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リリース:Modo 16.1v3 日本語版ダウンロード配布開始

2023/04/25 Modo開発元Foundry社よりModo最新マイナービルド16.1v3がリリースされました。これを受け、Modo 16.1v3日本語版の配布を本日より開始いたします。

メンテナンスおよびサブスクリプション契約期間に該当するお客様は、弊社ダウンロードサイトより最新ビルドModo 16.1v3をダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

このビルドではバージョン16.1v3で生じていた問題が解消されています。更新履歴や既知の問題点については、下記をご覧ください:

Modo 16.1v3 新機能
Modo 16.1v3 更新履歴
Modo 16.1v3 既知の問題点

またこのバージョンからは、SubstanceデータをModoの中で活用できるようにするためのキットSubstance in Modoが標準で実装されており、Substanceデータがネイティブでサポートされるようになりました。この新機能の使い方に関しては、以下の日本語解説ビデオをご覧ください:

新たに追加されたSubstanceデータのネイティブサポート

 

 

チップス:コメントノードによるデバッグ

スケマティックビューで作業をしていると、チャンネルの値をぱぱっと簡単に確認したくなることありませんか?今回はそんなときに便利なチップスをご紹介します。

例えば、下図のシーンには「カメラが扉に近づくと、扉が自動的に開く」といったリグが組まれています:

仕組みとしては、フォールオフプローブ機能を用いて、カメラに親子関係を設定したラディアルフォールオフと扉との距離(フォールオフ値)に従い、扉を構成するポリゴンベベルの値を調整しています。このとき、フォールオフプローブのノードから出力される値によってポリゴンベベルの値を調整しますが、この出力値を確認したい場合にはチャンネルビューポートで確認することができます:

ただし値を確認するのに、いちいちチャンネルビューポートに切り替えるのは面倒ですよね。このような場合、便利なのがコメントノードです。スケマティックビューで右クリックし「コメントを追加」からコメントノードを出し、出力の値をコメントノードへと接続するだけ:

それだけでチャンネルビューポートに切り替えなくても、スケマティックビュー上で常に出力値を確認することができます。

リグを組む際のデバッグ処理にも、大変便利に使えますよね。ぜひコメントノードを便利に使ってみてください。

ちなみに今回サンプルに使用したリグのシーンは、下記解説ビデオにて紹介していますので、ぜひこちらもチャレンジしてみてくださいね:

プロシージャルモデリングとリグを組み合わせた門扉の作成 ~リギング編~

チュートリアルビデオ:「The Vaughan in 60 Seconds Series」1000本到達!

Modoの様々な機能や使い方のチップスを60秒の短いビデオで教えてくれるWilliam Vaughan氏制作のチュートリアルビデオシリーズ「The Vaughan in 60 Seconds Series」が1000本に到達したとのこと!

Modoを習得していくうえで、このチュートリアルビデオシリーズを目にしたことがないという方はいないんじゃないでしょうか?クリエイターとして、また講師としても活躍されているWilliam氏が痒い所に手が届くかのように、非常に細かいところから様々な機能や使い方を解説してくれているチュートリアルビデオシリーズ、ぜひご覧ください!

Pixel Fondue Youtube Channel

 

Modo 16.0 新機能紹介【カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その2~】

Modoに搭載された条件コマンド機能は、使えば使うほどよりカスタマイズしがいのある機能となっています。今回は条件コマンド活用法の第2弾をご紹介します:

カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その2~

従来までだと、簡単なスクリプトを用いて実現していたような実行するコマンドの切り替えなどが、条件コマンドの機能を使えば一切スクリプトを自作することなく、簡単に実現することが可能です。前回のサンプルその1では、条件コマンド自身が持つクエリーコマンドを用いましたが、今回はよりなじみの深いModo標準の他のクエリーコマンドを使った活用法をご紹介しています。よく切り替える機能など、ぜひこの条件コマンドで整理してみてくださいね!

 

制作事例:「Making of KidSafe Foundation animated series」

Modoを活用した様々なアニメーション作品を紹介されているMatt Meersbergen氏から、新たな作品のメイキングが公開されていましたのでご紹介いたします:

各キャラクタに感情を表現する様々な表情が用意されていますが、フェイシャルのリグはRich Hurrey氏によるKitestringonline.comRMC3 MKIIフェイスリグで作成されているそうです。顔の表情と口の形状はチャンネルセットとして保存され、コマンド範囲機能を利用してアニメーションチャンネルへとアクセスしています。体のリグとアニメーションはCharacterBoxで制作されているとのこと。本当に細かい動きまでよく作られていますよね。レンダリングはすべてModo標準のレンダラーを使用されたそうです。

キャラクタリグやアニメーションでは特にコマンド範囲機能と組み合わせることで、より制作に集中できるワークフローとなるようです。まだ試してみたことがない方は、ぜひ下記日本語解説ビデオを参考にコマンド範囲機能を試してみてください:

コマンド範囲拡張によるリグの新しいワークフロー「リグクレイ」

「MODO ピックアップトレーニング オンライン/Eコース(色・質感設定編)」06/23(水) 開催!

毎月、有償でご提供しているModoトレーニングシリーズですが、今月からはラインナップに新たなトレーニングが加わります!これまでのモデリングトレーニングに加え、06/23(水) 新たに開催するのは「MODO ピックアップトレーニング オンライン/Eコース(色・質感設定編)」です。

MODO ピックアップトレーニング オンライン/Eコース(色・質感設定編)

望み通りのモデリングができた後には、質感をつけていきたいですよね。ただチュートリアルなどに従って質感をつけることができても、いざ自分好みに設定しようとすると、なかなか思い通りにいかないなんてことありませんか?このトレーニングではModoにおける色や質感、材質を設定する際の基礎からその構造や仕組みをお伝えしていきますので、より理解度を深めることができるかと思います。

この「色・質感設定」トレーニングでは3時間かけて、ゆっくりじっくり丁寧に解説していきますので、まだ全く色や質感の設定を行ったことがないという方でも大丈夫!ぜひ参加をご検討ください。

 

キット:「Modo Item Icons」

Modoで利用される様々なオペレーションに、一目でわかりやすいアイコンを設定してくれるキット「Modo Item Icons」をご紹介します:

プロシージャルモデリングで用いられるメッシュオペレーションなど、多様なオペレーションが揃えられてあるが故に、プリセットからサムネイルだけでオペレーションを識別するのは難しいですよね。このキットを適用すると、各オペレーションにアイコンが設定されますので、プリセットを開いただけでぱぱっとオペレーションを選び出すことが可能です。

オペレーションプリセットの使い勝手を少しでもアップさせたい!といった方は、こういったキットの利用をぜひご検討ください:

 

チュートリアルビデオ:「MODO ACS3 | Rig and Animate Character in 20 Minutes」

旧バージョンから、手軽さとわかりやすさという点で格段に進歩を遂げたAuto Character System 3(ACS3)ですが、ヒト型キャラクタへのリギングとアニメーションを20分でぱぱっと解説するチュートリアルビデオが公開されました:

MODO ACS3 | Rig and Animate Character in 20 Minutes

こちら最新のアーリービルド12で追加されたリターゲティング機能を利用して、いっきにアニメーション設定まで行っています。

このAuto Character System 3(ACS3)、まだ完成形ではなくアーリービルドという形で開発途中のプログラムが公開されているのですが、かなり機能も整いつつあります。

Auto Character System 3(ACS3) 日本語版では、日本語インターフェイスのみならず、日本語によるビデオマニュアルもご用意いたしておりますので、キャラクタのリギングやアニメーションに興味をお持ちの方にお勧めのキットとなっています!

 

お知らせ:Modo 14.2v2 日本語体験版配布開始

Modo開発元であるFoundry社でのライセンスシステム変更に伴い、最新バージョンでの日本語版の提供を一時停止しておりましたModo体験版プログラムですが、本日より最新バージョン14.2v2での日本語体験版を配布可能となりましたので、お知らせいたします:

Modo最新バージョン14.2v2体験版お申し込みページ

従来までは体験版をご試用いただくのにテンポラリのライセンスキーファイルを使用しておりましたが、今回から製品版と同様、アクティベーションキーのご登録および認証が必要となります。詳細につきましては、お申し込み時の送信メールにてご案内いたしておりますので、そちらをご参照くださいませ。

今までにもいくつかModo最新バージョン14.2に搭載されている新機能をご紹介してきましたが、本日も一つ、アニメーション表現をより豊かにしてくれる機能をご紹介します:

範囲拡張していくウェイトによる変形表現

バージョン14.2ではウェイトを拡張していくメッシュオペレーションが追加されておりますので、そのオペレーションを使ってモーフの変形具合をウェイトで制御することで、小さなポイントからメッシュ全体を変化で覆うようなアニメーションを簡単に表現できるようになります。

他にもバージョン14.2にはいくつもの新機能が搭載されておりますので、最新バージョンでの機能をお試しになりたい方は、ぜひ日本語体験版をご利用ください!

 

リリース:マイナービルド「Modo 14.2v2 日本語版」ダウンロード配布開始

2020/12/11(日本時間) Foundry社よりModo最新バージョン「Modo 14.2v2」がリリースされたことを受け、本日(12/14)より「Modo 14.2v2 日本語版」ダウンロード配布を開始いたしました。メンテナンスもしくはサブスクリプション契約期間中の方は、弊社ダウンロードサイトより最新版をダウンロードの上、ご利用くださいませ:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:https://www.modo.jp/modo_dl/

このマイナービルドではバグフィックスのみが行われており、新たな機能追加などはございません。Modo 14.2で追加された新機能に関しましては、以下のサイトにて日本語解説ビデオとして順次公開いたしておりますので、そちらをご覧ください:

Modo 14.2v2 新機能日本語解説ビデオ