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デモンストレーションビデオ:「MODO VR」

今年のSIGGRAPHにて発表された「MODO VR」ですが、Foundry社ブースで行われたデモンストレーション映像が公開されていましたので、ご紹介します:

SIGGRAPH 2017 | Foundry

クリエイティブスペシャリストであるGreg Brown氏により、前半はMODO 11.1の新機能を、そして後半はMODO VRのデモンストレーションを行っています。VRの中でシーンのスケール感を確認したり、マテリアルを変更したり、また画面に書き込んだりと、MODO VRの様々な可能性を感じることができるデモンストレーションとなっていますので、興味がある方はぜひ一度ご覧ください!

 

SIGGRAPHニュース:「MODO VR」&「Radeon ProRender」

毎年夏に開催される世界最大のコンピュータグラフィックスおよびインタラクティブ技術の祭典「SIGGRAPH」ですが、今年も07/30~08/03の期間、アメリカロサンゼルスにて開催されました。今年も様々なニュースが発表されましたが、MODO関連でも二つの大きなニュースが発表されています。

一つは、MODO VRの発表

VRコンテンツを制作する際に必要となるのが、VRの中でのスケールやパースに合わせてモデルを作成したり、シーンを構築することだと言われていますが、このMODO VRではMODOのアドバンストビューポートのテクノロジを利用して、MODOの中で直接VR用コンテンツを確認することができます。

まだ初期段階ではありますが、MODOユーザーの方であればベータプログラムに参加することができますので、Oculus Rift や HTC Vive VR ヘッドセットをお持ちの方は、試してみてはいかがでしょうか?

MODO VR ベータお申込みページ

そしてもう一つがRadeon ProRenderのMODO対応発表

Radeon ProRenderは高速かつ正確な物理ベースのレンダリングを行うことで、フォトリアリスティックな画像生成を可能とするGPUレンダリングエンジンとしてAutodesk Mayaや3dsMax、Blender、Solidworksなどに無償でプラグインが提供されており、つい最近もCinema 4D 最新版にインテグレートされるというニュースが発表されたばかりの話題の製品ですが、このProRenderがMODOにもインテグレートされる予定ということで、AMDブースでデモが行われていた模様です:

現時点では、今年後半にベータテストを開始されそうですので、実際に触って試せる日もそう遠くはなさそうです。

様々な技術がMODOに統合され、相乗効果で従来の機能もパワーアップしていけば、表現の可能性もさらに広がっていくことでしょう。本当に楽しみですね!

 

SIGGRAPH 2013にてHDR Light Studio for MODO発表!

現在、米アナハイムにて開催されている世界最大の3DCGの祭典SIGGRAPH 2013にて、MODOもThe Foundryブースで展示されています。

このSIGGRAPH 2013ではMODO関連のニュースが幾つか発表されていますが、その一つがHDR Light Studio for MODOの発表です!

HDR Light Studioとは元々リフレクションマップやHDRを生成するスタンドアロンのアプリケーションなのですが、MODOバージョンがLIGHTMAPからリリースされることになったのです。HDR Light Studio for MODOの紹介動画が用意されていますので、そちらをじっくりご覧ください:

どうですか?簡単な操作で、驚くほど質の高いライティングが行われていますよね。HDR Light Studio for MODOに関しては、今後も注目していきたいと思います!

またさらに、SIGGRAPH 2013ではMODO 701 SP2リリースが発表されました!現在、日本語版リリースに向けて準備を進めておりますので、今しばらくお待ちくださいませ!

 

SIGGRAPH 2012 レポート2

SIGGRAPH 2012 Luxologyブースでのデモは、ただ単にソフトをデモンストレーションしたり、ワークフローを解説するためだけではありません。

modoを使用して生み出された様々な素晴らしい作品の作者によるメイキングも紹介されました。

まずは「RUIN」の作者であるWes Ball氏によるメイキング。

RUIN」の世界はmodoで構築されており、いかにして作り上げていったのか、その一部を紹介してくれています。画面のショットでもわかるとおり、建物や道路、さらに道路から生える草なども、全てリプリケータなどを使用してうまく作り上げています。

さらに、このブログでも紹介したことがあるMartin Mayer氏

Martin Mayer氏は映像作品「Synergy」のメイキングを解説されていました。これまでもMartin Mayer氏が作った作品「The Circle」は、modo 601の新機能紹介ツアーのガイドやビデオなどでも紹介されています。Wes Ball氏と同様、インスタンスなどの機能を多用し、さらにはファーやmodo 601の新機能でもあるデフォーマなどを使用して、その独特の世界観を構築されています。

本当に美しい映像ですよね!

そして世界有数のCGプロダクションであるILM(Industorial Light and Magic)のコンセプトアーチストRyan Drue氏

コンセプトアーチストとは、最終映像を作り上げる前に、そのコンセプトやイメージをまず形に仕上げるアーチストのこと。ILMのコンセプトアーチスト部門ではmodoが採用されており、実際にRyan氏が手がけたコンセプト作品と最終映像作品とを見比べてみても、ほとんど差がない状態まで作りこんでいます。ILMコンセプトアーチストのデモンストレーションとあって、Ryan氏のデモではILM作品のメイキングを楽しみにしている方々も多数集まっていました。

いずれのアーチストの方々も、modoのお気に入りの機能を自在に使い自分の作品を作り上げている姿を目の前にすると、あらためてmodoを利用した映像作品が今後も世界中から続々と生み出されてくるであろうことを期待せずにはいられません。

まだまだ他にもデモンストレーションのメニューはあったものの、残念ながら全てをご紹介するには至りませんでした。ほんの一部をかいつまんでご紹介した駆け足レポート、少しでもLuxologyブースの雰囲気を皆様にお伝えできたならと思います。まだまだこれから新しいことが発表されそうなmodo 601、目が離せません!

 

SIGGRAPH 2012 レポート1

2012/08/07~09 米ロサンゼルスにて開催された世界最大の3DCGの祭典SIGGRAPH 2012におけるLuxology modo 601のデモンストレーションをレポートします。

今回、Luxology社は初のSIGGRAPH単独出展ということもあり、様々なデモンストレーションが用意されていました。ブースはUnity社とシェアしており、modoとUnityとの連携の強さをアピールしています。

実際、このmodoとUnityとのワークフローに関するデモンストレーションを行ってくれたのが、Wes McDermott氏

以前ご紹介したこともありますが、Wes McDermott氏Unityと3DCGソフトに関する著作もあるエキスパート。modoで作ったキャラクタにMixamoでモーションキャプチャデータを割り当て、FBXで出力してUnityへ、という流れを、各ステップにおける注意点・チップスと共にご紹介していました。

もちろん、SIGGRAPHに参加されている全ての方にmodoを広く知ってもらうべく、Luxology社代表のBrad Peebler氏もデモンストレーションを行いました。

前半一時間はmodo 601の概要を、そしてさらに後半一時間でレンダリングデフォーマキャラクターアニメーションなどの実演デモを行いました。さすがに熱のこもったBrad氏によるこのデモでは、ブース周りに大勢の人たちが集まり、ブース前の通路がふさがってしまうほど。

modoを実際に使われている方も、名前だけは知っているという方も、初めて知ったという方も熱心にデモに聞きいっている姿が印象的なLuxologyブースでした。

 

modo 601 乗り換えキャンペーン開始!

先日お伝えしたとおり、いよいよ今週から米ロサンゼルスにて世界最大の3DCGの祭典 SIGGRAPH 2012 が開催されます。SIGGRAPH 2012のLuxologyブースでは世界最高の映像を生み出し続けているILM社(Industorial Light and Magic)のRyan Drue氏を迎えて「ILM社アート部門におけるmodoの利用方法」を、またWes Ball氏による「ショートアニメーションRUIN(20世紀センチェリーフォックス社より映画としてリリース予定)におけるmodoの役割」をお届けする予定です。

このSIGGRAPH 2012出展を記念したキャンペーンがLuxology社から実施されるのに伴い、日本国内でもmodo 601 乗り換えキャンペーンを実施いたします!

名称:modo 601 乗り換えキャンペーン
(
http://www.e-frontier.co.jp/store/graphic/modo601.html)

期間:2012/08/03~2012/08/31

価格:
modo 601 通常版/スタンドアロン/乗換版/キャンペーン
通常価格(税込) \128,000 → \88,000    32%オフ
modo 601 通常版/スタンドアロン/ダウンロード/乗換版/キャンペーン
通常価格(税込) \125,000 → \85,000    32%オフ

乗り換え対象製品:
3ds Max 2010 / 2011 / 2012 / 2013    (W/M)
Maya 2010 / 2011 / 2012 / 2013    (W/M/L)
Softimage 2010 / 2011 / 2012 / 2013    (W/M/L)
LightWave 3D 9 / 10 / 11    (W/M)
CINEMA 4D R11 / R12 / R13    (W/M)
Houdini 10 / 11 / 12    (W/M/L)
Shade Professional 10 / 11 / 12 / 13    (W/M)

この他にも現在夏のキャンペーンとして

などを実施しております。

今回のキャンペーンも、先日行われたmodo Summer Session 2012をご覧になって、ワークフローの一部としてmodoを取り上げることをご検討されている方にとっては、またとない機会ではないでしょうか?ぜひご検討ください!

 

Luxology社 SIGGRAPH2012に出展

modoの開発元であるLuxology社は、来週から米ロサンゼルスにて開催される世界最大の3DCGの祭典SIGGRAPH 2012に出展いたします。

昨年までのSIGGRAPHでも、Luxology社は他社と共同で出展していましたが、今年のSIGGRAPH 2012では単独でのブース出展となります!しかも、このブースをUnity Technologies社ともシェアするとのこと。modoとUnityの組み合わせなど、ますます面白いデモが見られそうで、とっても楽しみですね。

SIGGRAPHに参加される方がいらっしゃいましたら、ぜひLuxologyブースへとお立ち寄りください!詳細はこちらのページにて↓

SIGGRAPH 2012 出展のお知らせ