MODO 機能紹介・チップスサイト このサイトでは、MODOの基本機能やチップスをご紹介していきます。

ピック機能によるインターフェイスエレメントの簡単コピー


https://www.youtube.com/watch?v=C8j0i9vizGA

MODOでは各レイアウトがタブで分かれており、使用用途に特化したレイアウトになっていますが、それゆえに各レイアウトのみにしか存在しないメニューやアイテムといったものが多く存在します。例えば、Modoレイアウトではステッチメッシュのアイコンや寸法ツールのアイコンなどが存在していますが、モデルレイアウトのパレットには用意されていません。これらのアイコンをモデルレイアウトでも使えるように、MODO 12.2で追加されたピック機能を利用して、インターフェイスを編集してみます。

まずはシステムメニュー > フォーム編集パネルを開き、アイコンを配置したい先のフォームを探します。フォーム検索ボタンを使うと、簡単にそのフォームを検索することができます。(新規コントロール)からサブフォームの追加で、フォームに対してサブフォームを追加します。このサブフォームの中に、アイコンをコピーしていきます。

次にコピーしたいアイコンがあるレイアウトへと切り替えます。今回の場合、Modoレイアウトへと切り替えます。フォーム編集左上にある作成のドロップダウンからピックというメニューを選択します。このメニューを選択した状態でマウスでクリックしたアイコンが、新規コントロールとして追加されるようになります。ピックを選択している状態でステッチメッシュを選択すると、フォーム編集のサブフォームの中にステッチメッシュが追加されました。連続してアイコンを追加していきたい場合には、ピックメニューを選択し、Shiftキーを押しながらアイコンをクリックしていきます。

追加したいアイコンをピックしたら、インターフェイスを確認してみましょう。好みの状態となるよう、サブフォームのプロパティを調整したら、書き出し済みオプションをオンにしておきます。これでフォームを保存できました。

このようにして、ピック機能を使えば、簡単にインターフェイス上のエレメントをコピーし、配置できるようになります。

2018年12月18日