChannlelsコマンドが指定したアイテムに対して正しく動作しない問題が修正されました。
  • 三角関数:タンジェントチャンネルモディファイアの出力を逆タンジェントに修正されました。
  • 回転ツール使用時に平行投影ビューでアクションセンターのハンドルが選択できない問題が修正されました。
  • アニメーション連番画像でアルファ出力だけが保存されない問題が修正されました。
  • セグメントオプションを設定して複製モードでスライドツールを使用した際にクラッシュしてしまう問題が修正されました。
  • レンダーブーリアンが”サーフェイスをボリュームとして使用”を使用した際に正しく動作しない問題が修正されました。
  • 数字を含む文字列のアルファベット順ソーティングが改善されました。また、2バイト言語のアルファベットソーティングがSP4で正しく動作しなくなり、プリセットブラウザで数字を含むプリセット名称のフォルダスキャンが失敗してしまう問題が修正されました。
  • スライドツールの複製モードでクラッシュする可能性がある問題が修正されました。
  • ループ追加ツールの絶対距離モードが対称モードで正しく動作しなくなる問題が修正されました。
  • スプライングループを新しいシーンにドラッグアンドドロップした時にロケータの順番が入れ替わってしまう問題が修正されました。
  • SP4で引き起こされたセレクトスルーの問題が修正されました。
  • 頂点にロックを掛けた状態でUVリラックスを実行するとハングしてしまう可能性がある問題が修正されました。
  • 対称モードでループスライスを使用した際に正しくスライスされない特定のケースが修正されました。
  • 形状を中心からオフセットした時のSSSに関係する問題が修正されました。
  • スキンシェーダのサンプルパラメータの”和(Union)”がレンダーアウトプットに反映されない問題が修正されました。
  • SolidWorksローダーが2013に更新されました。(Windowsのみ)
  • ラインペイントツールで描くラインにテーパーがかかってしまう問題が修正されました。
  • UVウィンドウ上でラインペイントツールを使用した際にブラシで描かれてしまう問題が修正されました。
  • プレビューソケットを終了した際にクラッシュする可能性がある問題が修正されました。
  • マルチレゾリューションメッシュの”法線ベクトルキャッシュ”のチェックボックスを復活させました。
  • モーフマップ使用時に特定のシーンで偶発的にクラッシュが発生する可能性がある問題が修正されました。
  • 対称軸をXに設定してシンメトリーツールをある特定のメッシュに対して使用した際にクラッシュル可能性がある問題が修正されました。
  • ボリュームライトのレンダリングされた配列の問題が修正されました。
  • アンドゥに関するランダムクラッシュの問題が修正されました。
  • ファイルスキャンに関してクラッシュする可能性がある問題が修正されました。
  • 屈折の問題を解決するため、平行投影カメラからのフロントプロジェクションはピクセル座標系を使用するように変更されました。
  • インポートしたシーンのウェイトコンテナが壊れてしまう問題が修正されました。

 

Front Line Award2012受賞!

新春に飛び込んできたmodoの嬉しいニュース、それはGame Magazine社主催のFront Line Awards 2012受賞のお知らせです!

Front Line Awardsは毎年Game Magazine社が主催しているゲーム開発者を対象とした、ゲーム開発用に優れたツールを選出する賞ですが、2012年度アートツールのカテゴリにmodoが選ばれました!これでFront Line Awards 2006に引き続き、2度目の受賞となります。

Autodesk社のMayaや3dsMax、Adobe社のPhotoshop、Pixologic社のZBrushなど、数多の優れたツールの中から選出されたということは、Unityとの親和性の高さなども含め、ゲーム開発の分野におけるmodoの優位性が証明されたとも言えるでしょう。

LuxologyJPでも、modoのゲーム開発のアートツールとして使用されている(株)ファブリカ様へのインタビューを掲載しています:

ユーザー事例インタビュー:(株)ファブリカ

こちらのユーザー事例インタビューで、ゲーム用アイテムの作成においてmodoのどういう点が優れているのかなどを語っていただいています。またさらに、このゲーム開発用途のアイテム作成に特化したmodoの使い方も、実際の現場からのチップスをふんだんに取り込んだトレーニングビデオとしてご提供しています:

modo チュートリアルビデオ Game Modeling by ファブリカ

ゲーム開発にご興味のある方は、ぜひこちらのインタビューやトレーニングビデオを参考にしてみてください!

 

modoのモデリングが愛される10の理由

数ある3DCGソフトの中でも最強とも言われるmodoのモデリング機能。このモデリング機能が愛される10の理由を、modoのトレーニングマテリアルをリリースし続けているAndy Brown氏がご紹介しています:

作業平面
アクションセンター
フォールオフ
パイプライン
選択
PSUB
メッシュスカルプティング
プレビュー
リトポロジツール
頂点マップ

確かにどの機能をとっても、使いやすく、また無駄のない設計になっていますよね。このビデオを見て、お気に入りの機能だけでなく、今まであまり触ったことのない他のモデリング機能についてもご興味をもたれた方もいらっしゃるかもしれません。モデリング作業の幅を広げ、より効率の良いワークフローを手に入れてください!

 

modo 601 & CAD Plugin バンドルキャンペーン実施中!

互換性を保ちつつ、CADデータの入力・出力を可能にすることで高い評価を得ているmodo CADプラグインですが、今回本体とセットでご提供する特別キャンペーンを開始いたします!

このCADプラグインバンドルキャンペーンですが、用途に合わせて3パターンをご用意しております:

modo 601 + Advanced CAD Loader(入力)Power SubD-NURBS(出力) 227,850円(15%オフ)
modo 601 + Advanced CAD Loader(入力) 172,200円(15%オフ)
modo 601 + Power SubD-NURBS(出力) 162,750円(15%オフ)

CADデータをmodoへと読み込むためのAdvanced CAD Loader、またmodoからCADデータを書き出すためのPower SubD-NURBS、双方とも日本語ドキュメントもついており、操作に迷われることはありません。また操作方法をご説明するチュートリアルも、別途以下のページにてご用意しております:

Advanced CAD Loader チュートリアル
Power SubD-NURBS チュートリアル

CADデータとの親和性が高い3DCGソフトをお探しなら、ぜひこのキャンペーンをご利用ください。もちろん、お得なキャンペーンといえども、まずは実際にお手元のデータで動作を確認されたい方もいらっしゃると思いますので、その場合にはこちらのCADプラグイン体験版のページより、試用を希望されるプラグインをお申し込みください:

CADプラグイン体験版お申し込みページ

また、modo 601本体の体験版は、modoの基本操作を解説しているチュートリアルビデオmodo in Focus 601をご購入いただきますと、30日間機能フリーの体験版がついてきます。ビデオを既にお持ちの方は、Luxologyサイトより直接体験版をお申し込みいただくと、英語版15日間という制限はございますが、無償の体験版を手に入れることができます。

今回のキャンペーンはmodoお取扱店様すべてお取扱いただけるキャンペーンです。modoお取扱店様につきましては、こちらをご覧下さい↓

modo お取扱店様リスト

ぜひ、この機会にmodo+CADデータの組み合わせのスムーズさをご実感ください!

 

植物ライブラリ集XFrogキットのご紹介

modoを使用して制作する際に、ある程度決まった造形・質感を持つ静物を表現する場合には、既存のモデルライブラリを使うのも制作時間および作業の短縮を図る上で大事なことでしょう。以前、本ブログでもご紹介した植物ライブラリXFrogが、modoフォーマットに正式対応し、新たに様々な種類を収録したDVD2枚組みでリリースされています。

このDVD2枚組みには総数2900本の植物データが収められており、様々なカテゴリに分かれています。ヨーロッパやアフリカ、日本といった地域ごとにカテゴリ化されているものもあれば、農作物や庭園、盆栽、花といった植物の種類で分けられたカテゴリなど、充実したライブラリとなっています。

実際に収録されているのは、モデルデータ、それに使われている画像データ、プリセットデータなどが一式揃っています。適切な場所へとインストールすれば、下図のように用意されているプリセットをクリックするだけで↓

modoの中にすぐに読み込まれますので、あとは配置するだけです。

インストール方法もいたって簡単。詳細はLuxologyTVのビデオで紹介されており、たとえ英語での解説がわからなくても、動画を見ているだけでどのようにインストールするかはすぐに理解できます↓

また、XFrog社のサイトにはギャラリーも用意されていますので、様々な実用事例をご覧いただけます:

XFrog ギャラリー

このXFrogLuxologyサイトでもご購入いただけますが、日本国内でも古くから扱っている販売店様がございます。(株)オーク様では、DVD2枚組みだけでなく、各カテゴリ単体での販売も行っていらっしゃいますので、必要なカテゴリだけを購入するということも可能ですよ!modoフォーマットのサンプルモデルもダウンロードできるようになっていますので、試してみてはいかがでしょうか?

(株)オーク様 Xfrog 植物ライブラリー

 

modo 601 サービスパック4日本語版リリース開始!

お待たせいたしました!本日よりmodo 601 サービスパック(SP)4 日本語版のリリースを開始いたしました。

このサービスパック(SP)4では、様々なバグフィックスが行われております。詳しい修正内容につきましては、こちらをご覧下さい↓

modo 601 サービスパック4 フィックスリスト

SP4プログラムは、イーフロンティア マイページよりダウンロード可能となっておりますので、下記リンクよりログインの上、ダウンロードをお願いいたします↓

イーフロンティア マイページ

今回のSP4では日本語リソースを一部修正し、シェーダツリーの出力部分(エフェクト)に関して日本語を英語に戻しております。例えば、今までは「最終の色 出力」「アルファ 出力」だった部分が、「Final Color Output」「Alpha Output」などに修正されておりますので、ご注意ください。これは「PSDなどの一つのファイルにまとめて出力する場合、エフェクト名称がレイヤー名称となるものの文字化けしてしまう」という問題のご指摘を受け、今回のSP4から英語表記へと戻しております。直感的にわかりにくく感じることもあるかとは思いますが、他ソフトとのスムーズな連携を考え、アイテムツリーやシェーダツリーの項目は英語のままにする方向で考えておりますので、あらかじめご了承くださいませ。

他にも問題点や修正要望箇所などございましたら、いつでもLuxologyJPサポート(support@luxology.jp)までご連絡ください。