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パーティクルに画像をわりあてるには

https://www.youtube.com/watch?v=8UY0I0XMiRg

今回はひとつひとつのパーティクルに画像を割り当てる方法について解説します。

まずはパーティクルを作成してみましょう。セットアップパレットからラディアルエミッターを追加します。これは放射状にパーティクルを生成するものですが、今回は放射する口の形を狭めるために、円錐角度を30度ぐらいに設定し、ゆっくりと落下するようにしてみたいので、パーティクルシミュレーションの重力使用オプションをオンにし、加速度を-0.5ぐらいに設定してみます。シミュレーションをキャッシュし、確認してみましょう。

パーティクルの動きが問題ないようであれば、このひとつひとつのパーティクルに対して画像を割り当ててみます。今回は星の画像を割り当ててみましょう。パーティクルに画像を割り当てたい場合、一番簡単なやり方はスプライトというボリュームアイテムを使用することです。

アイテム追加ボリューム Spriteを追加します。パーティクルソースにParticle Simulationを設定し、半径を調整すると、ボリュームを二次元的に表現してくれるようになります。あくまで二次元的に表現するだけなので、通常のボリュームをレンダリングするよりも、処理が軽くで済むのが特徴です。このスプライトでは画像を割り当てることができます。スプライト画像に星の画像を割り当て、ビルボードオプションをオンにすると、パーティクルに対して簡単に画像を割り当てることができました。

このようにしてスプライトを使えば、簡単に画像の割り当てが可能なのですが、スプライトの場合、Render Booleanなどブーリアン処理を併用できないというデメリットがあります。アイテム追加ボリューム Render Booleanを追加してみましょう。Render Booleanの範囲内にあるスプライトがレンダリングされなくなってしまいます。こういった場合には、スプライトは使うことはできませんので、リプリケータを使うようにします。

リプリケータで複製元となる画像を張り付ける元となる板ポリゴンを用意します。マテリアルグループを作成したら、星の画像をマッピングしておきましょう。エフェクトはディフューズの色からステンシルへと変更しておきます。ではアイテム追加 パーティクル Replicatorを追加し、原形となるアイテムに板ポリゴン、ポイントソースにParticle Simulationを追加します。原形のトランスフォームを使用オプションをオンにし、板ポリゴンのサイズを調整します。

先ほどのスプライトとほぼ同じような効果になってはいますが、リプリケータを使用する場合、ひとつ注意しなくてはいけないので、カメラの角度によって、この板ポリゴンがきれいにカメラから見えなくなってしまうという点があります。スプライトの場合だと、カメラの角度に対して必ず画像が正面に来るように向けられていましたが、リプリケータの場合はそうではないので、パーティクル自身が必ずカメラの方向を向くように処理しておかなくてはなりません。

このためParticle Simulationを選択し、スケマティックビューへと追加したら、セットアップパレットのパーティクルタブからルックアットというパーティクル用のモディファイヤを追加します。そうするとParticle SimulationParticle Look At Modifierが接続されているのがわかります。接続されていないようであれば、Particle SimulationをParticle Look At Modifierのパーティクルソースへと接続してください。 Particle Look At Modifierを見てみると、ターゲットというプロパティが用意されています。このプロパティはパーティクルがどこを向くかというのを指定するオプションですので、レンダーカメラを指定します。ここまで設定したら、リプリケータのポイントソースをParticle SimulationからPatricle Look At Modifierへと変更します。こうすることで、パーティクルに割り当てられた板ポリゴンが必ずカメラの方向を向くようになります。向きがおかしいようであれば、原形となるアイテムの板ポリゴンを選択し、回転を調整するようにしてください。

ただこの状態では、リプリケータでも同様にRender Booleanの影響を受けてしまいます。この影響から外れるためには、原形となる板ポリゴンのマテリアルを選択し、マテリアルレイタブにあるサーフェイスクリッピング有効オプションをオフにします。これでブーリアンの影響を受けることなく、すべてのパーティクルに対して画像が割り当てられます。

このリプリケータを使用する方法の場合、スプライトと違って、パーティクルに割り当てられている画像の回転角度やスケールといったものを細かく調整することができます。またシェーダツリーからレイヤー追加処理 Variation Textureを追加すると、グラデーションで設定した範囲内にある色で、この星の画像を一枚一枚ランダムに色付けしてくれますので、いろん表情を変えることができます。

2020年12月28日