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データ:フォトグラメトリによる動植物3Dモデル

九州大学様より、複数角度から撮影されたデジタルフォトを基に、フォトグラメトリの技術を用いて制作された1500以上もの動植物の3Dモデルデータが配布されていますので、ご紹介いたします:

データはSketchFabを通してアップされており、複数フォーマットでのダウンロードが可能です。Modoで読み込むために、今回はUSDフォーマットでミノカサゴのデータを試してみました:

https://sketchfab.com/ffishAsia-and-floraZia

ダウンロードしたUSDデータを、Modoで正しく読み込むための注意点は2つ:

[1] ファイル名称に含まれる日本語は削除

フォーマットによってファイル名称に日本語が含まれる場合がありますが、ModoのUSDデータ読み込み時には日本語は使用できませんので、こちらはあらかじめ削除してから読み込むようにしてください。

[2] テクスチャのエフェクトをルミナンスの色へと変更

USDデータにはメッシュデータだけではなく、テクスチャもついてきていますが、テクスチャのエフェクトがルミナンス量に設定されています。このため、テクスチャはエフェクトをルミナンスの色へと変更し、マテリアルのルミナンス量を1に変更してください。

これでModoの中へとデータを読み込み、確認することができるようになります。このようにこれほど多数の高品質な素晴らしいデータが公開されていますが、寄付・サポートを募っているようですので、データを使用される際にはぜひドネーションの検討をお願いできればと思います。

 

 

メイキング:ゲームワークフロー

Twitterで様々なソフトを使用したゲーム用キャラクタのワークフローが紹介されていましたので、ご紹介いたします:

https://twitter.com/i/status/1666168259308134403

高解像度のモデルを低解像度へとベイクしたり、スカルプトツールを使って変形するといった処理をModoの中に行っています。こういった手動の処理をModoで行うことで、かなり効率よく処理を行えます。ゲームワークフローについては、クリエイター高野 怜大氏に解説していただいた連載記事が弊社ウェブサイトに掲載してありますので、ぜひ参考にしてみてください:

またこのメイキングではキャラクタに動きを当てる方法としてMixamoを上げていますが、Modoのリターゲティング機能を使えば、Mixamoのモーションデータを読み込むのも簡単です。下記日本語解説ビデオにて詳細を解説していますので、ぜひ手持ちのデータに合わせて試してみてください:

複数のFBXファイルの動きを一つのキャラクタにまとめるには

サンプル:「Cold Looking Glass」

Foundry社フォーラムのスレッドで、Volker Troy氏による「Cold Looking Glass(冷えたグラス)」の作例が掲載されていましたので、ご紹介いたします:

https://community.foundry.com/discuss/topic/161253/

キンキンに冷えたグラスがよく表現されていますよね。鍵はラフネスの設定にあるようです。

スレッドではサンプルシーンも公開されていますので、ぜひダウンロードして参考にしてみてくださいね。

 

 

アーティスト:khellstr(Kimmo Hellström)氏

非常に優れた作品や情報を公開されている海外クリエイターkhellstr(Kimmo Hellström)氏をご紹介します:

氏は作品のみならず、制作に便利なアセンブリを作ったり、チップスを公開したりと、Modoにまつわる情報をSNSなどで公開されています。

こちらは画像からニット素材のメッシュが作成されています。すごいですね。

他にもFoundryフォーラムなどで、メッシュオペレーションのチュートリアルビデオなども公開されていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

制作事例:「地下城の魔物」日本語ウェブ版が期間限定公開中!

クリエイター鈴木 朗氏が制作された作品「地下城の魔物」の日本語ウェブ版が現在、Youtubeにて期間限定公開されています:

地下城の魔物

Modoのモデリング機能やパーティクル機能などを、存分にご利用いただいております。ぜひ鈴木 朗氏のインタビュー記事も併せてご覧ください!

鈴木 朗氏 インタビュー

※本作品はホラー作品となっておりますので、怖いのがちょっと無理というかたは薄目もしくは横目でご覧いただくなど、ご注意ください。大変素晴らしく作られているが故に、リアルに怖いのです。。

 

作品紹介:「ARサンプル」

MODO JAPAN GROUPギャラリーに掲載させていただきましたModoを活用して制作されたARサンプルをご紹介します:

今回の作品をご提供いただきましたのはPi-UNIT氏。上記ギャラリーページからQRコードをスマホで読み込みページに移ると、スマホの中でModoからglb形式で出力されたARコンテンツを確認することができます。

ARコンテンツに挑戦してみたいとお考えの方は、ぜひ下記日本語解説ビデオを参考に、Modoで制作した自身のコンテンツをgltf(glb)形式へと出力してみてくださいね!

3Dファイルフォーマット「glTF」での出力方法

制作事例:「Prof. Eggtop Adventures with Gerald trailer」

Modoライブストリーミング配信「Modoって?」のホストを務められているクリエイターMatt Meersbergen(マットミーズベリゲン)氏が制作されている大人気Youtube Short動画をご覧になった方も多いかと思います。このProfessor Eggtopシリーズがまとめられたトレーラーが公開されていましたので、ご紹介します:

シリーズからいくつかが抜粋しまとめられていますが、皆さんのお気に入りの動画は入っていますでしょうか?個人的にお気に入りなのは、車の中でジェラルドがポンッと大きくなってポワポワがはみ出しているシーンと、マインクラフト風のシーンですが、このマインクラフト風のシーンについては、Matt氏自らメイキングを配信したアーカイブ動画が公開されています:

Modoライブストリーミング配信「Modoって?」の中でも、日本語で簡単に解説していただいていますので、そちらもぜひご覧ください:

通常のシーンとマインクラフトのシーン、切り替えをユーザーチャンネルで行っているんですよね。ユーザーチャンネルを使うと、シーン内の様々な制御が簡単なインターフェイスで行えるようになります。まだ使ったことがないという方は、ぜひ試してみてくださいね!

複数のモーフチャンネルを一つのGUIでコントロールするには

記事:【MODO+V-Ray】MODO×建築CG

MODO入門書とも言える「MODO★Beginners」の著者としても知られるクリエイターの柳村 徳彦氏のサイトにおいて、MODO×建築CGをテーマにコラムや記事が公開されています:

特に最新記事で紹介されているMODOでのV-Rayの使い方など、希少な情報で今すぐにでも役に立つという方も多いのではないでしょうか?建築CG、内観パース、デザイン系などの分野においてMODOを活用される方にとっては必見のサイトですので、ぜひご覧ください!

 

アーティスト紹介:Tharso Arrue氏

海外アーティスト Tharso Arrue 氏による、Modoを使って製作された素敵な作品をご紹介します:

https://community.foundry.com/portfolio/35690/volks-amarok-interior-s1

https://community.foundry.com/portfolio/32770/volks-golf-gti

https://community.foundry.com/portfolio/35699/e190-embraer

MODOとV-Rayの組み合わせなのだそうですが、素晴らしいですよね。氏のArtStationには、ほかにも数多くの作品が公開されていますので、ぜひそちらもご覧ください:

https://www.artstation.com/tharso3d

 

チュートリアル:「Robocat(ロボキャット)」のメイキング

以前、このブログでもご紹介した「Robocat(ロボキャット)」のメイキングが、3dtotal.jp 日本語オフィシャルサイト様で新たに日本語チュートリアルとして公開されています:

興味のある記事だけど英語だとちょっと。。。と思われていた方も、ぜひこちらをご覧ください。丁寧に解説されており、とてもわかりやすいですよ!