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Solidworks World Japan 2013 出展!

11月7日にボーンデジタル様主催によるセミナー「Substance+MODOワークフローのご紹介」、11月21日にThe Foundry主催によるイベント「The Foundry アジア・ウィンター・ツアー 2013」と様々なセミナー・イベントでMODOが紹介される中、今年は初めて「SOLID WORKS JAPAN 2013」へと出展することとなりました!

MODO SolidWorksキットCAD LoaderPower SubD-NURBSといった様々なMODO専用CADツールと組み合わせることにより、CAD素材をより一層アピールするためのヴィジュアルツールとして、またCADソフトで作りこむ前のデザインツールとして、ご活用いただけるようになっています。

CADツールであるSolidworksには、レンダリングエンジンとしてMODOのレンダリング部分がPhotoview 360という機能で実装されている他、新バージョンSolidworks 2014からはMODOのネイティブフォーマットであるLXOを出力できるようになるなど、MODOと非常に親和性の高いツールとして知られています。

11月12日(火)には東京会場(ホテル日航東京)にて、また11月15日(金)には大阪会場(ハービスホール)にて展示いたしておりますので、CADツール+MODOといった組み合わせにご興味のある方はぜひお立ち寄りください↓

SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2013

また、この初出展を記念いたしまして、これらのCADツールやMODO 701が安くご購入いただける「2013秋 CADキャンペーン」を来週から開始する予定ですので、こちらもどうぞお楽しみに!

 

ユーザープロファイル:柳澤 郷司氏

modoを使われている方の職種は実に様々ですが、今回はサステイナブルデザイナーであり、プラクショナーでもある柳澤 郷司氏にインタビューしてまいりました↓

サステイナブルデザイナー/プラクショナー 柳澤 郷司氏 インタビュー

柳澤氏は現在、英ロンドンにある世界的なプロダクトデザイナー ロス・ラブグローブ氏のスタジオで活躍されています。サステイナブルデザインとは、またプロダクトデザインの現場でどのようにmodoが使われているのか、などについてお話を伺いました。

柳澤氏から伺ったお話の数々は、どれもとても興味深いものでした。インタビュー記事はきっと皆さんの興味を惹く内容だと思いますので、ぜひご覧ください。

また、先日行われたmodoユーザーグループ東京様主催によるミーティングにおいて、柳澤氏が講演されている内容も一部アップされていますので、そちらもあわせてご覧くださいませ!

 

SolidWorksからmodoへ

SolidWorksからmodoへの連携を検討されたい方のために、Luxology社では専用のSolidWorksキットが用意されています。

このキットを使って、実際にSolidWorksからのモデルのインポートなどを解説したページが、こちらに公開されています↓

How to Go from SolidWorks to modo

modoにおけるリプリケーターの使い方、また法線情報の修正の仕方など、細かなチップスが掲載されています。

もちろん、SolidWorksからmodoへとデータをインポートするのは、専用のキットが必ずしも必要となるわけではありません!SolidWorksキットを使わずに、スムーズな連携を行うための解説ページも用意されています↓

Rock Your Model. The Seven Step SolidWorks to modo Workflow

modoでデータを再現していくための手順がひとつひとつ順を追って丁寧に解説されていますので、こちらも参考にしてみてください。

 

 

コミュニティメンバーインタビュー

Luxology.comに、コミュニティメンバーの新しいインタビュー記事が2つ掲載されていますので、紹介いたします。
IGLOO

最初の記事は、カナダトロントにあるIGLOOというプロダクションで、Gustavo Fernandesさんにインタビューした記事です。IGLOOでは、modoを制作のパイプラインのモデリングとレンダリングの行程で使用しています。リギングやアニメーションはMayaで行いアニメーションの結果をMDDファイルに出力し、modoでレンダリングを行っています。画像の合成はAfterEffectもしくはNukeをプロジェクトの内容に応じて選択して使用いるそうです。modoは401から使用し、現在はmodo 501にアップデートしています。
modoを使用した最初の大きなプロジェクトは、Alice in Chainsウェブサイトのインタラクティブビデオで胎児の皮膚の表現にmodoのサブサーフェイススキャッタリングが使われています。
 

Alice in Chains – Acid Bubble from IGLOO VFX on Vimeo.

ToyotaのCMでは、カメラトラッキングをMatchMoverで行い、modoに出力しています。マテリアル、ライティング、HDRIマップの設定をmodoで行い、各車に対して約12レイヤーをレンダリングしています。

制作には合計100のCPUコアを持つ10台のMacワークステーションで行っています。各マシンには12GBのメモリーを搭載しています。パイプラインはショットをブレイクダウンするためにFinalCutProを使用するところから始まります。アニメーションはMayaで行いますので、レンダリングでmodoに戻すためにMDDに頂点アニメーションを出力しています。modo 501は、制作のパイプラインに統合されており、長いシーケンスのレンダリングでも安心してレンダリングが行われています。
Adam Ohern

Adam Ohernさんは、カリフォルニアのサンタモニカを拠点に活躍する工業デザインコンサルタントです。Adam Ohernさんの仕事は、ラップトップから電動工具、オーディオ機器からバスルームの設備など幅広く手がけられています。Adam Ohernさんは、modoとSolidWorksをコンセプトデザインから実際の制作まで使用しており、ロサンジェルスにあるOTISとStudioArtsのデジタルデザインのクラスも持っています。また、Luxologyから発売されているSunglassesBackpackのチュートリアルビデオは、Adam Ohernさんによって制作されたものです。また、cadjunkie.comで、オリジナルのビデオチュートリアルを公開しています。

SolidWorksに新しく搭載されたtsElementsについて解説してくれています。工業デザインでは、製品を製造するための精密な寸法が必要なためNURBSのような曲面表現方法が必要になるため、SolidWorksのようなCADシステムを使用します。SolidWorksは、非常にパワフルなツールで私のスタジオでも主要モデリングツールとして使用しています。しかし、有機的な形状を制作する場合はmodoを使った方が簡単にモデリングができます。全体的な形状を簡単にモデリングする場合はmodoを、精密な機械形状を作る場合はSolidWorksを使っています。tsElementsを使用することによってmodoで素早くサブディビジョンサーフェイスでモデリングした車のボディをSolidWorksに持ってくることができるようになりました。最終的な形状は、G2レベルで曲率が連続されていますので、製造工程にモデルデータを送ることが可能です。
cadjunkieのブログにtsElementsを使用した基本的な手順が解説されています。

tsElements from Adam OHern on Vimeo.

Adam Ohernさんは、工業デザインの上流モデリングでmodoを使用して制作したサブディビジョンサーフェイスをtsElementsでSolidWorksに出力するワークフローを薦めています。サブディビジョンサーフェイスは、N-Gonを作らずに四角形だけでモデリングするとピンチができずにきれいにSolidWorksにデータを出力できるそうです。

近未来の車

Luxology.comのプレスリリースで、オーストラリアの工業デザイン会社であるDesign+Industryが、3つのホイールで駆動する近未来的な新しい車(”Trike”)のデザインにmodo 501が活躍したことを報告しています。

Design+Industryでは、当初他のビジュアライゼーションソフトウェアを使っていましたが、クライアントからのリクエストに応えるためmodoのモデリング、レンダリング機能に着目したそうです。現在は、レンダリングに関してはmodoだけで行っているとコメントされています。2009年からmodoを導入し、SolidWorksとLuxologyのPADSES1キットを使うことによって、”Trike”のデザイナーはスタジオの中にいながら環境やマテリアルを変えながら素早くデザイン変更をレビューすることが可能になったとコメントしています。クライアントにデザインのプロトタイプを環境やマテリアルをその場で見せながら変更できるのはデザイン決定の時間を大幅に短縮することが可能になります。それにしても、本当に斬新なデザインですね。

 

 

 

 

 

SolidWorks Kit

2011/05/13より販売開始された英語版キットのうち、今回はSolidWokrs Kitをご紹介します。

このSolidWorks Kitでは、SolidWorksユーザーがmodoで作業する場合に、データをよりスムーズに移行し、すぐに凝った質感やレイアウトを設定し、望みどおりのレンダリング結果を生み出せるようにするための様々なツールやプリセット集を一つにパックしたキットになっています。

二つの異なるツールを使いこなそうとするときに、ネックとなってしまうのが、全く新しいユーザーインターフェイスや操作感になじめないという点があげられますが、このキットではmodoになじみのないSolidWorksユーザーが戸惑うことなくmodoで作業できるように、専用のGUIが用意されています。また、あらかじめこのキットには膨大なマテリアルや環境が用意されているPADキット(Product and Automotive Desig)とSES1キット(Studio Environment Set1)もバンドルされているため、SolidWorksから読み込んだデータに対して、いちから自分で質感などを作りこんでいく必要はありません。

このキットを詳しくウェブサイト上で解説したウェブセミナーの模様も公開されていますので、ぜひご覧ください。