Modoのカメラにはその投影タイプとして、通常のカメラだけでなく、VR用のパノラマ画像を生成するタイプも用意されています。今回はFacebookの360度画像を作成する方法について、ご紹介します。
今回使用したサンプルシーンは、製品版コンテンツに含まれているシーンです。部屋の中央にカメラを配置し、カメラのタイプを「球面VR 」に設定しました:
さらに解像度は、縦横比率を1:2にして設定しています:
レンダリングされた画像をJPGで保存し、今度はPhotoshopへと読み込みます。
Photoshopの3D メニューからパノラマ画像として先ほど保存した画像ファイルを読み込みます:
読み込んだら、Photoshopの中でも3D具合を確認できます:
問題ないようであれば、そのまま書き出しの処理を行います:
書き出した画像をFacebookからアップします。私の環境では、スマホ(Android)のFacebookアプリから画像として投稿するだけで、360度画像として正しく投稿できましたが、環境によっては認識できないエラーが発生する可能性もありますので、その際にはFacebookなどにおける注意書きなどをお読みください。
投稿された画像は、マウスをぐりぐり動かすと、簡単に室内の様子を確認することができます:
思ったよりも簡単に生成・確認することが可能でしたので、チームで作業している場合や遠隔のクライアントに室内を確認していただく場合など、確認用のビューワーとしてお使いいただくことも可能かもしれませんね。
今回はPhotoshopの3D機能を使用しましたが、EXIFのメタデータを追加するだけでも正しくアップロードできるようですので、そちらでお試しいただいてもよいかもしれません。Facebookのアカウントをお持ちで興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。