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MODO互換ツールのご紹介

HDR Light Studio 4 for modo」に引き続き、SIGGRAPH 2013では「Substance Designer」のmodo対応も発表され、これにより「Substance Bitmap2Material」もmodo上で活用できるようになりました。

こちらの「Substance Bitmap2Material」は、様々なビットマップ画像や写真を用いて、継ぎ目のないシームレスなタイリング・マテリアル(法線マップ、高低マップマップ、スペキュラなど)を生成するツールになっています。以前、「imageSynth」というサードパーティ製の製品があったのを覚えているユーザー様もいらっしゃるかと思いますが、このSubstance製品を開発しているのが「imageSynth」と同じ開発元Allegorithmic社です。

Allegorithmic社では「Substance Designer」という、軽量かつ強力なマテリアル処理を行うツールを開発しており、このツール独自のファイルフォーマットがsbstrという形式になっています。「Substance Bitmap2Material」は、このsbstrという形式のファイルを用いて処理を行うのですが、modoでこのsbstrファイルを読み込むためのローダーが、MODO 701所有者に対してLuxologyのアカウントから無償で配布されています。

ここからsbstrファイルを読み込むためのローダーインストーラをダウンロードしインストールすると、sbstrが読み込めるようになります。このサイトには、sbstrのサンプルファイルやチュートリアルも用意されていますので、そちらで「Substance Designer」でどのようなマテリアル処理が実現できるのかなどを確認してみるのも良いでしょう。

Substance Designer」はmodoだけではなく、Mayaや3dsMax、Unityなどの外部アプリケーションにも対応している優れたソフトです。日本国内では以前からMODO取扱い販売店様でもあるボーンデジタル様で取り扱っていらっしゃいますので、ご興味のある方はボーンデジタル様までお問い合わせください:

株式会社ボーンデジタル様

HDR Light Studio 4 for modo」「Substance Bitmap2Material」など、MODOと互換性のあるツールが続々と発表されています。今後もどのような製品が発表されていくのか楽しみですね!

MODO 互換ツールのご紹介

 

「HDR Light Studio for MODO」インディゾーン様にてプロモーション中!

SIGGRAPH 2013にて発表された「HDR Light Studio for MODO」ですが、MODO取扱い販売店様でもあるインディゾーン様にて、現在「HDR Light Studio 4 for MODO 販売記念プロモーション」を実施中です!

「HDR Light Studio 4 for MODO 販売記念プロモーション」

HDR Light Studio」はもともとスタンドアロンのアプリケーションとして、インディゾーン様で取り扱われてきた製品ということもあり、今回「HDR Light Studio 4 for MODO」に関しても、日本語インストール およびユーザーガイドを付属して取り扱っていらっしゃいます。

HDR Light Studio」のGUI上でマウスをクリックした地点にライトを配置するなど操作を加えたら、その結果はすぐにMODO上のプレビューへと反映されるようになっているため、操作に戸惑うことがなく、ライティングにかける時間をはるかに縮小してくれることが期待されます。

このプロモーション、実施期間は明日8月6日(火)までとのこと!ご興味のある方は、ぜひインディゾーン様のウェブサイトにチェックしてみてください!

 

MODO 701 SP2日本語版ダウンロード開始

日本時間7月24日(水)に、LuxologyサイトよりMODO 701 SP2(サービスパック2)がリリースされたことを受けまして、本日8月1日(木)よりMODO 701 SP2(サービスパック2)日本語版のダウンロード提供を開始いたします。

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

今回のSP2では、MODO 701 プログラムに対し数々のバグフィックスが行われているだけではありません。

新たにFBX 2013ローダー/セーバーがサポートされました。これにより、今までのFBX入出力では正しくデータの受け渡しができなかったか所なども、幅広くサポートされるようになりました。

そしてさらに、3Dプリンタにおける標準フォーマットでもあるSTLバイナリフォーマットのサポートも追加されました。今までもSTLフォーマットはサポートされておりましたが、ASCIIフォーマットのみの出力でしたので、あまり実用的とは言えませんでした。今回バイナリフォーマットがサポートされたことで、より3Dプリンタへの出力が身近になったのではないでしょうか。3Dプリントに興味がある方は、ぜひ一度お試しください。

このMODO 701 SP2における変更履歴はこちらに記載しています:

MODO 701 SP2 変更履歴

また、現時点におけるMODO 701 SP2の既知の問題点も記載しておりますので、こちらも参考になさってください:

MODO 701 SP2 既知の問題点

 

mARCHキット日本語版リリース開始!

SIGGRAPH 2013にてMODO関連のニュースが発表されていますが、国内でも新たなキットリリースのお知らせです。本日より、mARCHキット日本語版のリリースを開始いたしました!

mARCHキット日本語版 詳細ページ

このmARCHキット日本語版は、建築ビジュアライゼーションのモデリングに特化したツール群をまとめたMODO 701対応のキット集です。2D図面のポリラインから3D建築物へのモデリング、パスの頂点に沿ってプロファイル形状を押し出していく強力なスイープ機能、開き窓やサッシ窓を自動生成する機能など、建築ビジュアライゼーションの世界で重宝するツールに加え、頂点・メッシュに対する整列、作業平面の複数保存など、建築ビジュアライゼーションだけに止まらないモデリングワークフローをさらに改善する様々なツールが用意されています。

mARCHキット日本語版には、日本語インターフェイスに加え、各ツールを解説した日本語リファレンスマニュアルも付属しておりますので、安心してお使いいただけるかと思います。

また、今回のmARCHキット日本語版リリースを記念し、本日から2週間(8月7日(水)まで)の間、このmARCHキット日本語版を25%オフのキャンペーン特価にてご提供いたします。詳しくはこちらをご覧ください:

mARCHキット日本語版リリース記念キャンペーン

より良いモデリングワークフロー環境を、ぜひ手に入れてください!

 

SIGGRAPH 2013にてHDR Light Studio for MODO発表!

現在、米アナハイムにて開催されている世界最大の3DCGの祭典SIGGRAPH 2013にて、MODOもThe Foundryブースで展示されています。

このSIGGRAPH 2013ではMODO関連のニュースが幾つか発表されていますが、その一つがHDR Light Studio for MODOの発表です!

HDR Light Studioとは元々リフレクションマップやHDRを生成するスタンドアロンのアプリケーションなのですが、MODOバージョンがLIGHTMAPからリリースされることになったのです。HDR Light Studio for MODOの紹介動画が用意されていますので、そちらをじっくりご覧ください:

どうですか?簡単な操作で、驚くほど質の高いライティングが行われていますよね。HDR Light Studio for MODOに関しては、今後も注目していきたいと思います!

またさらに、SIGGRAPH 2013ではMODO 701 SP2リリースが発表されました!現在、日本語版リリースに向けて準備を進めておりますので、今しばらくお待ちくださいませ!

 

「MODO 48Hr Sale」プロモーション 明日12:00より開始!

メールニュースなどでもご連絡差し上げておりますとおり、明日17日昼12:00から19日昼12:00までの48時間MODO 48Hr Sale」プロモーションを実施いたします!

このプロモーションは、メーカーであるThe Foundry社が全世界で実施するプロモーションであり、MODOおよびMODO関連製品を大幅なディスカウント価格にてご提供いたします。MODO 701 製品版をご購入される場合は40%オフアップグレード版に関しては10,000円オフトレーニングビデオおよびキットに関しては25%オフと、全製品に対しこれほど大幅なディスカウント価格でのご提供はめったにない機会ですので、購入をご検討されている方はぜひこのチャンスをお見逃しなく!

MODO 48Hr Sale」の詳細に関しましては、以下のページをご覧ください:

「MODO 48Hr Sale」プロモーション

 

CGWORLD8月号「in FOCUS」イベント記事

CGプロダクション年鑑2013もプラスされたボリューム感たっぷりのCGWORLD 8月号の中で、先日東京にて行われました「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013」を取り上げていただいています!

MODO活用事例をご紹介いただきましたトランジスタスタジオ秋元 純一氏Hibi Coordination日比 隆志氏ケイカ由水 桂氏とともに、熱心にセミナー内容に聞き入る来場者の皆様の様子がレポートされています。昨日大阪でも行われましたこのイベント、残りは明日(07/12(金))福岡会場のみとなりました。ご興味のある方はぜひご参加ください:

MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 in 大阪・福岡(福岡会場)

ちなみに、この東京会場でセミナーを行ってくださいましたトランジスタスタジオ秋元 純一氏が活用事例としてもご紹介いただいた映像作品MV「Express feat. Silla (múm) 」は、今年のSIGGRAPH 2013 Computer Animation Festivalに入選されたそうです。本当におめでとうございます!今後も素敵な作品を心待ちにしております!

 

MODO 701 日本語版パッケージリリース開始

いよいよ本日より、MODO 701日本語版パッケージのリリースを開始いたしました!

パッケージ版をご購入いただいた方も、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトにてダウンロード版をご利用いただけますので、サービスパックなどがリリースされた時も、日本語最新版を手に入れることができます。メディアを手元に置いておきたい!という方は、ぜひこのパッケージ版をご利用ください。

また、いよいよ「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 in 大阪・福岡」大阪での開催が明日に迫ってまいりました。登録はもうお済みでしょうか?数多くの実践チュートリアルシリーズを手掛けられている日比 隆志氏、また長年にわたりクリエイターとして映像作品を生み出し続けている由水 桂氏にご紹介いただくMODO活用事例は、もう既にMODOをお使いの方にも、興味があるだけで触ってみたことがないといった方にも、聞いてほしい内容が満載です。お近くの方は、ぜひ遊びにいらしてください。それでは、会場にてお待ちいたしております!

 

チップス:砂糖菓子(ザラメ)のマテリアル

modoはマテリアルを工夫するだけ、自分だけの表現が可能になっていきますが、今回は「砂糖菓子」を表現するようなマテリアルの作り方をご紹介していきます。元ネタはこちら↓

http://cg.tutsplus.com/tutorials/luxology-modo/quick-tip-create-a-cool-looking-sugar-based-material-in-modo/

初心者向けにチュートリアル形式で紹介されていますので、それほど難しいものではありません。まずは、このプリセットのシーンを読み込みましょう。MODO 701では、このボールのシーンがコンテンツの中に標準で用意されています。

Contents > Samples > Presetの中にある9ballRigを読み込んでマテリアル設定の用意を整えたら、あとはチュートリアルに従うだけ。各手順の簡単な流れとしては以下の通りです。細かなパラメータの設定などは、チュートリアルページを参照してみてください。

Step1マテリアル(反射)タブから、スペキュラ量などの基本的なマテリアルを整えます。

Step2Gradient(グラディエント)レイヤーを追加して、ベースのカラーに対し微妙な陰影をつけます。

Step3:表面のちょっとした凸凹を表現するため、バンプエフェクト用にノイズレイヤーを追加します。

Step4マテリアルグループを作り、その中にマテリアルファーを追加します。

Step5:ボール表面に砂糖のザラメができるような感じに、ファーマテリアルのパラメータを調整します。

Step6:ザラメの形状を整えるため、ファーシェイプタブの中のパラメータを調整します。

Step7:ファー用に作成したマテリアルグループの中のマテリアルで、ザラメの基本的なマテリアルをマテリアル(反射)で調整します。

Step8:引き続き、ザラメの透過度などをマテリアルをマテリアル(透過)で調整します。

Step9:あとはいつでも使えるようにプリセットに登録します。まずはシェーダツリーから保存したいマテリアルグループを右クリックし、プリセットをサムネイル付きで保存し、F9でレンダリングを行います。

Step10:登録されたプリセットを右クリックし、最後のレンダリングでアイコンを置換をクリックします。

これで、まるで最初から用意されたプリセットのように、素敵なマテリアルが登録できますね。

シンプルな手順で砂糖菓子を表現できましたが、今回のチュートリアルではファーマテリアルを使っているのが一つのポイントです。ファーマテリアルはさらさらヘアやふさふさもこもこのファーなどを表現するもの、というイメージがありますが、決してそれだけではなく、今回のようにジオメトリの表面上に貼り付いているもの、または表面から発生しているものを表現することも可能です。

上記でご紹介している制作工程で調整したパラメータにさらにアレンジを加え、自分だけのマテリアルを作ってみてください!

 

Luxologyより「mARCH」リリース!

本日、Luxologyより新たなキット「mARCH」がリリースされました!

http://www.luxology.com/store/kits/march/

今までのキットはマテリアルやメッシュ、イメージのプリセット集といった形が多かったのですが、今回のキット「mARCH」では建築モデリングに便利なツール群が多数収録されています。

読み込まれた二次元モデルから、三次元モデルを簡単に作成し、様々な種類の窓やドア、トイなどを素早く取り付けて、建築物を快適に構築していくことが可能です。

さらに、この「mARCH」ツールには、優れた整列ツールスライスツール、拡張されたUVピーラー機能、また作業平面の複数登録など、建築モデリングだけの用途に収まらないモデリングワークフローのさらなる改善を見込める機能が用意されておりますので、今まで以上にモデリングの速度向上を望まれる方にお勧めなキットです。

MODO JAPAN グループでは、この「mARCH」に日本語UIおよび簡易ドキュメントを付属した日本語版のリリースを、今月中旬に予定しております。現在準備を進めておりますので、日本語版リリースまで今しばらくお待ちくださいませ!