先日、Modoライブストリーミング配信「Modoって?」でクリエイターの柳村氏が自作し、公開されているスクリプト「rep_item_selector」についてご紹介します。
Modoではバージョン14.2から実装されたパーティクルアイテムマップにより、パーティクルに対して特定の値を割り当てることができるようになりました。これにより、例えばリプリケータでパーティクルをポイントソースとして複数アイテムを複製する際、指定した箇所のパーティクルに対して、指定したアイテムを特定した状態で複製できるようになるという、従来までは難しかった処理が可能になっています。
ただ、このパーティクルアイテムの指定がデフォルトだとスマートに指定するのが若干難しかったのですが、柳村氏自作のスクリプト 「rep_item_selector」 を使えば、簡単に指定できるようになっています:
使い方については、以下のライブ配信をご覧ください:
リプリケータでなかなか思い通りに複製を配置できないなぁとお悩みの方など、ぜひ使っていただきたいスクリプトです。作者の方に感謝しつつ、ぜひ活用してみてください!
そもそも パーティクルアイテムマップ って何?という方は、以下の日本語ビデオで解説しておりますので、そちらをご覧ください。大変便利な機能です:
「パーティクルアイテムマップによる複製時におけるアイテムの指定」
「表面に配置されたアイテムの複製をアニメーションさせるには」
「メッシュ表面に散らばるアイテムの複製を個別に指定するには」