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ワークフローセミナー&初級トレーニング開催!

7月に行われたmodo Creator’s Session 2012、その際に来場したお客様から多数お寄せいただきましたご意見を元に、初級者の方々にmodoの使い方をわかりやすくご紹介するmodo 初級トレーニングを開催することにいたしました!

内容的には、modoの概要説明から簡単なモデルを実際に作るまでを、ハンズオン形式で丁寧にお教えいたします。超初心者向けのトレーニングとなっておりますので、「modoを買ったはいいけれど使い方がわからない」とか「購入しようかどうか検討中。実際に触ってから判断したい」といった方に、ぜひオススメしたいトレーニングです。少人数制で講師が各受講者の進捗に合わせて進めていきますので、途中でトレーニングについていけなくなる、などということもありません。ただし、お使いになられるマシンは参加者ご自身でご用意していただく必要がございますので、大変申し訳ありませんがあらかじめご了承くださいませ。

初級トレーニングのお申し込みフォームはこちらになります↓

https://secure.luxology.jp/events/beginners_20120922.php

またさらに09/19には名古屋にてディプロス様主催の「modo601・3Dプリンタを活用したワークフローご紹介セミナー」も行われます。こちらではmodoでモデリングを行った後、CADソフトへとデータを移行し、さらにそこから3Dプリンタで出力するまでの一連のワークフローをご紹介するセミナーとなっています。3Dプリンタという最終ゴールが見えている形でのワークフローセミナーは、とても面白いものとなりそうですね。

実は9月はこれらセミナーだけではありません。様々な新製品のリリースも控えていますので、どうぞお見逃しなく!

 

乗換版・学生教員版キャンペーン終了間近!

8月も後もう少しで終わり。夏休みも終わりを迎える学生の方々なども多いのではないでしょうか?

この夏、実施しておりました以下のキャンペーンも、今月中で終了予定となっています:

学生・教員版Summer Holidayキャンペーン

SIGGRAPH 2012記念 modo 601乗り換えキャンペーン

また、07/27に行われましたmodo Summer Session 2012にご来場いただきました方々のための「modo Summer Session 2012」参加者限定 特価セールも同様に今月末にて終了です。

modo本体および関連製品の購入をお考えの方は、ぜひ上記キャンペーンの適用を検討してみてください。また、このキャンペーン等に関しましてご不明な点などございましたら、いつでもお気軽にLuxologyJPサポート(support@luxology.jp)までご連絡くださいませ!

 

イベント:modo Summer Session 2012開催告知!

日毎に暑さも増し、夏全開!となってまいりましたが、そんな暑さに負けないほどの熱いmodoイベントを行います!

modo Summer Session 2012

modo 601がリリースされ、新たな分野のクリエイターさんも日々増えつつある中、あらためてmodoの魅力をより多くの方々に知っていただきたい!との思いから、今回modoイベントを開催することとなりました。

イベント名: modo Summer Session 2012

開催日: 2012年7月27日(金)

開催時間: 開場:12:30
セミナー: 13:00~18:00
懇親会: 18:00~20:00

入場料: 無料
着席観覧座席数:100名 収容人数:約150名 (要事前申込)

場所:ジャイアントパンダスタジオ(秋葉原)
〒102-0021 東京都千代田区外神田6丁目7番3号 セイコービル3階
地図:http://pandastudio.tv/?page_id=11
銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩6分
JR線「秋葉原駅」電気街口 より徒歩10分

パワーユーザーである日比 隆志氏白井 宏旨氏由水 桂氏によるセミナーだけでなく、懇親会では秋元きつね氏吉井 宏氏吉開 裕司氏によるフリートークのコーナーも用意しています。

盛りだくさんな内容のステキなイベントです!ぜひぜひ会場まで足をお運びください。

事前登録のページはこちらから → https://secure.luxology.jp/events/seminar.php

皆様方のご来場を心よりお待ちいたしております!

 

modo 601 サービスパック2日本語版リリース開始!

お待たせいたしました!本日よりmodo 601 サービスパック(SP)2 日本語版のリリースを開始いたしました。

このサービスパック(SP)2では、様々なバグフィックスが行われております。詳しい修正内容につきましては、こちらをご覧下さい↓

modo 601 サービスパック2 フィックスリスト

SP2プログラムは、イーフロンティア マイページよりダウンロード可能となっておりますので、下記リンクよりログインの上、ダウンロードをお願いいたします↓

イーフロンティア マイページ

チップス:選択を分離

めいっぱいアイテムが含まれたシーン内で、一つもしくは二つだけアイテムだけを表示したい場合、どういう方法をとるのが一番早いでしょうか?

例えば「ブーリアン処理のために前景レイヤーをひとつ、背景レイヤーを一つ選択したい」、または「あるひとつの背景レイヤーにあわせて前景レイヤーを整列させたい」といった場合には、アイテムリストにずらっと並ぶアイテムの中から二つのアイテムだけを選択した上で前景レイヤーと背景レイヤーに設定する、といった処理が必要になってくることもあるでしょう。

前バージョンmodo 501の場合には、こんなときにぴったりのコマンド「選択を分離」が用意されており、ショートカットキーCtrl+1キーを押すことで出てくるパイメニューの中から選択することができました。

ところが、modo 601では他にもたくさんのコマンドが追加された関係上、パイメニューの中からは「選択を分離」が外されています。501の時から「選択を分離」コマンドを多用された方にとっては、ちょっと不便を感じられるかもしれません。今回はmodo 601でもこの「選択を分離」を使えるようにするためのチップスをご紹介します。

まずmodo 501で「選択の分離」を実行した後で、コマンド履歴ビューポートから実際のコマンド名称を調べてみます。最後に実行したコマンドをリストから選択してみると、”@lux_layerHideAllToggle.py“と入力されているため、lux_layerHideAllToggle.pyという名称のPythonスクリプトを実行していることがわかります。

このスクリプト、実はmodo 601にも含まれています。ただし、modo 601ではPythonスクリプト(拡張子.py)としてではなく、Perlスクリプト(拡張子.pl)として含まれているため、コマンドは”@lux_layerHideAllToggle.pl“になります。ためしにmodo 601のコマンドフィールドに”@lux_layerHideAllToggle.pl“と入力してみると、「選択の分離」コマンドが使えるようになるのが確認できます。

ただし、毎回コマンドを打ち込むのは効率が良くないですよね。このような場合には、メニューにボタンを作ってしまうか、キーボードショートカットキーに割り当てるとよさそうです。前回、マクロのチップスをご紹介した際にキーボードショートカットの割り当て方についてはご紹介しましたので、今回はツールバーにボタンを作成する方法についてご紹介します。

modoのツールバーにボタンを追加するには、フォーム編集機能を使用します。システムメニュー > フォーム編集を開き、フォームmodoモードを開いてみます。頂点、エッジ、ポリゴン・・・と並んでいるので、一番下のゴースト表示になっている(新規コントロール)をクリックし、コマンドを追加します。

フォームにコマンドを追加ボタンが出てきますので、先ほどの”@lux_layerHideAllToggle.pl“を入力します。右側のプロパティのラベルに「選択を分離」と入力すれば、ツールバーにはこんな感じでボタンが追加されます。

小さなチップスですが、アイテム数が多いシーンでは何気に便利に使えるチップスですので、一度お試しください!

 

modo チュートリアルビデオプレゼントキャンペーン

先週05/25にmodo 601正式版がリリースをリリースした記念に、現在チュートリアルビデオプレゼントキャンペーンも実施しております。

このキャンペーンでは、新規またはUPGなどでmodo 601をご購入いただいたお客様を対象に、下記チュートリアルビデオをどれか1本プレゼントいたします!

ShaderTree Basic
Shadertree Essentials
DESIGNERS CHAIR
POLICEMAN
Architectural 建築モデリング
ロータリーエンジン
Sports Shoe
GAME ITEM
GAME SCENE

例えば、初めてmodoを触られる方であれば、modoのシェーダツリーの基本操作・概念をよりわかりやすくご説明している「ShaderTree Basic」や「Shadertree Essentials」を、またゲームに使われる素材を作りたい方は「GAME ITEM」や「GAME SCENE」を、モデリングを極めたい方は「Sports Shoe」を、一通りの流れを把握したい場合には「DESIGNERS CHAIR」や「POLICEMAN」を、といった具合に、用途に合わせて必要なビデオをお選びいただければと思います。

また、現在modo 601を新規でご購入いただいた方にはmodo in Focus 601日本語版、UPG版をご購入いただいた方にはmodo 601 Spotlight日本語版がもれなくついておりますので、ぜひmodo習得にお役立てください!

 

modo 601パッケージ版出荷&Spotlight日本語版DL開始!

いよいよ本日より、modo 601パッケージ版が出荷開始となりました。店頭にて、modo 601のこんなパッケージを目にされる方も多くなるかもしれません。

パッケージ版リリースと同時に、プレリリース版をご購入された方に付属していたmodo 601の新機能を学習していただくためのチュートリアルビデオmodo 601 Spotlightも、このたび日本語版としてご提供させていただくこととなりました!

modo 601 Spotlight 日本語版

英語版だとワカラナイ細かい点が確認できない、という方はぜひこの日本語版をご利用ください。日本語字幕がついておりますので、よりmodo 601の新機能をご理解いただきやすくなっております。ダウンロードはイーフロンティア マイページよりお願いいたします。こんな感じ(↓)の字幕付映像となっておりますので、きっと皆さんの学習の手助けになることと思います!

また、はじめてmodoを触るという初心者ユーザー様のためのチュートリアルビデオmodo in Focus 601も同時リリースとなります。こちらのビデオではmodoの機能全般をわかりやすく解説しておりますので、そもそもどこから触り始めていいのかさっぱりという方にぴったりです。

modo in Focus 601

さらに、modo 601は持っていないけれど、触って確かめてみたい!という体験版をご希望の方も、このmodo in Focus 601をご購入いただくと30日間フルで使えるライセンスを取得することが可能です。modo 601興味あるけれど触ってみないことにはなんとも・・・という方にもオススメのビデオです!

 

マテリアル:新ライブラリ「mCap Library」

SESSLIKPADといったマテリアルキットをリリースしている9b Studios社が、modo 601の新機能であるMatCap用マテリアルライブラリmCap Libraryをなんと無償で配布しています↓

mCap Library

このライブラリ、単なるマテリアル集ではありません。用意されている様々なマテリアルを切り替えるためのコントロールリグも付属していますので、ビューポート上でマウスで簡単に操作しながら、様々なマテリアルをパラパラと切り替えていくことが可能です。インストールは上記URLからダウンロードしてフォルダごと、ユーザーコンフィグフォルダ(システムメニュー ユーザーコンフィグフォルダを開くでフォルダが開きます)に突っ込むだけで完了です。

使い方に関しても、操作ビデオが公開されていますので、そちらをご参照ください↓

様々なマテリアルの中には、こんな「シン・シティ」風のマテリアルも用意されていますよ。いろんな表現・表情をお試しいただけます↓

チップス:レンダーブーリアン

modo 601で搭載された新機能の中でも、ひときわ目を惹くのがこのレンダーブーリアンの機能!上手に使いこなせば、こんなに便利な機能もありません。今回はこのレンダーブーリアンの機能をご紹介します。

とはいえ、設定はいたって簡単。まずはサンプルモデルとして顔のモデルを読み込んでみます:

この頭部をレンダーブーリアン機能を使って、すぱっと切りとります。アイテムツリーアイテム追加にあるボリュームカテゴリからRender Booleanを選択します:

これが切り取る元となるアイテムですので、頭部の上ぐらいに配置してみます:

するとこんな感じでスパッと断面が見えるようになりました。いたって簡単ですね!ただこの断面、あまりに殺風景ですので、今度は断面にマテリアルをつけられるようにしましょう。アイテムツリーから追加されたRender Booleanアイテムを選択し、右クリックからアイテムマスクの作成を選択してください:

するとシェーダーツリーにはRender Booleanというマテリアルグループができ、その中にマテリアルが設定されるようになりますので、ここで自由に断面のマテリアルを設定できるようになります。もちろん通常のマテリアルの設定と同じですので、透過度を100%に設定することも可能です。透過度を100%に設定すると断面は見えなくなり、切り取られた内部が見られるようになります。これもこれで面白い表現ですね。

さてここではもう一歩進めて、この頭部のモデルの中に、脳のモデルを仕込んで見ましょう。こんな感じです:

この状態でもう一度レンダリングをしてみると、脳のモデルも頭部のモデルと同様、切り取られてしまいます:

頭部のモデルは切り取り、脳のモデルは切り取らずにそのままの形状を保ちたい場合には、マテリアルでの設定が必要となります。シェーダツリーから脳のモデルのマテリアルを選択し、マテリアル(透過)タブのクリッピングカテゴリにあるサーフェイスクリッピング有効オフにします:

これで人体説明のCG映像のように、実際の形状に手を加えることなく、外側をクリッピングしながら内側を表す映像が簡単に作れるようにます:

設定も簡単で自由度の高いレンダーブーリアン機能、是非お試しください!

ちなみに今回使用したこの脳のモデル、Zygote社の人体モデルを使用しています。Zygote社の人体モデルは様々なパーツが用意されており、モデルだけでなくテクスチャも付属しています。(株)ディストーム社のオンラインストアで取り扱い中ですので、ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

 

CGWORLD 5月号 「モデリング実践」

今月のCGWORLD 5月号では、modo 601を活用した「モデリング実践」の記事が掲載されています。今回はキャラクタ作成の手順とアプローチをご紹介いただいています!

記事を書いてくださっているのは、トランジスタスタジオの秋元氏。昨年・一昨年の3DCG AWARDSにて最優秀賞をとられたamazarashiのPV製作にも携わったクリエイターの方です:

今回もキャラクタを製作する際のモデリングのポイントがおさえられていて、大変役に立つ記事になっています。

完成モデルを見てみると、これからアニメーションを設定されることを意識したモデリング、特に肘や膝といった可動部分のジオメトリの構成がとてもキレイなのがよくわかりますね。また個人的に特に好きだったのが、この大き目のシャツのだぶつき具合!スカルプトツールを利用して、皺やだぶつきを表現されているそうですが、modoでのスカルプトツールはZBrushのようなディテールを詰めるためのスカルプトではなく、モデリングツールとして有効に活用されているパターンも多いようです。

modo 601からはキャラクタアニメーションやポージングが行えるようなツールが多数搭載されています。今まで静物モノしか手を出したことがないという方も、ぜひこのモデリング記事を参考にしながら、キャラクタアニメーションに挑戦してみてください。