recoil使用例:屋根板

物理演算シミュレーション用プラグインとしてモデルが落下するシーン、壁が崩れ落ちるシーン、ドミノ倒しなどのシーンで活躍するrecoilですが、recoilの活用先はアニメーションだけではありません。

静止画で多数のモデルを配置するといった用途としても、recoilの活躍の場があります。たとえば、大量のモデルを配置する下図のようなシーンの場合:

一つ一つがめり込まないように配置するといった作業は、手間がかかるばかりで、ちょっとした修正にも時間をとられてしまいます。こんなときにrecoilを使用すれば、たとえ外側のケースの形状が変わったとしても、モデルの配置を手作業で行うことなく、すぐに対応することができるのです。

Luxology社のフォーラムでは、そんなrecoilの特性を利用して、屋根板を配置しているサンプルがユーザーさんから挙げられています:

recoilを使えば、屋根の形状に沿って何枚もの屋根板をキレイに沿わせることができそうです。また、後で屋根の形状を変更したとしても、すぐに対応がききます。アニメーションだけでなく、このような[配置する]という用途でrecoilの使用を検討されてみてはいかがでしょうか?

 

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