月別アーカイブ: 2015年7月

チップス:フィジカルサンと時計のリンク

太陽光を表現するフィジカルサン(自然科学ベースの太陽)と、その時刻を表す時計とを、ノードを介してリンクさせる方法が、The Foundryフォーラムにてアップされていましたので、ご紹介いたします:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=36&t=108893

このフィジカルサンの機能は、その位置や時間によって、実世界における太陽の効果をシミュレーションしたライティングを行ってくれるものです。フィジカルサンの時間をシーン内に配置している時計の長針・短針・秒針と自動でリンクさせることができれば、時間によるライティングの調整を行うだけで、時計も自然に対応する位置へと配置が可能になるという面白い事例ですね。

フィジカルサンやフィジカルスカイの機能をイマイチよくわからない、という方は下記ビデオをご覧ください。MODO 302時代の古い解説ビデオですが、基本的な設定方法は変わりません。ぜひ一度、フィジカルサンの機能を試してみてください!

 

MODO 901 プレリリース日本語版サービスパック1ご提供開始!

本日The Foundry社よりMODO 901 SP1がリリースされたことを受けまして、国内でもMODO 901 プレリリース日本語版サービスパック1のご提供を開始いたしました!

MODO 901をお持ちの方は、下記ダウンロードサイトよりMODO 901 SP1をダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

このSP1では、日本語環境で発生する以下の問題についても解決されております:

– スイッチャーバーでのタブの切替時において、クラッシュする場合があります。これは各タブが構成するレイアウトの描画リフレッシュが間に合っていないうちに、次のタブへと移動すると発生する可能性があります(特にアニメーションタブ)。
– レンダースタイルがAdvancedの場合、ビューポート上に日本語表示が入るとクラッシュします。アイテムの名称が日本語の場合にもビューポート上に日本語文字列が表示されてしまうため、問題が発生してしまいます。このため、Advancedビューポートをご利用になる際は、ラベルの名称などは全て英数半角文字で行うようにしてください。この問題により現在、ビューポート上に表示されるメニューの文字列をすべて英語に戻しています。
– 読み込むLXOファイルのファイル名称もしくはフォルダ階層に日本語が入っている場合、ドラッグアンドドロップでは読み込むことができません。MODO 901からはインターフェイスのフレームワークにQtを採用するよう仕様が変更されたためにおきている副作用です。
– Mac版において、Commandキーの割り当てが解除されています。これはWindows版とMac版とでコードの互換性を図るために、Mac版でも標準操作においてControlキーが割り当てられているためです。

SP1の更新履歴および既知の問題点につきましては、以下をご覧ください:

SP1 更新履歴:http://modogroup.jp/modo/modo901/modo901_sp1_details
SP1 既知の問題点:http://modogroup.jp/modo/modo901/modo901_known_issues

また、このサービスパック1リリースに合わせ、本日よりMODO 901 日本語体験版をご提供開始いたします。MODO 801までは「入門ビデオ」と併せて有償でご提供いたしておりましたが、旧バージョンとの比較および新機能の確認などに便利にお使いいただけるよう、MODO 901からは30日間機能制限なく無償でお使いいただけるようにいたしました。

MODO 901にご興味をお持ちの方は、まずは体験版でお試しいただいてはいかがでしょうか?

MODO 901 体験版:http://modogroup.jp/trymodo

以下、MODO 901 日本語体験版の制限となりますので、あらかじめご了承くださいませ:

– 体験版のご試用は、1ユーザ様につき1回となります。
– 本体験版は日本語GUIとなっており、英語GUIとの切り替えはできません(製品版は可能)。
– 各機能のリファレンスマニュアルであるインラインヘルプは英語版となっております(製品版は日本語)。
– 本体験ではチュートリアルを進めるに伴い必要となるコンテンツのみを収録しております(製品版ではアセットおよびサンプル含め、4.4GBのコンテンツをご提供いたします)。
– 本体験版ではプラグイン開発に必要となるSDK(Software Developer’s Kit)はご提供いたしておりません(製品版ではご提供)。

 

ACS 2 (Auto Character Setup 2) キット日本語版 キャンペーン終了間近!

大変ご好評をいただいております二足歩行リギングキット「ACS 2 (Auto Character Setup 2) キット日本語版 」のリリースキャンペーンが20日(月)で終了となります!

ACS 2がどれほど便利なものなのか確認したい!という方のために、ACS 2でどのようにリグをコントロールできるのかをご理解いただけるよう、サンプルのファイルがご提供されておりますので、そちらのご利用もご検討くださいませ!

ACS Character Demo:http://autocharactersetup.com/acs-demo/

このリリースキャンペーンでは、新規でのご購入も、アップグレードでのご購入も、20%オフでご提供いたしておりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

ACS 2で新たに追加された機能につきましては、日本語解説ビデオもご用意いたしておりますので、そちらも参考になさってください:

 

メッシュライブラリ:「Hard Surface kit library v1」

シーンを作っていくときに小物をひとつずつモデリングするのは大変な時がありますよね。そのようなときには、The Foundry社のMODOフォーラムにおいてSimonWu氏が無償で提供しているメッシュライブラリ「Hard Surface kit library v1」を使用してみてはいかがでしょうか?

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=36&t=91396

非商用作品に関してフリーで使えるようですが、商用でご使用になる場合には作者にご一報くださいとのこと。作品の中で使わないとしても、メッシュのトポロジがどのようになっているのか参考にするだけでも十分活用できそうですよね。

また、他にも有償にはなりますが、MODO JAPAN GROUPでは宇宙船などを作るのに最適なメッシュライブラリ「モデルバッシングキット」も取り扱っておりますので、時間短縮を図りたいという方は、こういうキットの購入を検討されることもお勧めいたします!

 

CGWORLD 2015年8月号「MODO 901 レビュー記事」掲載!

7月10日(金)発売予定のCGWORLD 2015年8月号に「MODO 901 レビュー記事」が掲載されます!

CGWORLD201507記事を書いてくださったのは、書籍「実践!ハイエンド3D CGプロダクションの現場に学ぶスペシャリストの技とコツ」の執筆メンバーでもあり、ユーザープロファイルにもご協力いただきました(株)アニマロイドの中澤 元喜氏

モデリングを中心に、MODO 901で使いやすくなった点等をご紹介していただいております。発売日は明日10日(金)。ぜひ手に取ってご覧ください!

なおこのCGWORLD 8月号には、MODOの広告も掲載させていただいています。広告に使用した画像は、トレーニングマテリアル「Game Modeling by ファブリカ」でもお馴染みのビーポピクス(旧名ファブリカ)様。おかげさまでとっても素敵な広告となっていますので、ぜひ探してみてくださいね!

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Auto Character Setup 2 (ACS 2)キット日本語版 本日リリース!

二足歩行キャラクタに対して自動でリギングを行うキットAuto Character Setup 2 (ACS 2)キットの日本語版を本日よりリリース開始いたしました!

今回バージョンアップされたACS 2ではポーズやアクションの鏡面操作やライブラリ化など、リギングだけにとどまらず、その先にあるアニメーションの設定までを広くサポートする機能が満載となっており、キャラクタアニメーションにはいよいよ欠かせないツールとなっています!

このACS 2リリースを記念いたしまして、本日より20日(月)までの2週間アップグレード/新規ともに20%オフのキャンペーン価格にてご提供いたします:

<ACS 2 リリースキャンペーン特別価格(2015/07/06~07/20)>

新規:¥20,800(税抜) (通常価格は¥26,000(税抜))
アップグレード:¥10,400(税抜) (通常価格は¥13,000(税抜))

ぜひこの機会をお見逃しなく!

ACS 2の新機能に関しましては、日本語解説ビデオをご用意いたしておりますので、ぜひそちらも参考になさってください:

 

レポート:「The Foundry Summer Session 2015 in JAPAN (東京)」

昨日(7月1日)開催いたしました「The Foundry Summer Session 2015 in JAPAN (東京)」、多くの方にご参加いただきまして誠にありがとうございました!

MODO JAPAN GROUPからMODO 901新機能、The Foundry社から製品紹介に加え、柳澤 郷司氏からプロダクトデザインの現場におけるMODOの優位性について、またRich Hurrey氏(PIXAR社在籍)からはMODOのリギング・デフォーメーションシステムについての講演が行われました:

0701-Event-02柳澤氏の講演は、ポリゴンモデラーとしてのMODOの優位性、その上でのMODOとCADソフトでの寸法あわせといった、非常に実践的なお話をしていただき、実際の現場にMODOを投入できる流れを具体的に想像できる講演内容でした。柳澤氏にはこの後、7日(火)に大阪会場および9日(木)に名古屋会場でもご講演いただきますが、特にMODOとCADとの連携や、そのワークフローの中におけるMODOの優位性などについてはご興味のある方には必見の内容となっておりますので、ぜひ聞きにいらしてください!

また、MODOはモデリングやレンダリングでは使うけれどもリギングにはまだ挑戦したことがない、という方もいらっしゃるかと思いますが、Rich Hurrey氏の講演でMODOのデフォーメーションを使ってみたい!と思われた方も多かったはず!とても面白く興味を惹く内容でした。

会場ロビーでは協賛各社様にそれぞれ様々なイチオシ製品をご紹介していただきました:

0701-Event-01また、ひときわ目立っていたのが、ユーザープロファイルでもご紹介したダンボールアーティスト岩井 知久氏に会場まで持ち込んでいただいたアイアンマン!来場者の皆さんも、興味津々です:

0701-Event-03組み立て時の様子など、岩井氏のブログにて詳細がレポートされていますので、ぜひぜひそちらも併せてご覧ください:

等身大ダンボールアイアンマン完成!The Foundryのイベントで初公開!

このアイアンマン、7月9日(木)The Foundry Summer Session 2015 in JAPAN (名古屋)」でも展示していただけるそうですよ!実物を見てみたい方はぜひ会場まで足をお運びください!!

0701-Event-04 岩井氏制作のアイアンマンと、ご登壇者様である柳澤氏がDMM.make Akibaと協力して開発された3Dプリンタ・ロードバイク(DFM01 / DMM BIKE)。いろんな場所で、いろんな分野で、MODOを広くご活用いただいており、本当にうれしい限りです!