以前、本ブログでも紹介したカメラリグにより精密なスキャンデータを制作するTEN 24スタジオが、MODO用のフリーデータを公開しています。
超リアルなキャラクタを再現するために必要な画像の表現、そのマテリアル設定方法など、参考になる設定がたくさんあります。
TEN 24では他にも有料ではありますが、様々なポーズのリアルな人体データなどが販売されていますので、一度このフリーモデルを試してみて、実際にどのようなデータなのかを確かめてみてはいかがでしょうか?
80台ものデジタル一眼レフで組まれた撮影リグを活用し、TEN 24スタジオでは超高精度のスキャンデータを提供していますが、そのスキャンデータをZBrushとMODOを用いてリトロポジを行い制作された作品がありましたので、ご紹介いたします:
http://www.3dtotal.com/index_interviews_detailed.php?id=325#.VCUNiBarR2C
まつげや眉、ヘアなど全てMODOの標準機能を利用して制作されたそうです。
また、特筆すべきはSkinシェーダでしょうか。各パラメータに対して様々な画像データが用意されており、細かく設定されているのがよくわかります。
高度な撮影リグもさることながら、スキャンデータに対するリトポロジ、さらにスキンやヘアに対するシェーディングの設定で、これほどまでにリアルに再現することができるんですね!