MODO 701ではパーティクルシステムやオーディオのサポートなど、大きな新機能がいくつもありますが、便利に使える小さな機能もいろいろと追加されています。その一つが「テクスチャオフセット」機能。この機能について、SESなどmodoの標準機能を拡張するマテリアルキットをいくつもリリースされている9b Studios社がわかりやすい解説動画を出しています:
テクスチャオフセット機能を使えば、プロシージャルに限らず、画像データや動画のマッピングでさえも、テクスチャオフセットで割り当てたテクスチャを使用して、歪みを生じさせることができるんですね。もちろんテクスチャのパラメータはアニメーションが可能ですので、徐々にテクスチャが歪むような表現だったり、揺らいでいるようなアニメーションを設定することも可能です。歪みや揺らぎを表現するのに、わざわざ他のアプリケーションへと移って、加工する必要がなくなってくるのです。
このビデオでは標準のノイズテクスチャを使用していましたが、シェーダツリーの拡張:modoテクスチャの中には何種類ものノイズ、また波形や水紋など、実に様々なテクスチャが用意されています。これらテクスチャとテクスチャオフセット機能を組み合わせて、どんな面白い表情を作れるのか、ぜひ試してみてください。