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Modo 15.2 新機能紹介【エッジウェイトでMeshFusionストリップを編集するには】

バージョンごとに様々な改良を加え進化を続けているリアルタイムブーリアン機能MeshFusionですが、最新バージョン15.2においても、インターフェイス上での効率をよくするために、選択機能に変更を加えています。

本日はその選択機能の改編と、バージョン15.1から追加された組み合わせ元のメッシュに設定されているエッジウェイトを利用して、MeshFusionストリップを編集する方法について解説する機能解説ビデオを公開いたします:

エッジウェイトでMeshFusionストリップを編集するには

エッジウェイトを形状に反映させるのは、それまでのバージョンでも可能でしたが、さらにそこからストリップへと変換させることで、さらに丸め形状の調整が可能になっています。とても便利に使える機能ですので、新たに改善された選択機能と共にご利用くださいませ!

 

ビデオ:MeshFusionによるジュエリーデザイン

Modoモデリングツールの中でも最も強力な機能の一つといえるSDSサーフェイスに対するリアルタイムブーリアンツールMeshFusionを用いたジュエリーデザインのビデオが公開されていましたので、紹介します:

大まかなリング全体のデザインに加え、細かなディテールの掘り込みまでMeshFusionで作りこんでいるのがわかります。MeshFusion機能を一度も使ったことがないという方も、作品作りにMeshFusionを一度試してみてはいかがでしょうか?

さて明日(09/16(水))はModoのダイレクトモデリングの基本をパンプスをモチーフに学んでいく「MODO モデリングトレーニング オンライン/Aコース」開催ですが、今後もプロシージャルモデリング編、MeshFusion編など、様々なコースをご提供していく予定ですので、ぜひオンライントレーニングもModo習得にお役立てください!

 

チュートリアルビデオ:MeshFusion編

サブディビジョンに対するリアルタイムブーリアン機能であるMeshFusionは、MODOのモデリング機能の中でも今や外せない必須機能となっていますが、今回このMeshFusionの新たなチュートリアルビデオがリリースされました:

Mesh Fusion Demystified – Part 1: Foundation

mf_tutorial

作成は数多くのチュートリアルビデオやテクスチャパックを作成しているクリエイターのRichard Yot氏。MeshFusionで組み合わせるパーツを元からモデリングしていきます。MeshFusionをがっつり使いたいという方にはぜひ見ていただきたいおすすめのビデオです!

 

MODO 12.0 新機能【MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能】

本日ご紹介するMODO 12.0の新機能は、MeshFusionに新たに実装されたサーフェイスストリップという機能です。MeshFusionといえば、サブディビジョンサーフェイスのメッシュに対するリアルタイムブーリアンツールですが、メッシュ同士を組み合わせてくっつけたり、彫り込んだりする他に、メッシュ同士が交差する部分にストリップ(筋)をつけるのが、サーフェイスストリップ機能です。

MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能

次回はさらに、このサーフェイスストリップ機能で作成されたストリップを、ダイレクトモデリングおよびプロシージャルモデリングでどのように加工できるのかを解説していきますので、お楽しみに!

 

MODO 11.2 新機能【MODO 11.2におけるMeshFusionの改良点】

サブディビジョンメッシュに対してリアルタイムブーリアン処理を行うMeshFusion機能は、最初にプラグインとしてリリースされ、MODO本体に組み込まれてからも、常に進化を続けている機能です。MODO 11.2においても、MeshFusionに以下の改良が加えられています:

MODO 11.2におけるMeshFusionの改良点

特にユーザーからの声が高かったエッジウェイトをサポートしたことにより、さらにMeshFusionの使い所も広がったのではないでしょうか。ぜひ作品制作にMeshFusionをご利用ください!

 

MODO 11新機能【プロファイルプリセットのパスによるMeshFusionの組み合わせ】

今回は、パス(カーブ)を利用したMeshFusionとの組み合わせを可能にするMeshFusion用アセンブリをご紹介いたします:

プロファイルプリセットのパスによるMeshFusionの組み合わせ

プリセットに登録してあるパスを利用して、MeshFusionと組み合わせることができますが、このアセンブリではプロシージャルモデリングを利用していますので、形状を後から自由に変更することも可能なんですね。今までプリセットに登録しておいたパスも再利用することができますので、MeshFusionを用いて新たな形状をうみだすことが可能です。このアセンブリを活用することで、掘り込みや筋彫りなどを表現するのに、今までよりもさらに簡単にMeshFusionをご利用いただけるようになるかと思います!

 

MODO 11新機能【Fusionにおけるカット・コピー・ペースト・分離機能の追加】

MODO 11ではサブディビジョン用のリアルタイムブーリアンツールであるMeshFusionに対しても、新たに機能が搭載されました:

Fusionにおけるカット・コピー・ペースト・分離機能の追加

MeshFusionはMODO 10.2 から、そのインターフェイスや設定方法が大きく変わりました。より使いやすくなった分、MODO 90x以前からアップグレードされたユーザーさんにとっては、少し戸惑われることもあるかもしれませんね。そういった方はまずはぜひ、現在のMeshFusionの使い方について解説しているこちらのビデオを参考になさってください:

10.2で改良されたMeshFusionの使い方

 

ユーザープロファイル:緑川賢司氏・髙尾寿彦氏

先週に引き続き、今週もMODOの新たなユーザープロファイルをご紹介いたします。先週は(株)意匠計画 海老澤 拓也様による建築パースにおけるMODOをご紹介していただきましたが、今回はがらっと変わって、デザインモデル試作においてMODOをご活用いただいている(株)ミナロ 緑川賢二様・髙尾寿彦様にインタビューを行いました:

株式会社 ミナロ 緑川賢司氏 髙尾寿彦氏インタビュー

試作品の製作にMODOを活用するという使い方もあるんですね。MODOは使い道が多岐にわたっていますので、いろんな場面、いろんなケースで制作活動を支えるツールになれるのではないでしょうか?

これまでにも様々なユーザー様にご協力いただいているユーザープロファイルには、直接かかわりがない分野のユーザー様のインタビューであっても、お役にたつ何らかのヒントが隠されているかもしれません。ぜひご覧ください!:

MODO ユーザープロファイル

 

制作事例:Ingenuity Studios 『POWER/RANGERS』 制作の舞台裏

The Foundry社よりMODOのユーザー事例インタビュー映像(日本語字幕付き)が届きましたので、ご紹介いたします:

Ingenuity Studios 『POWER/RANGERS』 制作の舞台裏

MODOを使用したのは1/3ということでしたが、MeshFusionをがっつり使い込んでモデリングしたようです。

MeshFusionは当初プラグインとして登場しましたが、MODO 901からは標準機能として搭載され、MODOの他の機能を合わせて進化を遂げてきました。MeshFusionが現れてからというもの、MODOのモデリングもがらっと変わってきましたよね。

MODO 10.2でさらに進化したMeshFusion、ぜひお試しください!

Mesh Fusion 日本語解説ビデオ

 

作例:「Footwear」

The Foundry社より公開されているMODOを用いた靴のモデルの作例をご紹介します:

デザイン画を下絵として大きな輪郭を作ったら、取り除きたい部分の形状を作ってMeshFusionでカット。さらに内側をくり抜いて、あっという間にシューズの出来上がりです。これぐらいの手軽さであれば、デザインしたシューズの検討など、デザインにかける時間とそこからのフィードバック、それをさらに取り入れる時間など、フロー全体にかかる時間を大幅に縮小することができます。

ビデオのとおり、MeshFusionはデザインにおいて非常に有効な機能ですので、ぜひ使いこなしてみてください。最新版MODO 10.2でのMeshFusionの使い方については、以下の解説ビデオをご覧ください:

10.2で改良されたMeshFusionの使い方