投稿者「modo」のアーカイブ

キット:「TMSCAM 1.4」リリース!

MODOの機能を独自にカスタマイズした作画(2D)とCG(3D)の相互支援ツールであるTMSCAMですが、この度様々な新機能を追加したバージョン1.4へとアップデートされました!

このバージョン1.4では様々なModo機能にさらにアクセスしやすくするためにボタンを実装したり、レンダーパス機能を利用してコンテンツに対する各パスを調整できるようになっています。このTMSCAM、無償でご提供しているキットですので、ご興味をお持ちの方はぜひ試してみて下さい!

TMSCAM ダウンロードお申し込みページ:http://modogroup.jp/regist/tmscam_dl

TMSCAMの詳しい解説・チュートリアルは、いくつもの動画で詳しく解説しておりますので、ぜひそちらを参考にしてみて下さい:

http://modogroup.jp/modo/free_kits/tmscam/tmscam_tutorial

 

スクリプト:「Create Material Procedural version」

オペレーションを積み重ねていくタイプのモデリングであるプロシージャルモデリングは、後からプロパティの変更も可能ですし、オペレーションを遡っての修正も可能とするため、非常に便利なモデリング手法ではありますが、その分、ダイレクトモデリングと比較して手数が多いなと感じられることもあるかと思います。

その一つがプロシージャルモデリングにおけるマテリアルグループの設定かもしれません。そこで、いくつかの決まりきった手順が必要となるこのマテリグループの設定を一括で行うためのスクリプトをご用意しました:

Create Material Procedural version

プロシージャル版「マテリアルグループの設定」ですので、操作に迷われることもないかと思います。ぜひご自由にお使い下さい。

このスクリプトはキット形式でご用意いたしておりますが、このキットの作り方もチュートリアルサイトの方で細かく解説しています。スクリプトを作ってみたい!キット形式にする方法が知りたい!といった方は、ぜひこちらを参考資料としてご利用下さいね:

キットの作り方

チュートリアルビデオ:「QUICK RETOPO TIPS in MODO」

MODOに関する様々な機能チュートリアルやチップス関連のビデオが公開されていますが、リトポロジ機能に関するチップスビデオが公開されていましたので、ご紹介いたします:

QUICK RETOPO TIPS in MODO

リトポロジ機能とは、既にあるメッシュを背景に、新しいメッシュを作っていくことができる機能ですが、例えば高解像度のモデルを作り込んだ後に、それを元に低解像度のモデルを作ったり、3Dスキャナで取り込んだデータを元に、よりシンプルでクリアなモデルを作ったりと行った具合に、トポロジ機能はMODOが備える強力な機能の一つです。

このビデオでは、リトポロジに関して抑えておくべきいくつか基本的な機能について紹介しています。英語が正確にわからなくても、実際に作業している画面が流されていますので、なんとなく把握できるかと思います。穴が空いている部分に対して、「一枚ポリゴンをベベルし内側を削除したら、2枚揃えてエッジでブリッジをかける」といったやり方は、通常のモデリングチップスとしても大いに役立つのではないでしょうか。

リトポロジ機能については、日本語解説ビデオもご用意致しておりますので、興味がある方はぜひ一度試してみてください:

リトポロジの基本的な使い方

コンターツールを使ったリトポロジ

 

テキスト:「The Pushing Points Topology Workbook Volume 02」

これまで様々なキットやテキストをリリースし、Modoクリエイターとして著名なクリエイターであるWilliam Vaughan氏が、新たなテキストをリリースしました:

The Pushing Points Topology Workbook Volume 02

このテキストでは、一つのボックスから様々なキャラクタの頭部のモデリングを、クリーンなトポロジで作成していく方法を詳しく解説しています。作り方の話であり、特定の3DCGソフトに限定した話ではありませんので、広く参考になるテキストだと思います。また英語で書かれているものの、詳細に図解が掲載されていますので、どのようにジオメトリを構築していけば良いかもわかりやすくなっています。

こちらはボリューム02ですが、ボリューム01の方ではより一般的なトポロジの解説が行われており、こちらもモデリングには大変参考になるテキストです。Modoに限らず、クリーンなトポロジのモデリングを目指す際には、ぜひこういったテキストも参考にされてみて下さい!

 

キット:「Arch-E Kit for modo」ver1.7リリース

mARCHキットの後継としてリリースされているキット「Arch-E Kit for modo」の最新バージョン1.7がリリースされました。このバージョンでは、新たな機能として、一枚のポリゴンから枠付きの窓をぱぱっと作ることができるPoly-To-Windowツールが搭載されています:

パラメータを調節するだけで自動で生成される窓枠のポリゴン部分は、きれいにUV展開もされていますので、調整も楽に行なえます。リアルな建築関連だけにとどまらず、Sci-Fi系の建築物作成にも使える便利なツールであり、それほど高価格でもないキットですので、興味がある方はモデリングツール強化の一つとして揃えてみてはいかがでしょうか?

 Thir Guild:Arch Essentials

 

スクリプト:「Set_Window_P」

MODOの機能を解説した日本語解説ビデオや、作成したスクリプトを公開・配布しているサイト<MODO基本機能チップスサイト>に、サードパーティ製のスクリプトを公開・紹介する新たなカテゴリ[サードパーティ製スクリプト]を追加しました。今回ご紹介するのはOrange Film 柳村 徳彦氏制作の「Set_Window_P」です:

Set_Window_P

このスクリプトは、あらかじめプリセットに指定した形態で登録されている窓サッシのプリセットファイルを、スクリプトによって壁の開口部の大きさにフィット、配置するため機能を有しています。制作現場で便利に使うためのスクリプトですので、同様の用途で役立てられる方も多いのではないでしょうか?

製作者の柳村様09/26(木) 名古屋で開催するセミナー「MODO モデリングセミナー in 名古屋」で行っていただくライブモデリングでは、このスクリプトを用いたモデリングも行われる予定ですので、そちらで実際の使用感を確かめていただくことも可能です。セミナーはまだ若干お席に余裕がございますので、ご興味をお持ちの方はぜひ足をお運び下さい!

MODO モデリングセミナー in 名古屋

 

MODO 13.1 新機能紹介【モーフコンテナを活用したモーフアセンブリの活用方法】

Modoにはリグを組む際にウェイトマップを汎用的に組み込めるようにするためウェイトコンテナという機能が搭載されていますが、最新バージョン13.1ではそのモーフマップ版モーフコンテナ機能が搭載されました:

モーフコンテナを活用したモーフアセンブリの活用方法

イマイチぴんと来ないという方もいらっしゃるかもしれませんが、頂点マップを組み込んだリグを構成する際には必須とも言えるほど便利な機能です。ウェイトコンテナと併せて、リグを組む際にはぜひ一度試してみて下さい!

ウェイトコンテナの便利な使い方

 

ユーザープロファイル:一寸房 向中野 鎮氏

様々なジャンルで活躍されているMODOクリエイターの方にお話を伺うユーザープロファイル、今回は建築・土木分野のCG製作にMODOを活用していただいている株式会社一寸房 向中野 鎮氏にお話を伺いました:

一寸房 向中野 鎮氏 インタビュー

建築の分野は今までにもお話を伺ったことがありましたが、土木の分野は初めてで大変面白く、興味深い内容でした。実際に現場でMODOをご活用いただいているクリエイターの立場から語っていただくMODOを活用するメリット、便利にお使いいただいている機能などは、ユーザーの方にとって大変参考になるかと思いますので、ぜひご一読下さい!

 

トレーニング:2019年10月開催分 申し込み受付開始!

来月2019年10月分のModoトレーニングの申込受付を開始いたしました:

2019年10月09日(水) 無料 MODO 無料体験プログラム  ~お仕事帰り2時間コース~
2019年10月16日(水) 500円 MODO モデリングトレーニング ~ダイレクトモデリング~
2019年10月16日(水) 500円 MODO ピックアップトレーニング ~材質設定~

10月は全般的な操作方法を学ぶ「MODO無料体験プログラム」の他、その一歩先のモデリングを学習するための「MODOモデリングトレーニング ~ダイレクトモデリング~」、さらにモデリングしたものに対して質感を設定していく「MODOピックアップトレーニング ~材質設定~」をご用意致しておりますので、モデリングしてから質感をつけてレンダリングするまでの一通りをこれらトレーニングを通して、しっかり習得することが可能です。「MODOモデリングトレーニング ~ダイレクトモデリング~」と「MODOピックアップトレーニング ~材質設定~」は同日開催いたしますので、続けて受講することで理解の幅もより広がるかもしれません。

また今月9月はプロシージャルモデリング編アニメーション編のトレーニングなど、その他のカテゴリのトレーニングもありますので、興味をお持ちの分野がありましたら、ぜひお気軽にご参加下さい!

2019年9月25日(水) 500円 MODO モデリングトレーニング ~プロシージャルモデリング~
2019年9月27日(金) 無料 MODO 無料体験コース ~アニメーション編~
2019年9月27日(金) 無料 MODO 無料体験コース ~2時間コース~ in 名古屋

さらに、9月21日(土)には、MODO USER GROUP OSAKA様主催の勉強会もあります:

2019年9月21日(土) 1500円 「MODOスケマティック#2 ノードを使った様々な効果の制御」

講師である六水条 剣‏氏による、初心者にも非常にわかりやすいスケマティックの講座です。MODO JAPAN GROUPからもアシスタントとして参加させていただきますので、不明な点などもその場でサポートさせていただきます。

暑さも少し落ち着いてきたこの季節は、ソフト習得の勉強に時間を割いてみてはいかがでしょうか?

 

MODO 13.1 新機能紹介【CurveSweepオペレーションによるカーブの押し出し】

カーブで押し出しを行うプロシージャルモデリングといえば、メッシュオペレーションCurve Extrudeを思い浮かべますが、最新バージョン13.1ではさらに細やかにコントロールすることが可能な新たなメッシュオペレーションCurve Sweepがサポートされています:

CurveSweepオペレーションによるカーブの押し出し

メッシュオペレーションの中でもカーブで押し出しを行う場面は多いのではないでしょうか?新たに追加されたこのCurve Sweepオペレーションは、従来のオペレーションよりもさらに柔軟に設計されていますので、ぜひこちらも使ってみてくださいね!