MODO JAPAN GROUP

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MODO image by Maurison Borba

MODO ユーザーグループ大阪 豊島氏 六水条氏 インタビュー

大阪で定期的にMODOの勉強会を開催されている「MODO ユーザーグループ大阪」の豊島様と六水条様にユーザーグループの活動内容や今後のご予定、展望についてお話しをおうかがいしました。

豊島 幸夫

1973年生まれ。大阪府吹田市在住。2014年よりTEAMLABBODY株式会社にてグラフィックディレクターとして勤務。業務ではアプリ用人体モデル作成の他、医用画像をもとにしたヘルスケアサポーターの開発など、メディカル・ヘルスケア分野で活躍中。
teamLabBody | 3D人体解剖アプリ


六水条 剣

大阪市在住。MODO、Unreal Engineを活用し、インディーズゲームを精力的にリリースしている。現在、MODOとUnreal Engineをテーマに「MODO ユーザーグループ大阪」の勉強会で講師を務めている。
twitter : @rokusuijo


それでは自己紹介とMODOユーザーグループ大阪の紹介をお願いいたします。

豊島氏: MODOユーザーグループ大阪で代表をしている豊島です。企画・運営などをしています。

六水条氏: 今回講師を務めさせていただいております六水条剣と申します。基本は個人でゲーム制作をしております。

豊島氏: MODOユーザーグループ大阪は MODO を学習する場として1年に2、3回勉強会を開催しています。2010年に第1回目の勉強会が開催されて、今回(2018年11月)の勉強会が26回目ですね。8年間続いていますので、ソフトウェアのユーザーグループとしては歴史のある方ではないかと思います。僕自身はユーザーグループへは途中からの参加となります。

豊島様は「MODOユーザーグループ大阪」へはどのようなきっかけで参加されたのですか。

豊島氏: 僕はもともと別のソフトを使って趣味で3DCG作品を製作しておりまして、2010年の「3DCG AWARDS(アワーズ)」という3DCGのコンテストに作品を投稿したんですよ。それでその授賞式に参加したんですが式典の他にも3DCGのいろいろなセミナーが開催されていて、たまたま日比さんがデモをされている MODO のモデリングのセミナーを見たんです。それはiPhoneのモデルをMODOで作成するという内容でして 「こんなに早くモデリングできるんだ!」と感動して、その当日にMODOを買いました。

でも、当時はMODOの日本語の情報があまりない頃だったのでWEBでいろいろ調べて大阪でMODOのユーザーグループという集まりがあるのを見つけまして、それに参加したのがきっかけですね。

MODOを買った当時は海外製ソフトということで情報があまりない状況でしたので、ユーザーグループがなかったら僕はMODOの購入に踏み切れていなかったような。勉強会に参加しているうちにMODOの使い方を覚えることができて、おかげさまで今はMODOの3DCGが仕事につながっています。ですのでユーザーグループの方々にはすごく感謝していますし、何かお返しができればと考えています。

そういった思いもあり、今はユーザーグループの代表として運営/窓口をやってます。

六水条様はどういったきっかけで「MODOユーザーグループ大阪」で講師をされるようになられたのですか。

六水条氏: 私は元々独学でMODOを使っていたのですが、1人での学習には限界があったので勉強会のようなものが開催されていないかと探しまして、「MODOユーザーグループ大阪」のことを見つけて勉強会に申し込んだのがきっかけですね。初めに参加したのは modo 701 を使っていた時期だと思います。

勉強会に参加する理由はゲーム製作のためだったのですが、何回か勉強会にお邪魔させていただいて豊島さんとお話ししていく中でいろいろ話が膨らみまして、ある日、豊島さんに「講師どうでしょう」という話をいただいてお引き受けしました。

UserProfile_OsakaPhoto01

MODOユーザーグループ大阪の活動内容をご紹介いただけますでしょうか。

豊島氏: 活動の基本は年に2、3回開催する勉強会となっています。

「MODOユーザーグループ大阪」の勉強会は講師が説明して参加者はそれを聴講するというスタイルだったのですが、六水条さんが講師をされるようになってからハンズオン形式になりました。

ハンズオン形式というと参加される方もその場でMODOを操作して学習されるのですね。勉強会の進行はどのような感じなのですか。

豊島氏: 参加者の皆さんにはご自身のノートPCを持ち込んでいただき、参加者の皆さんにも自ら手を動かして学習をすすめています。

また、勉強会で学習する内容は六水条さんがあらかじめドキュメントにまとめていただいているのでそれを印刷したものを参加者の皆さんにお配りしています。参加された方には「この冊子があるおかげで勉強が捗(はかど)る」「繰り返し勉強しやすい」と大変好評です。六水条さんが用意されるドキュメントは内容が濃いうえに非常にわかりやすく解説されています。

六水条氏: 実はハンズオン形式の勉強会は僕から提案させていただきました。僕は Substance や Houdini などのゲーム製作に関係するソフトの勉強会に参加したりするんですが、ハンズオン形式で受けた方が覚えやすいんですよね。参加者が多い勉強会だとハンズオン形式はむずかしいと思うのですが、何かを作るツールの学習は講師と一緒に操作したほうが覚えやすいと思います。

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それでは今後の活動についてお聞かせください。

豊島氏: 難しいテーマの学習は「楽しみながら」という要素が大事だと思います。せっかく学習しても「難しい」で終わってしまってはもったいないですからね。今回の勉強会はキャラクターをMODOでセットアップしてUnreal Engine に持っていくという内容なんですけれども、それは自分で作ったキャラクターをゲームの中で動かすという「楽しみ」の一部なんです。今後も六水条さんに講師をしていただくハンズオンの勉強会は続けていきたいのですが、VRや3Dスキャナなどを絡(から)めた勉強会も開催したいですね。

六水条氏: そうですね。MODOだけではなく、MODOのアウトプットを活用するようなこともやりたいと思っています。「MODO VR」の機能を使ってVRの勉強をするような感じで、機能を切り口にしてもいろいろなテーマの勉強会が出来るのではないかと思っています。

あと、MODO JAPAN グループが東京で開催されている無料の体験コースやトレーニング、セミナーがあるじゃないですか。ああいうのを大阪でもやってみたいですね。それと中級者向けの勉強会もやってみたいです。ビギナー向けの勉強会で1歩踏み出した人へ、もう一歩先に進めるようなお手伝いができればなと思います。MODOユーザーグループ大阪ではいろいろな種類の勉強会を考えていますので、ご興味をお持ちのかたは是非一度勉強会へお越しいただければと思います。

本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

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