今回ご紹介するのは、PACK/Package Design and Construction Kitです。
このPACKキットは文字通り、パッケージデザインを簡単に行うためのキットです。パッケージデザインを作るのに必要となるありとあらゆる様々な形状をあらかじめ用意しているだけでなく、パッケージキット専用のメニューも用意し、簡単に形状の厚みなども変えていくことができるようになっています。
あらゆるパッケージ形状が揃えられてありますので、いちから自分で作り上げていく必要はほとんどありません。似たような形状をプリセットから選び出し、望みどおりの形状へと近づけていくだけです。箱の形状、それに合った蓋の形状、といった具合に、それぞれがいくつものバリエーションを持っているため、無限の組み合わせが可能になっています。
このPACKキットを使い始めるに当たり、重要なことは2点だけ。一つはPACK専用メニュー”PACK Utilities”をキーに割り当てること、もう一つはレイアウトのビューポートで作業を始めること。英語版であっても、PACKキットの概要を説明しているPACK Overviewビデオは、どういう準備が必要なのかを丁寧に解説してくれており、とてもわかりやすいビデオになっています。またチュートリアルも用意されていますので、一通りビデオを見ながら作業をすれば、使い方が習得できるようになります。
PACKとSplashKit、さらに質感を設定するためのPADキットを使って、実際に簡単に作ってみました。
プリセットに入っている形状をもとにしてトライしてみただけですが、このPACKキットをまったく触ったことがなくても、数十分とかかりません。パッケージデザインなどに時間を割くケースが多々あるようであれば、ぜひこのPACKキットをご利用ください。