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【MODO+MARI+NUKEパイプライン事例】:CoSA VFX

The Foundry JapanのYoutubeチャンネルにおいて、MODOの活用事例として、CoSA VFXスタジオの制作事例ビデオ(日本語字幕)が公開されていますので、ご紹介いたします:

日本でも一部放映されている有名な海外ドラマの中で、広範囲にMODOが活用されていたんですね!またThe Foundry社製品であるMARIやNUKEとの組み合わせもスムーズに行えることで、より使い勝手の良いワークフローが組めるようです。

 

導入事例:CoSA VFX社

海外の映像プロダクションでは、modoを使用して、ドラマや映画の特殊効果などに使われることも多くなっています。今回はその一つであるCoSA VFX社の導入事例をご紹介します:

このCoSA VFX社はディズニーのファンタージー映画「ザ・オッド・ライフ・オブ・ティモシー・グリーン(The Odd Life of Timothy Green)」や、TVドラマ「フリンジ」「レボリューション」などの特殊効果を担当しているポストプロダクションスタジオです。

TV番組などの場合、納期が大変厳しい場合が多いのですが、modoを使えば作り始めてからフォトリアルな最終画像を作り出すための期間が短くてすむという点が、CoSA VFX社がmodoを選択した理由のようです。CoSA VFX社の場合、modoでエフェクト用の素材を作ったり、出力を行った後は、Nuke(Foundary社)に読み込んで、最終的な合成を行うとのこと。他のツールとのスムーズな連携・ワークフローが図られているようです。

また、modo 601に搭載されているBullet物理演算のrecoilを利用して、リジッドボディ・ソフトボディのシミュレーションを行うことで、嵐の中で車が飛んだり衝突するようなシーンをたやすく、かつ自然に作り出せているそうです。recoilは物理演算エンジンを利用した大きな機能でありながら、modoの中に完全に統合されていることで、デザイン的に違和感がないだけでなく、modoの他の機能とベースを共にしていることが、作業を進めていく上での強みかもしれませんね。

CoSA VFX社事例紹介の全文はこちらのページでどうぞ。

また、CoSA VFX社のウェブサイトではデモリールが公開されています。ステキな映像満載ですね↓