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チップス:キットの作り方

Shrinkwrap 1.0」や「TracerX」を始めとして、MODOもサードパーティ製の様々なスクリプトなどが作られてきており、自分でもちょっとした便利スクリプトを開発してみようかなと思われる方も増えてきたのではないでしょうか。

弊社でもユーザー様からのリクエストにお答えして「Mirror Skeleton Weight」「Visible Selected Meshes」といった機能拡張用のスクリプト、またスクリプト学習の手助けとなるようなサンプルスクリプトを開発・公開していますが、スクリプトを配布する場合には、そのスクリプトファイル単体を配布するのではなく、キット形式で配布すると非常にスムーズにお使いいただけるようです。

キットを使うことはあっても、キットを作るって一体どうやって?とお思いの方に、弊社ではいちからキットを作成するためのドキュメントを<機能紹介・チップスサイト>に公開いたしました:

チップス:キットの作り方

このドキュメントでは、キット作成の際に必要となるフォルダ構成、インデックスファイル、シンプルなインターフェイスの作成、ユーザー値の定義方法、スクリプトの修正箇所、そしてローカライズ方法まで、最低限の知識を一通り解説しています。

このドキュメントで解説している方法が必ずしもベストであるとは限りませんし、スクリプトを作っていく上でさらに複雑なインターフェイスやコントロールが必要となる場合も多々あるかと思いますが、キット作成に踏み出す入り口として、ぜひご自由にご活用くださいませ!

 

キット:「MatPak for MODO – Metals」リリース!

本日より、MODOのマテリアルプリセット集「MatPak for MODO – Metals」の販売を開始いたします!

MatPak for MODO – Metals

MatPakは今までにもインテリアセットとして計3点のマテリアル集がリリースされていますが、今回はメタルということで金属の材質に特化したマテリアル集となっています:

174個のマテリアルプリセットで構成されるこのマテリアル集は、プリセットをドラッグアンドドロップするだけですぐに使える大変便利なキットとなっていますので、マテリアル設定の時間短縮にはぴったりです。製品ページにはカタログやサムネイル一覧がありますので、ぜひそちらをチェックしてみてください!

 

MODOキット801対応版リリースのお知らせ&【MODO 801】リターゲティング機能

4月25日(金)からMODO 801 英語版アップグレードサービスを開始いたしましたが、それと同時に、各種キットがMODO 801に対応いたしましたので、お知らせいたします。MODO 801対応版がリリースされているキットはこちら:

Advanced/Basic CAD Loader
Power SubD-NURBS
MeshFusion
Auto Character Setup(ACS)

MODO 801をお使いの方で、上記キットを使用されている方は、大変お手数ではございますが、MODO JAPAN グループダウンロードサイトより、該当するキットをもう一度ダウンロードの上、インストールをお試しください。

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

MODO 701とMODO 801とでは、Pythonの使用バージョンが異なることもあり、従来MODO 701以前で動作していたキットが一部動作しなくなる現象が出ております。上記キットのほかに、mARCHやNPRキットなどThe Foundry社において現在対応中となっておりますので、今しばらくお待ちください。

また、MODO 801では使用している文字コードが一部変更となりましたため、日本語化の手順についても変更があります。MODO 701ではWindow版ではShift-JISMacintosh版ではUnicodeを使用しておりましたが、MODO 801ではこのエンコーディングを統一し、全てUnicodeを使用するようになりました。このため、日本語化リソースにつきましても、MODO 801でご試用になる際にはUnicodeのリソースファイルをご使用下さい。詳細につきましては、各キットの「お読みください」などに記載しておりますので、そちらをご覧ください。

さて、本日ご紹介するMODO 801新機能はリターゲティング。キャラクタアニメーションには欠かせない機能といっても良いかもしれません。このリターゲティング機能により、BVHのファイルをキャラクタに簡単に適用できるようになりました。BVHファイルはネット上でもサンプルがたくさん公開されていますので、ぜひ試してみてください!

リターゲティングでBVHファイルをキャラクタに適用するには

 

チップス:Splash Kitを使わない水しぶきの表現

modoで「水しぶき」と聞けばすぐさまSplash Kitを連想される方も少なくないはず。その名の通り、Splash Kitを使えば、あらゆる水しぶきやミルククラウンなどの表現を簡単に実現することができますが、Splash Kitを使わなくても、アイデア次第で美しい水の表現が可能です。

今回は、Splash Kitを使わずに水しぶきを表現するチュートリアルビデオをご紹介します:

いざ見てみると、その方法は極めて簡単!水しぶきの土台となるメッシュを作り、Blobボリュームで水滴を表現しているだけなんですね。ただし、今回の表現方法の肝となっているのは、スプラインかもしれません。このスプラインの形状にも沿ってBlobは作成されますので、あたかも水滴がしぶきとして飛んでいるかのような、そんな表現を生み出しています。

このチュートリアルで使用されているメッシュについては、Luxologyのアセットシェアからダウンロードできますので、ぜひ実際にデータを確かめてみてください!

http://www.luxology.com/asset/scenes/view.aspx?id=3934


mARCHキット日本語版リリース開始!

SIGGRAPH 2013にてMODO関連のニュースが発表されていますが、国内でも新たなキットリリースのお知らせです。本日より、mARCHキット日本語版のリリースを開始いたしました!

mARCHキット日本語版 詳細ページ

このmARCHキット日本語版は、建築ビジュアライゼーションのモデリングに特化したツール群をまとめたMODO 701対応のキット集です。2D図面のポリラインから3D建築物へのモデリング、パスの頂点に沿ってプロファイル形状を押し出していく強力なスイープ機能、開き窓やサッシ窓を自動生成する機能など、建築ビジュアライゼーションの世界で重宝するツールに加え、頂点・メッシュに対する整列、作業平面の複数保存など、建築ビジュアライゼーションだけに止まらないモデリングワークフローをさらに改善する様々なツールが用意されています。

mARCHキット日本語版には、日本語インターフェイスに加え、各ツールを解説した日本語リファレンスマニュアルも付属しておりますので、安心してお使いいただけるかと思います。

また、今回のmARCHキット日本語版リリースを記念し、本日から2週間(8月7日(水)まで)の間、このmARCHキット日本語版を25%オフのキャンペーン特価にてご提供いたします。詳しくはこちらをご覧ください:

mARCHキット日本語版リリース記念キャンペーン

より良いモデリングワークフロー環境を、ぜひ手に入れてください!

 

Luxologyより「mARCH」リリース!

本日、Luxologyより新たなキット「mARCH」がリリースされました!

http://www.luxology.com/store/kits/march/

今までのキットはマテリアルやメッシュ、イメージのプリセット集といった形が多かったのですが、今回のキット「mARCH」では建築モデリングに便利なツール群が多数収録されています。

読み込まれた二次元モデルから、三次元モデルを簡単に作成し、様々な種類の窓やドア、トイなどを素早く取り付けて、建築物を快適に構築していくことが可能です。

さらに、この「mARCH」ツールには、優れた整列ツールスライスツール、拡張されたUVピーラー機能、また作業平面の複数登録など、建築モデリングだけの用途に収まらないモデリングワークフローのさらなる改善を見込める機能が用意されておりますので、今まで以上にモデリングの速度向上を望まれる方にお勧めなキットです。

MODO JAPAN グループでは、この「mARCH」に日本語UIおよび簡易ドキュメントを付属した日本語版のリリースを、今月中旬に予定しております。現在準備を進めておりますので、日本語版リリースまで今しばらくお待ちくださいませ!

 

ACSキット 1.02 リリース

つい先日リリースされ大変ご好評をいただいておりますAuto Character Setup Kit(ACSキット)が、早くもバグフィックスされたマイナーバージョン1.02をリリースいたしました:

このバージョン1.02では、新たにヘッドコントロール用にオフセット値が追加されたことで、より使いやすい位置へと配置できるようになっただけでなく、数多くのバグフィックスも行われていますので、ぜひ MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトよりダウンロードしてください:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

すでにACS 1.01をお使いの方は、念のためアンインストールを行ってから、ACS 1.02のインストール処理をお試しください。アンインストール方法などについては、日本語解説書の中に記載しております。細かいバグフィックスリストなども更新履歴としてダウンロードファイルの中に内包しておりますので、そちらもご参照ください。

また、Luxologyサイトから直接ACS英語版をご購入された方に対する、ACS日本語アップグレードキットのご提供は今月末まで。それ以降になりますと、このサービスはご提供できなくなりますので、必要な方はお早めにMODO JAPANグループ カスタマーサポートまでご連絡ください:

MODO JAPAN グループ カスタマーサポート:cs@luxology.jp

さらにACSキットをご購入されてセットアップまではできるようになったものの、どうやったら素敵なアニメーションを設定できるようになるのかわからない、といった方は、ぜひ6月7日(金)に行われるイベント「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013」まで遊びにいらしてください!(株)ケイカ由水様が行われるセミナーでは、ACSキットを利用したキャラクタリグのセットアップとアニメーションを実演してくださいます。ACSキットを利用して、プロが組み上げるアニメーション、楽しみですよね!

このイベント「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013」は事前登録をお願いいたしておりますので、お手数ではございますが、下記URLより登録お申し込みをお願いいたします:

MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 事前登録ページ

 

スニークプレビュー:Auto Character Setupキット

現在、Luxologyから正式リリース前のプレお披露目として、素敵なキット「Auto Character Setup(ACS)」が公開されています。その名が示す通り、キャラクタのセットアップを自動で行ってくれるという便利キットが近く登場する予定です。

「Auto Character Setup(ACS)」のティーザー映像(チラ見せ予告映像)が公開されておりますので、ぜひご覧下さい!

ACS teaser

ACS Hiero: Teaser 2

また、この「Auto Character Setup(ACS)」を使用して作られた映像もYoutubeにアップされています↓

良く見かけるmodoコンテンツのキャラクタたちが、スゴイことになってますね。リリースが待たれるこのキット、最新情報がリリースされ次第、お伝えするようにいたします!

 

植物ライブラリ集XFrogキットのご紹介

modoを使用して制作する際に、ある程度決まった造形・質感を持つ静物を表現する場合には、既存のモデルライブラリを使うのも制作時間および作業の短縮を図る上で大事なことでしょう。以前、本ブログでもご紹介した植物ライブラリXFrogが、modoフォーマットに正式対応し、新たに様々な種類を収録したDVD2枚組みでリリースされています。

このDVD2枚組みには総数2900本の植物データが収められており、様々なカテゴリに分かれています。ヨーロッパやアフリカ、日本といった地域ごとにカテゴリ化されているものもあれば、農作物や庭園、盆栽、花といった植物の種類で分けられたカテゴリなど、充実したライブラリとなっています。

実際に収録されているのは、モデルデータ、それに使われている画像データ、プリセットデータなどが一式揃っています。適切な場所へとインストールすれば、下図のように用意されているプリセットをクリックするだけで↓

modoの中にすぐに読み込まれますので、あとは配置するだけです。

インストール方法もいたって簡単。詳細はLuxologyTVのビデオで紹介されており、たとえ英語での解説がわからなくても、動画を見ているだけでどのようにインストールするかはすぐに理解できます↓

また、XFrog社のサイトにはギャラリーも用意されていますので、様々な実用事例をご覧いただけます:

XFrog ギャラリー

このXFrogLuxologyサイトでもご購入いただけますが、日本国内でも古くから扱っている販売店様がございます。(株)オーク様では、DVD2枚組みだけでなく、各カテゴリ単体での販売も行っていらっしゃいますので、必要なカテゴリだけを購入するということも可能ですよ!modoフォーマットのサンプルモデルもダウンロードできるようになっていますので、試してみてはいかがでしょうか?

(株)オーク様 Xfrog 植物ライブラリー

 

チュートリアル:NPRキットの使い方 計7本

前回はCAD Loaderプラグインの基本的な使い方を解説するチュートリアルページをご紹介しましたが、今回はNPRキットのチュートリアルをご紹介いたします!

NPRキットがカートゥーン調のシェーディングを実現するキットだということはご存知の方も多いかと思いますが、では実際にどのように適用していくのかどんな種類のマテリアルが用意されているのかどんな表現が可能なのかなどについては、今ひとつピンと来ない方も多くいらっしゃるかもしれません。そこで、基本的な適用方法から、各マテリアルの使い方プリセットの解説まで計7本のウェブチュートリアルをご用意いたしました。

基本的な適用方法/Toon Material+Edge Ink Material編
基本的な適用方法
Toon Material+Edge Ink Material編
Gooch Material編
Gooch Material編
Gabor Noise編
Gabor Noise編
Halftone2 Material編
Halftone2 Material編
Stipple Material編
Stipple Material編
SketchTone Material編
SketchTone Material編
プリセット編
プリセット編

1. 基本的な適用方法 Toon Material+Edge Ink Material編

2. Gooch Material編

3. Gabor Noise編

4. Halftone2 Material編

5. Stipple Material編

6. SketchTone Material編

7. プリセット編

NPRキットの良さをお伝えできるよう、NPRキットに含まれているマテリアルを、できるだけ簡単に適用し、どんな表現が可能になるのかを解説しています。

気になるマテリアルやシェーディングがないか、是非チェックしてみてください。