月別アーカイブ: 2016年12月

2016年 年末年始休業のお知らせ

もうすぐ2016年も終えようとしていますが、皆様方にとって今年はどんな年になりましたでしょうか?

MODOはメジャーバージョン10がリリースされ、3回にわたって多岐にわたる機能が搭載されました。私たちMODO JAPAN GROUPでは、MODOがいろんなカテゴリのユーザー様に魅力的なコンテンツ制作ツールとしてご利用いただけるよう、来年も力を尽くしてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Image by Tomas Sciskala aka mytrixx

さて、この年末年始に伴いまして、MODO JAPAN GROUPでは下記の期間中、一時休業とさせていただきます:

休業期間:2015年12月28日(水)~2017年1月5日(木)

この休業期間中におけるテクニカルサポート・カスタマーサポートに関しましては、休業中も電子メールおよびFAXによるお問い合わせを受け付けておりますが、回答は2017年1月6日(金)以降の対応とさせていただきます。

また、MODO JAPAN グループオンラインショップで取り扱っておりますダウンロード販売製品(MODO 10シリーズフローティング版を除く)につきましては、上記休業期間中におきましても販売ならびに製品のご提供をいたしております。

MODO JAPAN グループオンラインショップ

ただし販売代理店様経由での製品のご購入およびパッケージ版のご購入など等、出荷が伴う製品につきましては、休業中に受注させていただいた商品分の出荷は2017年1月6日(金)以降の対応とさせていただきますので、あらかじめご了承くださいませ。

さて、本年最後の機能紹介ビデオは「エッジの強弱をコントロールするには」です。これは最近よく聞かれる質問でもあるのですが、スケマティックを使えば自由にエッジを表現することができるので大変便利です:

エッジの強弱をコントロールするには

この年末年始、MODOの習得にチャレンジしてみませんか?現在、実施中の「2016 ウィンタープロモーション」ではトレーニングマテリアルを25%オフでご提供いたしており、用途に合わせた豊富なマテリアルをご用意いたしております。また一人じゃ無理!という方は、来年はぜひ無償・有償のトレーニングや体験コースをご利用ください。確実に一歩前に踏み出すチャンスとなるよう、お手伝いいたしますので、ぜひ検討してみてくださいね:

MODO トレーニング・体験コース

それでは皆様、よいお年を!

 

制作事例:「RobotCat」

海外の3D情報サイト3DTotalにて、MODOのチュートリアルが公開されていましたので、ご紹介いたします↓

RoboCatの制作:http://www.3dtotal.com/tutorial/2295-making-robocat-modo-by-rakan-khamash-creature-box-making-of

モデリング → ルックデベロップメントと色付け → ディテールの最終調整とポージング → ライトのセットアップ → シェーダとマテリアルの設定 → RAWレンダリング → 最終ディテールの調整といった工程を、各工程ごとに画像で丁寧に説明されています。

作者のRakan Khamash氏の作品ページには、他にも素敵な作品がいくつも掲載されていますので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?

https://rakan.artstation.com/projects/E1X5N

 

MODO 10.2 対応日本語完全マニュアル配布開始

大変長らくお待たせいたしました。MODO 10.2 に対応した日本語完全マニュアルの配布を12月20日(火)より弊社ダウンロードサイトにて開始いたしました:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

102docsいったんお使いのMODO 10.2v1をアンインストールの上、上記ダウンロードサイトよりダウンロードしておいたプログラムをインストールしてください(※プログラムのビルドに変更はございません)。

今回の10.2完全対応マニュアルでは、MeshFusionの使用方法などもチュートリアル形式で記載されており、よりわかりやすい解説が用意されております。MODO 10.2 新機能の学習に、新機能解説ビデオと共に、ぜひご利用ください:

MODO 10.2 新機能解説ビデオ

 

キャンペーン:「2016 ウィンタープロモーション」2016/12/20~2017/01/10まで開催!

今年も残すところあと10日ばかり。慌ただしい年の瀬ではありますが、今年もこの冬、皆様方への感謝をこめてThe Foundry社よりワールドワイドでウィンタープロモーションを行います!

2016 ウィンタープロモーション

2016winter_banner_640x200期間は2016/12/20(火)から2017/01/10(火)まで!MODOの新規ライセンス/キット・プラグイン/トレーニングビデオ25%オフでご提供いたします。ワールドワイドのプロモーションではここまでなのですが、今回日本国内では特別にMODOのアップグレード/学生教員版/Extended Bundle10%オフでご提供いたします!

年末年始の冬休み、お目当てのキットやトレーニングビデオなどをゲットしてMODO漬けになってみませんか?購入をご検討の方は、本プロモーションをぜひご利用ください!

 

事例記事:「スロットマシン用ラフデザインからのスピードモデリング」

MODO JAPAN GROUPでは新たな試みとして、実際に制作現場で活躍されているプロのクリエイターの方々にご協力をお願いし、様々なカテゴリにおける制作ワークフローでのMODOの活用法をご紹介していただく事例記事を作成していただくことになりました。

今回はそんな中でも製造のワークフローにおけるプロダクトモデリングということで、「スロットマシン用ラフデザインからのスピードモデリング」と題し、ラフデザインが施された架空のスロットマシンの筐体を、MODOで3Dデータへと起こしていく工程をご紹介しています。実際に録画していただいたモデリング作業の各工程は、わかりやすいように字幕とテキストで解説を加えました:

<製造ワークフローにおけるMODO活用例:スロットマシン用ラフデザインからのスピードモデリング>

eye_catch_s※左側の2Dのラフデザインを元に、右側の3DCGデータへと起こしています。

今回、この記事制作には実際に遊技機の企画・デザイン・製造を行うメーカーにお勤めのクリエイター様にご協力を頂き、ラフデザインからMODOを使って3Dデータを起こす工程がいかに直観的で手早い作業であるのかをご紹介いただいています。

実際の制作現場でどんな手法がとられているのかだけでなく、手馴れたプロのモデリング作業を見ているだけでも、大変参考になりますよね。製造の現場に関わり合いがなくても、モデリング作業の参考資料としても非常にためになる記事となっておりますので、ぜひご覧ください!

 

ユーザープロファイル:緑川賢司氏・髙尾寿彦氏

先週に引き続き、今週もMODOの新たなユーザープロファイルをご紹介いたします。先週は(株)意匠計画 海老澤 拓也様による建築パースにおけるMODOをご紹介していただきましたが、今回はがらっと変わって、デザインモデル試作においてMODOをご活用いただいている(株)ミナロ 緑川賢二様・髙尾寿彦様にインタビューを行いました:

株式会社 ミナロ 緑川賢司氏 髙尾寿彦氏インタビュー

試作品の製作にMODOを活用するという使い方もあるんですね。MODOは使い道が多岐にわたっていますので、いろんな場面、いろんなケースで制作活動を支えるツールになれるのではないでしょうか?

これまでにも様々なユーザー様にご協力いただいているユーザープロファイルには、直接かかわりがない分野のユーザー様のインタビューであっても、お役にたつ何らかのヒントが隠されているかもしれません。ぜひご覧ください!:

MODO ユーザープロファイル

 

ユーザープロファイル:海老澤 拓也氏

様々な分野で活躍されているMODOユーザーの方をご紹介するユーザープロファイル、今回はMODOで建築パースを制作されている株式会社 意匠計画海老澤 拓也氏にお話を伺いました:

ユーザープロファイル:海老澤 拓也氏

制作を進める中でのMODOのメリットなどを、わかりやすく丁寧にご紹介していただいています。使用事例に提供していただいた画像も、本当に素敵ですよね。インタビューページには上記画像の他にも何枚もの画像をご提供いただいていますので、ぜひそちらもご覧ください!

 

制作事例:チンパンジー

タイヤメーカーGoodyearの広告制作にMODOが活用された事例がThe Foundry社フォーラムにて公開されています:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=8&t=125397

はじめはZBrushでモデリングを始め、そのモデルをMODOでリトポロジ+UV処理を行った後、ZBrushで頭部、手足の最終調整を行い、MARIでテクスチャのペイントを行ったら、シェーディング、ファー、本体のリギング、ライティング、そして最終レンダーまでをMODOで行っているそうです。後処理としてPhotoshopでの調整は行っているそうですが、本当によく出来ていますよね。メイキングのリールを見ると、チンパンジーにポーズをとらせるために、キャラクタセットアップリグ用キットであるACS2を使用しているようです。ACS2はアニメーションだけでなく、ポージングを楽に行えるようにすることもできる便利な拡張キットですので、ACS2をまだご存じでないという方は、ぜひ一度こちらをご覧ください:

ACS2(Auto Character Setup) 機能解説ビデオ