チュートリアル」カテゴリーアーカイブ

チュートリアル:星空の表現

星空を表現するには、画像を使ったり、ライトを使ったり、様々な方法があるかと思いますが、MODOに標準に実装されている拡張テクスチャを使えば、簡単に表現できる方法があります:

このビデオでは拡張MODOテクスチャの宇宙のカテゴリにあるStar Fieldを環境に対してテクスチャとして適用すれば、あとはプロパティを調整するだけでOK。以前にも本ブログでお伝えしたことがありますが、拡張MODOテクスチャを使えば水滴のような表現も可能になります:

チップス:水滴

拡張MODOテクスチャには、用途に合わせて様々なテクスチャが用意されています。MODOのヘルプ(シェーディング & ライティング > シェーダツリーアイテム > 拡張 : MODO テクスチャ)には各拡張MODOテクスチャの模様の一覧とリファレンスが用意されていますので、ぜひ一度活用してみてください。

 

チュートリアル:ゲームアセットの作り方

様々な分野で活用されているMODOですが、ゲームの世界においてもそれは同じです:

iOS向けゲーム「Monkey Slam」開発の裏側でMODOが大活躍

「ボーダーランズ 2」(Borderlands 2)の砂埃にまみれた世界観をMODOで実現

そんなゲームアセットづくりに関するチュートリアルが公開されていたので、ご紹介いたします:

Modeling game assets in Modo v1.00

https://dl.dropboxusercontent.com/u/234152844/The%20Foundry/Modo/Modeling%20game%20assets%20in%20Modo_v1.00.pdf

このチュートリアルでは、ゲームアセットづくりに必要となるMODOの基本機能などについて、わかりやすくまとめられています。改めてMODOの機能の見直しに、また社内教育のリソースとして活用されてみてはいかがでしょうか?

 

チュートリアル:Andy Brown氏による建築ビジュアライゼーションモデリング

MODOに関する様々なチュートリアルビデオを作っているAndy Brown氏ですが、The Foundry社のYoutubeチャンネルではこのAndy Brown氏が制作した建築ビジュアライゼーション用モデリングに関するチュートリアルを公開しています:

実はこのビデオ、MODO 302時代に制作された有償チュートリアルでしたが、現在は無償で公開されています。MODO 302時代から比べると、最新バージョンの801では、よりモデリングにも便利なツールが実装されていますが、モデリングをしていくうえでの基本的な考え方というのは変わっていません。このAndy Brown氏が公開しているモデリング方法、モデリングテクニックを、ぜひご参考になさってください。

 

チュートリアル:カートゥーン調フワフワ雲の表現方法

The Foundry社のMODOフォーラムに、カートゥーン調のフワフワっぽい雲を表現する方法についてのチュートリアル動画が公開されていましたので、ご紹介いたします:

このチュートリアルではフワフワもこもこの元となるボールをいくつか組み合わせ、それを上回る大きさの細かく分割されている球体を配置し、背景コンストレイントを使用してボールに沿った形の大まかなひとつながりの形を作り、リダクションをかけたら、そのメッシュを元にボリュームを配置するという方法を採用しています。

実際に自分のイメージどおりの雲を作るようになるには、試行錯誤が必要だと思いますが、このチュートリアルの工程で使われている手順は大変参考になるのではないかと思います。残念ながらビデオで何を話しているのかを正確に理解するのは難しいのですが、見ているだけでも手順を追えると思いますので、ご興味のある方は一度同じように作ってみると、他の表現にも転用できるテクニックを思いつくかもしれませんね。

cartoon_crowds

 

チュートリアル:MODOからUnrealEngineへ

MODOでモデルにリギングを設定しアニメーションを付けたコンテンツを、話題のゲームエンジンUnreal Engineへと持っていくためのチュートリアルが動画で3本に分けて公開されています。

一つ目は、お魚のモデルにリグを仕込むまで

二つ目は仕込んだリグを利用して、アニメーションを付けるまで

そして三つ目はMODOで出力したデータを、Unreal Engineへと読み込むまで

最近では、Unreal Engineを使用してゲームを作られたり、コンテンツを制作される機会も増えてきたかと思います。このチュートリアルビデオを参考に、ぜひMODO+Unreal Engineという組み合わせをお試しください!

 

チュートリアル:雪の表現

日増しに寒さが厳しくなってきますが、今回は雪を表現するチュートリアルをご紹介します。この手法も用いて作成されたのが以下の画像です:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=36&t=82376

このチュートリアルでは車に対して、ベースとなる車+さび+雪という三つの表現するグループを構成されています。雪を表現するマテリアルの作り方については、こちらを参考にされたようです:

最後に雪のレイヤーに対するマスクをペイントすることで、雪が車体にざくざくっと積もっている様子というのを表現しています。

チュートリアルでは詳細にパラメータに関しての注意点等を紹介してくれていますので、かなり参考になるのではないでしょうか。雪の表現を試してみたい方にはオススメのチュートリアルです!

 

チップス:NPRで手書き風の描画

MODOではセルエッジやセルシェーディングを実現するためのキットNPR(Non-Photo Realistic Kit)が用意されていますが、このNPRで実現できるのはセルエッジやセルシェーディングだけではありません。自分で作成したカスタムのブラシを用意して、自分なりの表現が可能になります:

http://www.3dartistonline.com/news/2014/04/create-hand-drawn-effects-with-3d-models/

上記ページで公開されている手順としては:

  1. Photoshopなどでスケッチトーンの画像を作る
  2. スケッチトーンの画像はタイリング処理を行えるよう、継ぎ目部分に調整を加える
  3. MODOでシーンを作成する
  4. NPRでスケッチトーンを適用する
  5. ライティングやタイリングの量などを調整する
  6. グーチトーンなどのマテリアルも併用し最終質感へと仕上げる

といった流れになります。MODO JAPAN グループサイトにもチュートリアルなどもご用意しておりますので、NPRキットをお持ちの方は、ぜひお試しくださいませ!

 

チュートリアル:波の表現

MODO 701を使って、キレイな波の表現が実現されている動画をご紹介します:

波の動きや光の様子など、本当に美しいですよね(光はAfter Effectsで効果を増しています)。The Foundryのフォーラムでも話題になっていたこの動画、作者の方が作り方のチュートリアルを公開してくれています:

さらにはスレッドでシーンファイルなども公開されているんですよ、太っ腹!:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=8&t=86672

何か特別なシェーダを使うわけではなく、標準のプロシージャルテクスチャをバンプディスプレースメントテクスチャオフセットなどのエフェクトで組み合わせているだけなので、どなたでも参考にしていただけるシーンになっているかと思います。興味のある方はぜひダウンロードして、マテリアルの設定を確認してみてください!

 

チュートリアル:広告画像

昨今は広告画像の中にも、3Dが要素として取り込まれることが多くなりました。Youtubeには、modo上で制作したレンダリングした要素を広告画像として構成していくチュートリアルが公開されています:

この動画では、モデリングから最終的にPhotoshopで他の要素と合成するまでのアウトラインを公開しています。特に飛沫をモデリングしていく様子などは、参考になる箇所も多くあるのではないでしょうか。

ちなみに、このメイキングを公開しているのは、Tomasz Lechocinski氏。昨年のホリデーイメージコンテスト2012にて最優秀作品となった下記作品の作者でもあります:

動きを感じさせる素敵な作品ですよね!

現在行われているハロウィンコンテスト2013でも、Lechocinski氏はカボチャのスキンシェーダをアセットで公開されていますので、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか?

http://www.luxology.com/asset/materials/view.aspx?id=3993

 


チュートリアル:モーフマップを使用したフェイシャルアニメーション

スケルトンの機能やデフォーマの機能が実装されるにつれ、キャラクタアニメーションなどをmodoで制作されるケースが多くなってきましたが、今回はフェイシャルアニメーション、つまり顔の表情を動かすアニメーションについてのチュートリアルをご紹介します。

まずはこの動画をご覧ください:

インターフェイス上にあるチャンネルを動かすと、まぶたがくいっと変化するのがわかりますね。

実はこのフェイシャルアニメーション、スケルトンで組まれているのではなく、モーフマップを使用して簡単に設定されており、詳細な解説がこちらで紹介されています:

http://cg.tutsplus.com/tutorials/luxology-modo/using-morph-maps-to-drive-character-facial-expressions-in-modo-701/

・モーフマップを作ってモーフインフルエンスを追加
・インターフェイス上でモーフチャンネルをコントロールするためにロケータとそれに紐づくユーザーチャンネルを追加
スケマティックビューで実際のモーフチャンネルと接続
チャンネルリンクで調整
チャンネルホール機能でチャンネルをインターフェイス上に表示させるためにロケータにコマンドを割り当てる

というのが大まかな流れになっています。フェイシャルアニメーションに興味がなくても、ロケータとそのユーザーチャンネルを使うことで、シーン内の他のあらゆるチャンネルをインターフェイス上でコントロールできるようになるというチップスは、とても役立つものです。ぜひ目を通してみてください!