MODO JAPAN GROUP

MODO 13.2 以降 (MODO 14 以降推奨)
Windows Only

TMSCAM(トムスカム)

『TMSCAM(トムスカム)』は3Dと作画の連携に必要なツールをひとまとめにした作業支援ツールです。
TMSCAMは2Dと3Dそれぞれのカメラを共通化することで、アニメ制作における双方の連携強化やレイアウト作業の効率化などを実現するために開発されました。現在、アニメ業界ではデジタル作画や3Dレイアウトといったデジタルを活かしたアニメ制作が行われています。TMSCAMは、これらをスタジオに限らず個人でも利用しやすいツールにすることを目指しています。
TMSCAMは数多くのアニメーション作品を制作されているテレコム・アニメーションフィルム社のCGI制作部が MODO用に特化したインハウス・ツールとして開発されており、ご厚意によりMODO JAPANグループを通じて 無償公開させていただいております。
テレコム・アニメーションフィルム オフィシャルサイト https://www.telecom-anime.com/
icon_tmscam_download

TMSCAM 2.2 の提供を開始しました!(2022.2.10)

2022年2月にリリースされたTMSCAM2.2では、新機能「TmsCam Sheet Editor」の追加によりオリジナルのLO_Guide(作画フレーム)を手早く作成することができるようになりました。

TMSCAM 2.2 新機能一覧
  • SheetEditor機能の追加
  • Settingアイコンの変更
  • Renameアイコンの変更
  • Renameしたとき、Frame_CAMの名前も変わるように変更
  • 操作性向上のため、LO_Guide,Comment類をワイヤーフレーム表示に変更
  • Horizontal Lineの追加
  • Show TMSCAMにGENZU PlaneのShow/Hideボタンの追加
  • Show TMSCAMにHorizontal LineのShow/Hideボタンの追加
  • Show TMSCAMにCenter CrossのShow/Hideボタンの追加
  • Show TMSCAMにHoleのShow/Hideボタンの追加
  • LO_Guideを奥,手前にオフセットできる機能を追加
  • Show TMSCAMのEyelevelのSelectボタンを削除
  • 他多数

TMSCAM(トムスカム)の主な機能

3Dレイアウトへの活用

TMSCAMは、アニメの制作現場でスタンダードとなりつつある3Dレイアウトシステムとして活用することができます。実際の画面では、左がパースペクティブビュー、右上がPreview Cam(セルフレーム)、右下がGENZU Cam(原図)となっています。

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作画のレイアウト用紙を仕込んだカメラによって2DPANや2Dズームができるため、2Dライクにレイアウトを取ることができます。さらに、ここで作成されたカメラデータはAfterEffectsとの連携も可能なため、将来的には、TMSCAMで作業したデータを工程の上流から下流まで一貫して利用することもできます。

2Dアニメにおけるレイアウト作業の効率化

作業画面上に建築物や人物などのCGモデル配置してGENZU_Cam(原図)とPreview_Cam(セルフレーム)を用いてレイアウトを作成することができます。作成したレイアウトはムービー等で書き出し、デジタル作画のソフトウェアに流し込めば、作画のアタリにすることができます。直感的にレイアウトを組めるため、作業効率向上と一定のクオリティーを保つことが可能となります。

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作画と親和性の高いCG作業

TMSCAMでは3D空間で平面を扱うため、カメラワークがついていても作画と同じ環境での作業が可能になります。また、2Dと3Dで見た目を統一(カメラを共通化)することでアニメーターが作画したレイアウトを再現でき、完成画面のイメージを共有できます。

TMSCAMには専用のコントローラが用意されており、直感的にレイアウトを決めることができます。

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2Dライクなロールやズームも自由に行うことができます。

また、3Dと2Dの連携ツールを選定することで、ステージング(舞台設計、光源範囲、方向など)、プリビズ(役者位置とカメラの距離など)、ポストビズ(複雑な特殊効果、FX、CG発注など)が効果的に組み込めます。それによって、アニメ制作におけるCGフローの精度を高めることができ、効率的な制作につながります。
TMSCAMにはMODOの「Markup(マークアップ)ツール」にアクセスできるボタンが搭載されており、指示やラフを手早く画面上に描くことができます。
MODOの3Dビューで作画するマークアップツールをTMSCAMで活用する(1/2)
MODOの3Dビューで作画するマークアップツールをTMSCAMで活用する(2/2)

TMSCAM 更新履歴

  • 2022-02-10 TMSCAM 2.2 公開
  • 2020-06-16 TMSCAM 2.0 公開
  • 2019-10-25 TMSCAM 1.4 公開 ( 追加機能一覧 )
  • 2019-04-18 TMSCAM 1.3 公開

チュートリアル動画

TMSCAM(トムスカム) 1.4 のチュートリアル動画を紹介しています。 icon_tmscam_tutorial

TMSCAM(トムスカム)の活用、利用事例

総合学園ヒューマンアカデミー横浜校ゲームカレッジインタビュー TMSCAM(トムスカム)活用事例
at_human_saeki_class_600
TMSCAM公開記念「デジタル作画へのTMSCAM活用セミナー」記録映像(2019年5月15日開催)

ダウンロード

「お申込みページ」の入力フォームに必要事項を入力して送信すると、ダウンロードURLがメールで送られます。

名称 ダウンロード バージョン

TMSCAM
(トムスカム)

2.2
  • TMSCAMは 3DCG ソフトウェア「MODO」をカスタマイズして利用するためのKit(キット)となっています。ご利用いただくにはMODOが必要です。
  • TMSCAM は 「MODO」体験版を用いてお試しいただくこともできます。
  • TMSCAM のインストール手順などにつきましては、ダウンロードしたZIPファイルに含まれているドキュメントをご覧ください。
  • TMSCAM は技術的なサポート窓口を設けておりませんが、各機能の説明をしているリファレンスやカスタマイズ方法を説明したドキュメントをヘルプとして同梱しています。利用される際にはそちらをご参考ください。
  • TMSCAM をもっと使いやすくご利用いただけるよう皆様からのご意見やご感想などフィードバックを承っています。ハッシュタグ #TMSCAM を付けて Twitter や facebook 等に投稿してください。

レベル

  • 全レベル

利用可能なソフトウェア

  • MODO 13.2 以降(MODO 14 以降推奨)
  • Windows Only

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