カーブフィルによる分割箇所をコントロールするには

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カーブフィルの機能を使うと、カーブで囲まれた領域に対して、自動的に分割した面を貼ってくれるようになります。この機能は、例えばIllustratorから読み込んだロゴのデータなどに適用すると、よりモデリング作業に幅が出てきます。最新バージョン13.1では、このカーブフィル機能にさらにガイド機能が実装されたことで、分割箇所をコントロールできるようになりました。

まずは空のメッシュレイヤーにカーブを作ってみます。オペレーションリスト ＞ オペレータ追加 ＞ 作成 ＞ カーブ ＞ Starを追加し、星型のカーブの形状を作ります。さらにオペレータ追加 ＞ カーブ ＞ Curve Fillを追加します。そうすると、自動的に星のカーブの中に分割した面が生成されました。単なる一枚の面を貼るのではなく、分割した面を貼ることで、後の加工がやりやすくなります。

非常にクリアに面がはられていますが、この面の流れを変えたいといったケースも有るかと思います。そういった場合には、分割する箇所を指定するガイドのカーブを指定します。新たにメッシュレイヤーを一つ作成し、ガイドとなるカーブを作成します。Curve Fillプロパティのガイドポップアップから、ガイドとなるカーブが入っているメッシュレイヤーを指定します。そうすると、このガイドカーブに従って面が分割されるようになったのが確認できます。

このガイドカーブはもちろん後から修正することも可能です。修正に従って、面も自動的に分割が更新されるようになります。

このように、バージョン13.1ではガイド機能がサポートされたことで、Curve Fill機能はさらに使いやすくなっています。