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セミナーイベント:「ゲーム開発者向けPythonセミナー」06/20(水) 開催!

MODOではスクリプト言語としてPythonがサポートされており、作業フローにあったスクリプトを作成し活用していくことで、より作業の効率化を図ったり、手作業だと難しい作業を実現することが可能になります。

ただ開発の知識があったとしても、実際にどのように開発すれば効率が良いのか知りたい、また他の3DCGソフトでのスクリプトの経験はあるもののMODOでは開発の経験がない、さらには今まで作ってきたスクリプト資産をMODOでどのように活用すればよいのかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。そういった方のために、6月20日(水) ダイキン工業様においてセミナーイベント「ゲーム開発者向けPythonセミナー」を開催いたします:

こちらのセミナーでは、スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社 高橋 涼 氏が実際のMayaとMODO双方のスクリプト開発経験を元に、ツールにとらわれることなく、資産を活かせるよう開発を行う術をご講演いただきます。

MODOに関するスクリプト関係のセミナーはかなり珍しいかと思いますので、ご興味をお持ちの方はぜひ足をお運びください!

<ゲーム開発者向けPythonセミナー>
2018年6月20日/15:00~17:00(受付開始 14:30)
詳細はこちら

 

スクリプト:スケルトンウェイトを通常のウェイトマップへと変換

今週はもう一つMODO JAPAN GROUP製「スケルトンウェイトを通常のウェイトマップへと変換」するスクリプトをご紹介します。

Convert Skeleton Weight to normal Weight

スケルトンをメッシュにバインドすると、自動的に対応するウェイトマップを作ってくれますが、このウェイトマップはスケルトンに紐づいているため、スケルトンを削除してしまうとウェイトマップも消えてなくなってしまうという性質を持っています。微調整を加え、キレイに整えたウェイトマップがスケルトン削除と同時に消失してしまうのはもったいない!後から他のスケルトンに対しても使っていきたい!といったケースも出てくるかと思います。

今回はそんなケースのために、スケルトンのウェイトを通常のウェイトマップへと変換し、さらにスケルトンへと再度割り当てるスクリプトを公開いたします。このスクリプトを使って通常のウェイトを変換した後にスケルトンを削除しても、ウェイトの情報はそのまま残ってくれることになりますので、ウェイトを作るためだけにスケルトンを作るといった逆の発想からのウェイト作成法としてもご利用いただけるかもしれません。

シーンの中身を調べたり、頂点マップを調べたり、といった他にも応用が利きそうな操作を行っていますので、ぜひ参考になさってみてください!

 

Pythonサンプルスクリプトサイト公開!

MODOで作業を進めていく際、適切なスクリプトがあればもっと作業を簡単にできるのに、といった場面に遭遇するケースもあるかと思います。MODO JAPAN グループでは新たに、<MODO基本機能・チップス紹介サイト>の中にスクリプトカテゴリを設け、簡単なサンプルスクリプトの公開・配布を開始いたしました:

<MODO基本機能・チップス紹介サイト> スクリプトカテゴリ

このスクリプトカテゴリではスクリプトを配布すると同時に、簡単な解説文も加えるようにしています。こうすることで、配布しているスクリプトをただ単に使用するだけでなく、カスタムで手を加え、さらにユーザー自身にとって使いやすいスクリプトへと改変していただければと思っております。

今回配布するスクリプトは「Import CAD Data from Folder」。このスクリプトではCAD Loader/Power Translatorsなどを用いて複数のCADデータを読み込む場合に、指定したフォルダ内のファイル全てを自動的に読み込むスクリプトです。このため CADファイルだけに関わらず、ファイルを読み込むときに最初にダイアログが出てくるようなフォーマット(例:OBJなど)のファイルを複数一括で読み込みたい場合にも有効に使えます。

少しでも作業の効率化を図りたいとお考えの方は、Pythonスクリプトに挑戦してみてはいかがでしょうか?