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【MeshFusion】ブーリアン処理後のマテリアルを分けるには

http://www.youtube.com/watch?v=Vn8RX9IB6l0&hd=1

今回はMeshFusionを利用して、ブーリアン処理を行った後のメッシュに対して、マテリアルを適用する方法についてご紹介します。

MeshFusionはバージョン102から、Fusion Itemをメッシュへと変換する際に、自動でマテリアルやパーツを適用するようになっています。試しに、サンプルのモデルを二つ読み込んで、Fusion Itemで結合してみます。

Fusionその他ボタンをクリックし、Fusion アイテムを編集にあるFusionメッシュカテゴリを見てみましょう。出力するメッシュのモードを表すメッシュモードの中を見てみると、密閉ファイナル(パート付)というオプションが増えています。このオプションを選択し、メッシュへと変換してみます。出力オプションも、頂点を結合したり、マテリアルグループを作成したりといったオプションが増えていますので、デフォルトの状態でメッシュを生成してみます。

レンダータブに行って確認してみましょう。一見すると、一つのマテリアルにしかわかれていないように思えますが、シェーダツリーで確認してみると、結合元のメッシュの名前がそのままマテリアル名称としてつけられ、マテリアルグループが生成されているのがわかります。色を変えてみるとわかりやすいでしょう。

さらに、102ではこれだけではなく、もっと細かく生成されたメッシュを分けています。情報と状態タブへと移り、ポリゴンの情報を確認してみましょう。ポリゴンパートでを開いてみると、生成されたメッシュには自動で複数のパートが生成されています。各パートを選択してみると、土台となるメッシュ、さらに組み合わせたメッシュで分断された複数部分、それと境目部分のメッシュとが分かれています。このため、マテリアルグループには各メッシュの二つだけですが、さらに境目部分に別のマテリアルを割り当てることもできるようになっています。

シェーダツリーへと戻り、レイヤーの追加ポップアップからGroupを追加しましょう。ポリゴンタグタイプパートに、ポリゴンタグから境目部分のメッシュに割り当てられているFusion Item Stripsを選択し、このマテリアルグループへと新たにマテリアルを追加します。そうすると、あらたに組み合わせた二つのメッシュ+その境目部分といった形で、それぞれ別のマテリアルが割り当てられるようになります。

2014年3月13日