MODO 15 シリーズ」カテゴリーアーカイブ

Modo 15.1 新機能紹介【シーン内の要素を解析・修復する静的解析ツールの使用法】

Modo最新バージョン15.1では、シーン内のアイテムを検証し、問題があればそれを修復してくれる大変便利な静的解析ツールが実装されています:

シーン内の要素を解析・修復する静的解析ツールの使用法

このツールの素敵なところは、リスト化されたチェック項目を確認していくだけでなく、問題が生じている場合にはその修正も同時に行えるという点にあります。特に、インスタンスをリプリケータに変換する機能であったり、絶対パスでリンクされている画像をコピーしてきて相対パスに変更する機能であったりは、その機能単体としても大変便利に使えます。

異なる環境へシーンを持っていく場合、また他のスタッフとデータをやり取りする前に、この解析ツールでデータをチェックしてみるとトラブルを起こす可能性が低くなるのではないでしょうか。ぜひ試してみてください!

 

Modo 15.1 新機能紹介【選択部分に合わせた寸法測定とスケール操作】

ワークフローを大幅に改善するインターフェイスの改善デフォーメーションに対するパフォーマンス向上メッシュオペレーションへの機能追加など、Modo最新バージョン15.1ではいろんなカテゴリにおいて様々な機能が追加されていますが、ダイレクトモデリングに対しても、素敵な機能が追加されています:

選択部分に合わせた寸法測定とスケール操作

この機能を望まれていた方は多かったのではないでしょうか?このオプションがあるとないとでは、作業効率にも大きな影響が出てくるかと思います。最新バージョン15.1の日本語体験版もご用意いたしておりますので、他の新機能も併せ、ぜひご自分でそれら機能の便利さを実際に試してみてください!

Modo 15.1 体験版はこちら:http://modogroup.jp/trymodo

 

Modo 15.1 新機能紹介【メッシュオペレーションを整理するスタックノード】

Modo最新バージョン15.1では、メッシュオペレーションにもそのワークフローをさらに改善するための試みがなされています。一つがメッシュオペレーションスタックのサポート、そしてもう一つがMerge Meshesオペレーションのメッシュレイヤー指定機能の実装です:

メッシュオペレーションを整理するスタックノード

メッシュオペレーションは単にモデリングだけでなく、スケマティックビューで他のシーン内の構成要素を組み合わせることで、さらに面白い表現を可能にするパワフルな機能ですが、今回この組み合わせをさらに強力に推し進めてくれるメッシュオペレーションスタック機能が追加されています。

メッシュオペレーションを多用する方にとっては必見の機能ですので、ぜひこちら試してみてください!

 

Modo 15.1 新機能紹介【メッシュオペレーション・デフォーマ評価のパフォーマンス向上】

Modo 最新バージョン15.1では、オムニホールのようにユーザーの使い勝手をより快適にする機能や、カーブブーリアンのような新たなモデリング機能の追加だけではなく、メッシュオペレーションやデフォーマといった、今までユーザーからの要望が大変多かったパフォーマンス向上に関する機能がいくつか実装されています:

メッシュオペレーション・デフォーマ評価のパフォーマンス向上

メッシュオペレーションやデフォーマの演算処理自体を見直して、パフォーマンスを上げているわけではありませんが、処理工程における不要な処理を省き、パフォーマンスを向上させるための工夫がいくつも施されており、バージョン15.1における目玉機能といっても良いかと思います。

パフォーマンス向上を待望されていた方にとっては、大変うれしい機能追加だと思いますので、ぜひご自身のデータでお試しいただければと思います!

 

Modo 15.1 新機能紹介【カーブ同士のブーリアン操作】

最新バージョンModo 15.1では、モデリングに対していくつか機能が追加されていますが、その中でも大きな機能追加と言えるのがカーブ同士のブーリアン操作のサポートです:

カーブ同士のブーリアン操作

これまでカーブ同士に対してブーリアンで形状を作り出していくことはできませんでしたが、このカーブブーリアン機能がサポートされたことで、新たなカーブ形状を簡単に作り出せるようになっています。またダイレクトモデリングだけでなく、プロシージャルモデリングでもこの機能がサポートされていますので、カーブの形状がブーリアンで変化していくアニメーションであったり、またカーブをもとにしたモデリングでも元のカーブ形状を変更したりといった修正が、簡単に行えるようになっています。

カーブはモデリングの様々な場面において使われる重要な要素であり、このカーブブーリアン機能により、さらにモデリングをパワーアップさせてくれるでしょう。

 

リリース:「Modo 15.1v1 日本語版」ダウンロード配布開始!

2021/07/22 英国Foundry社よりModo最新バージョン15.1が公開されたことを受け、本日(07/27(火))より国内での「Modo 15.1v1 日本語版」ダウンロード配布を開始いたしました。メンテナンスもしくはサブスクリプション契約に該当する方は、弊社ダウンロードページより最新バージョンをご利用ください。

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

Modo 15.1v1における新機能や更新履歴などにつきましては、以下のページをご覧ください:

Modo 15.1v1 新機能
Modo 15.1v1 更新履歴
Modo 15.1v1 既知の問題点

バージョン15.1のリリースに際し、最初にご紹介する日本語機能解説ビデオはインターフェイスに関してです:

バージョン15.1におけるインターフェイスの追加(オムニホール)・修正点

バージョン15.1では大変便利なオムニホールという機能が搭載されていますが、その機能の使い方について詳細に解説しています。また、最初に15.1をお使いになるときに、スペースバーに対する機能の割り当てが変更されているため、若干戸惑われるかもしれません。そういった方のためにも、修正点について詳しく解説していますので、ぜひこちらの解説ビデオ、ご覧いただければと思います!

 

リリース:「Modo 15.0v3」日本語版ダウンロード配布開始

Modo最新バージョン15.0のマイナービルド15.0v3がリリースされましたので、対応する日本語版のダウンロード配布を開始いたしました。メンテナンスもしくはサブリプション契約期間内の方は、MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイトより最新版Modo 15.0v3をダウンロードの上、ご利用くださいませ:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

このModo 15.0v3はバグフィックスのみのバージョンとなっています。更新履歴は以下のページをご覧ください:

Modo 15.0v3 更新履歴

Modo 最新バージョン15.0で搭載された新機能については、下記サイトにて日本語解説ビデオをご用意いたしておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

Modo 15.0 日本語解説ビデオ

Modo 15.0 の新機能を試してみたいという方は、体験版をご用意いたしておりますので、実際に搭載された様々な新機能をお試しください:

Modo 15.0 体験版

また触ってみたいけれど、使い方が全く分からないという方のために、無償の体験トレーニングもご提供いたしておりますので、ぜひそちらもご活用ください:

MODO 体験トレーニング オンライン(無償) 2021年6月9日(水)開催

 

Modo 15.0 新機能紹介【インタラクティブなmPathレンダリング】

機能が搭載されて以来、バージョンを重ねるごとに改良を重ねているmPathレンダラーですが、最新バージョン15.0ではレンダリングウィンドウ上でインタラクティブな操作が可能になっています:

インタラクティブなmPathレンダリング

レンダリングウィンドウでインタラクティブな操作が行えるということで、ちょっと不思議な感じがするのですが、mPathだとそれが可能です。GPUが使える環境であれば、レンダリングエンジンにGPUを指定することで、高速なプレビューとしても使えるでしょう。演算方法が異なるため、デフォルトのレンダリングと全く同じレンダリング結果になるわけではありませんが、大規模なレイトレーシング処理が必要なシーンなどには特に力を発揮するレンダラーですので、まだ試したことがないという方も、一度mPathによるレンダリングを試してみてはいかがでしょうか?

mPathについては、ぜひ以下のブログ記事も参考にしてみてください:

Modo 15.0 新機能紹介【バージョン15.0におけるMeshFusionの改良】

Modo最新バージョン15.0で一番大きく手が入っているのは、サブディビジョンサーフェイスに対するリアルタイムブーリアンツールであるMeshFusion機能です。バージョン15.0ではMeshFusionの操作性を高めるため、インターフェイスなどに大幅な改良が加えられており、従来のバージョンでMeshFusionをご活用いただいていた方にとっては戸惑われるかもしれません。

本日ご紹介するModo 15.0新機能紹介ビデオでは、バージョン15.0でのMeshFusion変更点などをご紹介しています:

バージョン15.0におけるMeshFusionの改良

インターフェイスの改良だけにとどまらず、サブディビジョンのレベル0、またエッジウェイトのサポートなど、機能的にも前進しているバージョンですので、ぜひ使ってみてください!

 

Modo 15.0 新機能紹介【プロシージャルモデリングに対するリグクレイの適用法】

リグワークフローに対する欠かせない機能でもある「リグクレイ」が、最新バージョン15.0からプロシージャルモデリングに対応するようになりました:

プロシージャルモデリングに対するリグクレイの適用法

これにより、従来まではダイレクトモデリングで既にモデリングされているエレメントを対象にリグクレイ機能を適用していましたが、プロシージャルモデリングに対応したことにより、モデリング途中のデザインの検討を行う際などにも、便利に使えるようになっています。

使える場面が増え、利用できる可能性が広がりますので、ぜひ試しに使ってみてください。