7月15日(火)に行われました「MODO 801 ラウンチイベント in 東京」では、キャラクタアニメーション制作のワークフローなどについて、YAMATOWORKS金本真様/澤田覚史様より丁寧にご紹介いただきましたが、そのセミナー内でもご紹介いただいたスクリプトが、澤田様個人のブログにおいて日本語音声解説付き動画と共に公開されています。
今回公開されているスクリプトは二つ。一つはウェイトマップリネームする「VertexMap Renamer」:
そしてもう一つはウェイトを同名称を持つスケルトンにリンクさせるための「Weight Connect to Skeleton」:
こういった便利なスクリプトを自分で組んでいくことで、リグアニメーションのライブラリ化・再利用が可能になり、アニメーションに登場する大量のモブキャラクタを容易に制作できるようになるなど、キャラクタアニメーションをさらに使いやすく、また時間を大幅に短縮させながら作業することが可能になるんですね。
YAMATOWORKS様では、このように自ら制作ワークフローを快適に整えることにも目を向けたり、常により良い映像を作るための工夫を行う姿勢を持たれており、それが映像作品「九十九」(短編映画「SHORT PEACE」の一編)が第86回米国アカデミー賞短編アニメーション部門のノミネートされるなどの、目覚ましい活躍につながっているのかなぁと感じます。