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オーディオに合わせてパーティクルを変化させるには

https://www.youtube.com/watch?v=5UxI02wNma8&hd=1

MODO 801からはオーディオに合わせて、パーティクルの発生源の位置や回転、スケール、さらには色を変化させることができるパーティクルオーディオモディファイヤが実装されています。

まずはシーンにパーティクルを配置してみましょう。今回はわかりやすいように、規則的にパーティクルを並べます。セットアップレイアウトのパーティクルタブから、ジェネレータボタンをクリックします。アイテムリストを見ると、Particle Generatorが追加されていますので、XY平面に対して4×4となるようパーティクルを配置します。

ただし、Particle Generatorだけではどこにパーティクルが配置されているかわかりませんので、このパーティクルに対して実体を割り当てます。今回はスプライトを使います。アイテムリストのアイテム追加VolumesSpriteを追加します。スプライトは輪郭まではっきりと見えるように、プロパティのタブのフォールオフの値を0%にしておきます。パーティクルソースには先ほど作成したParticle Generatorを指定します。スプライトが重なるようであれば、重ならないようにParticle Generatorのサイズを調整します。

ではここからオーディオに合わせた設定を行っていきます。まずはオーディオを読み込み、スケマティックノードへと追加します。さらにアイテムリストからParticle GeneratorとSpriteを追加しておきます。さらに、パーティクルタブにあるオーディオボタンをクリックし、Particle Audio Modifierを追加したら、そちらもスケマティックビューへと追加します。

まずは読み込んだオーディオをAudio Modifierオーディオへと接続します。さらに現在、Particle GeneratorがSpriteに接続されていますが、この接続を解除し、Particle GeneratorをAudio Modifierのパーティクルソースへと接続し、Audio ModifierをSpriteのパーティクルソースへと接続します。

Audio Modifierの色モード通常へと変更すると、グラディエントバーが出てきますので、適当に色を設定してみます。シーンを再生してみると、音に合わせて各スプライトの色が変わっていくのがわかります。さらにトランスフォームからY軸の移動値を変更してみます。そうすると、色だけでなく、高さも変化するようになりました。

このようにParticle Audio Modifierを使用することにより、パーティクルに様々な表情を与えることができるようになります。

2014年5月30日