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MODO 12.0 新機能【MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能】

本日ご紹介するMODO 12.0の新機能は、MeshFusionに新たに実装されたサーフェイスストリップという機能です。MeshFusionといえば、サブディビジョンサーフェイスのメッシュに対するリアルタイムブーリアンツールですが、メッシュ同士を組み合わせてくっつけたり、彫り込んだりする他に、メッシュ同士が交差する部分にストリップ(筋)をつけるのが、サーフェイスストリップ機能です。

MeshFusionにおけるサーフェイスストリップ機能

次回はさらに、このサーフェイスストリップ機能で作成されたストリップを、ダイレクトモデリングおよびプロシージャルモデリングでどのように加工できるのかを解説していきますので、お楽しみに!

 

MODO 12.0 新機能【レンダリングフレーム範囲の細かな設定方法】

これまで地味に要望の声が多かったレンダリングのフレーム範囲を調整する機能が、MODO 12.0で実装されました:

レンダリングフレーム範囲の細かな設定方法

小さな機能追加ではあるのですが、アニメーションをレンダリングしようとする場合、この機能があるとかなりスムーズに事が運びますよね。またフレーム範囲の方法も様々に用意されており、プリセットで選んで指定できるため、設定方法を全て覚えていなくても大丈夫。とても親切な設計になっていますよ!

 

キット:「The Instant Lighting Kit for Modo」

MODOにおけるレンダリング関係のチュートリアルマテリアルも作られているクリエイターRichard Yot氏から新たにレンダリング関係のキット「The Instant Lighting Kit for Modo」がリリースされました。このキットは短時間かつ最短の手数で美しいレンダリング結果を出すインスタントライティングを設定するためのキットです:

The Instant Lighting Kit for Modo

なかなかお手軽そうなキットだなー、ということで早速購入して試してみました!

購入後、ダウンロードしたInstant_LightingフォルダをKitsフォルダの中にコピーすればインストールは完了です。Kitsフォルダの場所がわからない場合は、システムメニュー > コンテントフォルダを開くを実行すれば、Kitsフォルダの場所がすぐにわかります。

MODOを起動するとツールバー上には新たなInstant Lighting用のアイコンが出てきますので、そちらをクリックするとプリセットが登場します:

instant_lighting01

背景用となるメッシュも用意されていますので、メッシュを設置し、スタジオ・屋内・屋外とお望みの環境を読み込んで設定するだけ。キット名の通り、ぱぱっと設定して見栄えのするライティングを実現できるとってもお手軽なインスタント設定です:

instant_lighting02

このキットの価格はお求めやすい$30。個人的には$30でこの手軽さが手に入るのであれば安い!という印象でした。難しい調整も必要なく、ぱぱっと見栄え良く見せたいといった用途であれば、大変おススメなキットです!

 

MODO 12.0 新機能【メッシュペイントによる新たなメッシュの複製方法】

MODOにはメッシュを複製する際に様々なツールが用意されていますが、メッシュペイントツールもその一つです。ペイントするように直感的にメッシュを配置できるこのメッシュペイントツールが、12.0からはさらに拡張され、直線状に、配列上に、また放射状にペイントしながらメッシュを配置できるようになっています:

メッシュペイントによる新たなメッシュの複製方法

今まであまりメッシュペイントツールは使ってこなかったな、という方もぜひ活用してみてください!MODO 12をお持ちでない方は、体験版をご用意致しておりますので、ぜひそちらで実際に操作をお試しください:

MODO 12 体験版

 

MODO 12.0 新機能【ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置】

MODO 12では過去リリースされたMODO 10およびMODO 11と同様、12.0を含む3回のフィーチャーセットリリースが予定されていますが、今回のMODO 12.0では主にモデリング部分にフォーカスした新機能が多く搭載されています。

本日ご紹介するMODO 12.0新機能日本語解説ビデオは、「ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置」です:

ジッターツールに追加された便利なリジッドオプションによるモデルの配置

従来のジッターツールはメッシュの全ての頂点に対してランダムな移動値が加えられていましたが、12.0から搭載されたリジッドオプションを使えば、連結しているジオメトリもしくは選択しているジオメトリ単位に対してランダムな値を加えますので、ランダムなモデルの配置があっという間に出来上がります。またジオメトリだけではなく、UVに対しても同様に動作するすぐれものですので、モデリング作業がさらに楽になりますね!

本日からMODO 12.0v1の体験版も公開致しておりますので、ぜひMODO 12新機能をお試しください!

MODO 12 体験版お申し込みページ

 

MODO最新メジャーバージョン「MODO 12.0v1」リリース!

本日、MODO開発元であるFoundry社より「MODO 12.0v1」がリリースされたことを受け、MODO JAPAN GROUPでも「MODO 12.0v1 日本語版」をリリースいたしました:

メンテナンスご契約中のユーザー様は、このメジャーバージョンを無償にてお受取りになれますので、ぜひダウンロードサイトよりダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

このMODO 12 シリーズでは、MODO 10やMODO 11と同様、12.0を含む3回のフィーチャーセットのリリースを予定いたしております。今回リリースするMODO 12.0では主にモデリングワークフローの改善に力を入れたバージョンとなっており、様々な機能が搭載されておりますので、ぜひ新機能のリスト、また更新履歴・既知の問題点のページをご覧ください:

MODO 12.0 新機能リスト
MODO 12.0 更新履歴
MODO 12.0 既知の問題点

MODO 12.0v1 日本語版」はインターフェイスは日本語となっておりますが、リファレンスマニュアルはMODO 11.2が付属しております。MODO 12.0に完全対応したリファレンスマニュアルは6月上旬公開予定といたしておりますので、完成まで今しばらくお待ちくださいませ。

その代わりと言ってはなんですが、MODO JAPAN GROUPではMODO 12.0の新機能を日本語解説ビデオで随時解説してまいります。本日ご紹介するのは「MODO 12.0におけるインターフェイスの変更点」。まず一番最初にインターフェイスがどう変わったのか、使い勝手がどう変わったのか知りたいですよね:

MODO 12.0におけるインターフェイスの変更点

モデリング作業時における手数をより少なく、様々な機能へのアクセスがしやすくなるようにと、小さな改良が数多くなされています。メンテナンスをお持ちでない方も、現在MODO 12 体験版をご用意いたしておりますので、そちらでぜひ試してみてくださいね!

 

MODO 無料体験プログラム アニメーション編 大阪で04/22(日)開催!

大変好評を頂いておりますMODO 無料体験プログラム アニメーション編ですが、04/22(日)MODOユーザーグループOSAKA様のご厚意により、大阪でも開催することとなりました!

この無料体験プログラム アニメーション編ではアニメーションの概念、基本操作、キャラクタアニメーションのセットアップ方法などを解説してまいります。

受講者の皆様にはノートパソコンをご用意頂く必要がありますが、アニメーション初心者の方にハンズオン形式で解説してまいりますので、ご興味をお持ちの大阪近郊の方はぜひぜひご参加ください!

また、株式会社Too様で開催しているMODO 無料体験プログラム アニメーション編も4月の回はまだお席に若干の余裕がありそうです。こちらもぜひよろしくお願いいたします!

MODO 無料体験コース

 

プラグイン:「V-Ray 3.6 for MODO」

高速な外部レンダリングプラグインであるV-Ray for MODOの最新バージョン3.6がリリースされました!

本バージョンでは、次期メジャーバージョンMODO 12をサポートしている他、V-Ray ファー生成機能などもサポートされています。3.xユーザーの方には無償で提供されるアップデートだそうですので、3.xをお持ちの方はぜひ最新バージョン3.6をご利用ください!

またこのV-Ray for MODOの使用事例として、弊社ユーザープロファイルにもご協力いただきました株式会社 意匠計画様のインタビュー記事が掲載されています:

後日、オリジナルの日本語版を掲載予定とのこと、とても楽しみですね!

 

MODO 12 いよいよリリース間近!

昨年4月24日より先行予約の形態で販売開始してから3回のフィーチャーセットをリリースしてきたMODO 11ですが、間もなく次期メジャーバージョンとなるMODO 12がリリース予定となっております!

既にFoundry社コミュニティサイトでは、MODO 11所有者の方を対象としてMODO 12のパブリックベータ版が配布され、新機能を紹介するショートムービーが公開されていますが、リリース目前のこの時期、MODO 11のメンテナンス版恒久版をご購入いただくと、MODO 11とMODO 12プログラムがどちらも手に入る最後のチャンスです!

チームで作品を制作される場合など、バージョンを合わせておく必要がある場合などに備え、MODO 11が手に入るこの時期を逃さず、ぜひ購入をご検討ください。MODO購入に関しまして、ご不明な点などございましたら、お気軽にMODO JAPAN GROUP セールス(sales@modogroup.jp)までご連絡くださいませ。

 

事例紹介:「動く建築」アニメーション

オレゴン大学の学生がエミリー・カール芸術大学のバンクーバーキャンプ期間中に10周年プロジェクトで作成した可動建築である「動く建築(Kinetic Architecture)」の映像が、MODOを使って作成されています:

他にも建築データ作成としてSolidworksやRhinoなども使われていますが、MODOを利用することで、こういった動く建築のアニメーションを設定でき、視覚的な確認やプレゼンが可能になりますね。建築やパースなどが静止画が専門であっても、アニメーション機能を利用することで、さらに表現できることが広がる場合もありますので、ぜひMODOのアニメーション機能も使ってみてください!