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リリース:Modo 14.0v2 日本語版ダウンロード配布開始

本日より、Modo 14.0v1のバグフィックスバージョンにあたるModo 14.0v2 日本語版を弊社ダウンロードサイトより配布開始いたしました。こちらのインストーラには、Modo 14.0v1の正式な日本語ドキュメントも含まれておりますので、メンテナンスもしくはサブスクリプションをご契約中の方は、ぜひこちらの最新プログラムをダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:
https://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

このバージョンでは、Modo 14.0v1で発生していたいくつかのクラッシュバグが修正されています。詳しい更新履歴および既知の問題点については、下記ページをご覧ください:

Modo 14.0v2 更新履歴
Modo 14.0v2 既知の問題

インストール場所はModo 14.0v1とは異なり、上書きすることはありませんので、バージョン14.0v1をアンインストールせずとも、14.0v2をインストールすることは可能です。ただしバグフィックスバージョンであること、また使用する設定ファイルは同じであることから、基本的にはバージョン14.0v1をアンインストールしたうえで、14.0v2をご利用いただくことをお勧めいたします。

また、06/02より一部環境において発生し、ユーザー様より複数ご報告いただいておりました「Modo起動時にクラッシュする」という問題についてですが、クラウドアセットが一部不具合を起こしているために発生する問題であることを確認いたしました。このため、ローカルに置いてあるクラウドアセット用のフォルダを削除していただくことで、問題を回避することが可能です。詳しい会方法につきましては、下記弊社FAQサイトをご覧ください:

MODO 14.0が起動時にクラッシュする (Windows Only)

なお本問題につきましては、もうすぐパブリックベータ開始予定となっている次期マイナーバージョンModo 14.1にて修正予定となっております。ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんが、修正まで今しばらくお待ちくださいませ。

 

スクリプト:「MODO 絶対スケール 作業平面対応版」

先日公開された「基盤地図情報 シェープファイルインポーター」に引き続き、柳村様から新たなスクリプトを公開されていますのでご紹介いたします:

MODO 絶対スケール 作業平面対応版

MODO標準の絶対スケールは、残念ながら作業平面に対応していないのですが、こちらのスクリプトを使わせてもらえると、そんな問題も解消されます!スクリプトファイルは、Youtubeの解説文章の中に記載されていますので、ぜひそちらからご利用ください。

この便利なスクリプトを開発・公開されているクリエイター Orange Film 柳村 徳彦 氏をお迎えし、MODOの応用的な機能・使い方を紹介してくれるMODO Professional’s ウェビナー vol.1 「みんなに知ってほしい MODO テクニック集」はいよいよ明日開催です!

ウェビナーですので、参加される場所など問いません。どこからでもご視聴いただけますので、MODOを既にお使いの方も、そうでない方も、ぜひお気軽にこちらご視聴くださいませ!

 

MODO Professional’s ウェビナーvol.1 「みんなに知ってほしい MODO テクニック集」05/27(水)開催!

昨今の事情によりテレワークによる自宅でのお仕事や制作活動、また勉強に時間を費やされている方が多いかと思いますが、そんな方たちのため、今回MODO JAPAN GROUPでは初となるMODOウェビナーを開催することを決定いたしました!

その記念すべき第1回目は、MODO入門書の決定版「MODO★Beginners」の著者でもあるクリエイター Orange Film 柳村 徳彦 氏をお迎えし、「みんなに知ってほしい MODO テクニック集」と題して、柳村氏からMODOモデリングの実践テクニックをご紹介いただきます:

今回ウェビナーということで、参加する場所を一切問いません。 またウェビナー終了後のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、プレゼントもご用意いたしております。時間や場所の関係上、今までセミナーになかなか参加できなかったという方も、ぜひこの機会に貴重なクリエイター様の実践テクニックをお楽しみください!

 

インポータ:「基盤地図情報 シェープファイルインポーター」

書籍「MODO Beginners」の著者としても知られるクリエイター柳村 徳彦氏が、国土地理院の基盤地図情報を読み込むスクリプトを公開されていますので、ご紹介いたします:

早速使って試してみました!

きれいにデータがインポートされていて感動しますね。ポリゴンやポリラインの形式で読み込まれますので、後から押し出して3次元形状を作ることなども簡単にできます。興味をお持ちの方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

CADデータ入出力用プログラム集「CAD POWERセット」

MODOには本体プログラムのほかに、様々な機能拡張のためのツール、またライブラリなどが用意されていますが、MODO JAPAN GROUPではさらにそれらの関連するキットやライブラリをひとまとめにしたセット商品をご用意いたしております。今回はその中でも利用される方の多い「CAD POWERセット」についてご紹介します:

この「CAD POWER セット」は以下の4製品をセットとしてご提供しており:

PowerTranslators for MODO
Power SubD-NURBS for modo
Studio Environment Set 1 from 9b studios
Studio Environment Set 2 from 9b studios

CADデータの入出力およびマテリアル集を付属して、それぞれ単体でそろえるよりもお得な価格でご提供しています。これら入出力ツールの優れたメリット・使い方については、ぜひこちらのビデオをご覧ください:

ちなみに、CADデータによってはMODOに読み込んだ後、膨大な数のポリゴンパートができてしまっているケースがあります。そのような場合には、簡単にポリゴンパートを削除する方法もFAQに掲載してありますので、ぜひそちらもご参照ください:

CADデータを読み込むと膨大な数のポリゴンパートができてしまう

 


制作事例:「Modo | Origins – Travel Destinations」

CharacterBoxのチュートリアルビデオなどを精力的に公開されている海外クリエイター Matt Meersbergen氏が、作品のブレイクダウン映像を公開されています:

https://www.youtube.com/watch?v=rBsHk43Ru54&feature=emb_logo

こちらの花や枝がふんわり動くアニメーション、実は CharacterBox のカスタムリグを使用して作成されているんですね 。CharacterBox はキャラクタアニメーションにも使用されますが、こういった人型とは全く異なる形状に対してもリグの形状をカスタマイズできますので、自由にリグを組むことが可能です。

CharacterBox に興味をお持ちの方は、下記日本語解説ビデオまたは Matt Meersbergen氏 が制作されている CharacterBox x紹介ビデオをご覧ください:

https://www.youtube.com/watch?v=VGewcoIGg1A&list=PLcjEmUMwNtYI_YD3EHJPjp8GT4bhy3aLK

 

Modo 14.0v1新機能紹介【MeshFusionサーフェイスストリップのエンボス処理】

バージョンを重ねるごとに、様々な機能を搭載し絶えず進化を遂げているサブディビジョンサーフェイスのリアルタイムブーリアンツールであるMeshFusion機能に、バージョン14.0からは新たに、サーフェイスストリップに対するエンボス処理機能が追加されました:

MeshFusionサーフェイスストリップのエンボス処理

これにより、重なり合うメッシュの交差部分に対して、簡単にエンボス加工を加えることができるようになります。重なり合うメッシュはソリッドだけでなく、カーブに対しても適用できますので、スジボリなどもこれで簡単に行えるようになります。

これまでご紹介してきたようにメジャーバージョン14.0新機能については、他にも様々な新機能が実装されています:

<Modo バージョン14.0の新機能>
アンベベルツールを用いたベベル面の復帰方法
スライドツールにおける面モードのサポート
バージョン14.0におけるインターフェイスやモデリングの変更点
シーン内に注釈やコメントを入れるマークアップ機能の使い方
フォールオフにおけるワールドトランスフォームの使い方
頂点マップ編集メッシュオペレーションによるリプリケータのアニメーション
視認性を高めるX線およびゴーストビューポートモード
マテリアルグループへのスケールを用いたテクスチャスケールの一括修正

興味がある機能がありましたら、ぜひお気軽に体験版でお試しください。

Modo 14.0 体験版

 


アセンブリ:「エスカレータ」

3月に発売開始されたMODO教科書ともいえる「MODO★Beginners 改訂版」の著者 柳村氏が便利な「エスカレータ」用アセンブリを公開されていますので、ご紹介いたします:

こちらプロシージャルモデリングで構成されているため、ユーザーチャンネルに用意されている独自パラメータでカスタマイズが可能です。アセンブリを開いてみると、コメント入りできれいに組まれていますので、アセンブリの学習素材としても、大変便利に使えますよ!

アセンブリのダウンロードはこちらから。ファイルをダウンロードしたら、MODOの「システム」メニュー > 「コンテンツフォルダを開く」メニューからコンテンツフォルダを開き、Assets Assembliesフォルダの下へとファイルをコピーしてください。MODOを再起動すると、プリセットパネルのAssets Assembliesの中にこちらのエスカレータ用アセンブリが現れるようになります。

プロシージャルモデリングとアセンブリの組み合わせは、大変面白く、また作業効率も高めてくれる重要な機能です。興味をお持ちの方は、下記日本語解説ビデオなども参考に、ぜひ試してみてくださいね:

プロシージャルモデリングのアセット化

 

制作事例:「24 creative CGI projects that harness the power of Modo」

Modoを活用して制作されている24本のCGIプロジェクトを一挙ご紹介しているページをご紹介いたします:

24 creative CGI projects that harness the power of Modo

https://discover.therookies.co/2020/04/04/24-creative-cgi-projects-that-harness-the-power-of-modo/

モデリングやレンダリング、キャラクタ造形、ゲーム制作など、Modoが様々なカテゴリで活用されているのがわかります。気になる作品はありましたか?ぜひじっくり見てみてくださいね。

 

Modo 14.0v1新機能紹介【マテリアルグループへのスケールを用いたテクスチャスケールの一括修正】

シェーダツリーでマテリアルを構築していく際、様々なエフェクトに対して複数のテクスチャを設定することはよくあります。そのようなマテリアルが設定されているメッシュの大きさを変えることになった場合、マテリアルに適用されている各テクスチャのスケールも変える必要が出てくるかと思いますが、そんな場合に便利に使えるのが、バージョン14.0から追加されたマテリアルグループのスケールオプションです:

マテリアルグループへのスケールを用いたテクスチャスケールの一括修正

このスケールオプションは、複数適用されているテクスチャのサイズのみならず、バンプやディスプレースメント、サブサーフェイスの距離なども一括で調整可能であり、非常に手軽にサイズ調整が可能になっています。マテリアル設定に欠かせない追加機能となりそうですね。