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チップス:SLIKキットの使い方

modoの機能をさらに拡張してくれる様々なmodoキットがリリースされている中、人気が高いキットの一つにSLIKがあげられます。

このSLIK、シンプルに説明するとその名(Studio Lighting & Illumination Kit)が示す通り、modoの空間内のスタジオ照明を再現してくれるキットとなっています。そのための数多くのプリセットやアセンブリがいくつも含まれており、意図どおりに配置できれば自然なライティングが実現できる優れもののキットなのですが、いざインストールしてみても、豊富なプリセットを目の前にどう使いこなしていけばよいのか戸惑ってしまうかもしれません。

そのような場合には、ぜひSLIKの作者である9b StudiosYazan氏が書いたこちらのレポートを参考にしてみてください↓

http://www.studiodaily.com/2010/03/ten-steps-to-slik-renders-inside-luxology-modo-401/

Ten Steps to SLIK Renders Inside Luxology modo

このレポートでは、SLIKを使ったセットアップからレンダリングまでを以下の10ステップで説明しています:

ステップ1:インストールとmodoの再起動
ステップ2:テンプレートをグラブ
ステップ3:モデルオブジェクトの読み込み
ステップ4:SLIK UIから球状カメラの追加
ステップ5:ライトソースの選択
ステップ6:ライトの色と強さを調整
ステップ7:補助ライトの選択
ステップ8:補助ライトの色と強さを調整
ステップ9:リムライトの選択
ステップ10:レンダリング!

さらにSLIKを使う際の注意事項なども列記されていますので、SLIK既存ユーザーにも、SLIKの購入を検討される方にも、またSLIKを使わず独自でライティングを構成しようとされている方にとっても有効なレポートです。ぜひ参考になさってみてください。

 

グラディエントエディタのデモンストレーション動画

マテリアルでグラディエントを利用すると、わざわざUVを設定し、画像を用意しなくても、多岐にわたる様々な効果を簡単に設定することができますが、イマイチ使い方が良くわからないといった方は、Yazan氏が行ったセミナー内容を参考にしてみてはいかがでしょうか?

Modo 501 & The Gradient Editor with Yazan Malkosh from Geoff Swartz on Vimeo.

こちらの動画はmodoのユーザーグループミーティングにおいて、グラディエントエディタについて解説しているセミナー動画となっており、後半部分は実際の聴講者の方々との質疑応答も行われています。講師を務めているYazan氏は、自身のスタジオ’9b studios‘を運営している長年にわたるmodoユーザーであり、PAD(プロダクトと自動車デザインキット)SES 1(スタジオ環境セット 1)SLIK(スタジオ内の精密な照明と反射のmodo専用セットアップ)といったマテリアル系のキットをいくつも出しているプロのクリエイターです。

英語で解説されてはいますが、実際のインターフェイスの操作画面を動画で確認できるのはとても便利ですね。少しずつ、このブログでもちょっとしたチップスを日本語でご紹介できるようにしていこうと思います。

 

ライティング解説ビデオ

modoに限らず、さらに言えば3DCGに限らず、カメラで何かを映し出すときにはライティングが非常に大事になってきますよね。このライティングの設定について、細かく解説されているビデオがフォーラムに掲載されています↓

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=28292

modo 401で解説されていますが、modo 501でももちろん問題なく同じ内容が適用できます。スタジオでパッケージを撮影するとき等のようなライティングを、キット類を使わず、スタジオ背景の作成からキーライト・フィルライト・リムライトの設定までを含めて細かく説明されていますので、どなたでもお試しいただける内容になっています。

この解説ビデオを作成されたChris Morrisさんが制作された作品はこちら↓

Chris Morris氏のプロフィールはこちら
http://www.luxology.com/community/profile.aspx?name=Chris_Morris

それでもなかなか自分では思ったような環境を作り出せない、作り出すための時間が足りない、またはスタジオ環境におけるライティングをさらに極めたい!という方は、スタジオ環境を簡単に再現できるSES1キット、現実世界のスタジオ撮影をほぼ忠実に再現しているSLIKなど、キット類も充実しておりますので、そちらもお試しください!

 

SLIKキット

今回はStudio Lighting and Illuminationキット、略してSLIKキットをご紹介します。

このキットを一言で表すなら、名前が表すとおり、スタジオ撮影を再現してくれるキットです。ただ単にライトを配置して、背景を配置して、といったレベルとはわけが違います!ありとあらゆる撮影を可能とするためのプリセット、アセンブリ、マテリアル、環境などがそろえてありますので、必ずお望みのシチュエーションに最適の設定が見つかるはずです。

Luxologyのフォーラムでは、SLIKを使用した画像を公開されている海外ユーザーさんもたくさんいらっしゃいます↓

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=43710

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=57274

http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=55757

SLIKキットの素晴らしい点は、単にプリセットがたくさん含まれているというだけではなく、現実世界の照明器具を忠実に模したアセンブリが用意されているという点です。これにより、スタジオでの撮影と同様、自分にとって最適の照明環境を整えることが可能になるのです。SLIKキット紹介ページには、SLIKの実用事例となる画像も用意してありますので、ぜひご覧ください。