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メイキング・オブ “MS11 Alligator Interior Title”

景観を作成するソフトVueをご存知ですか?

Vueの海外ユーザーさんが、modoを使用して作成したオブジェクトをVueに読み込んで仕上げを行うという製作事例が下記の紹介されています↓

http://www.vue9.jp/556/ms11_alligator.html

ほかのソフトとの連携は誰もが興味あるところだと思います。Vueは空や海、森、大気といったあらゆる景観を高い表現力で再現できる大変優れたソフトウェアです。このようなソフトウェアと連携を図ることで、表現の幅が広がるととてもステキですね。

 

 

7/22 & 23 modo 501体験セミナーレポート

先週末 7/22日(金)、23日(土)にかけ、modo 501の体験セミナーを開催いたしました!

今回のセミナーは名古屋の株式会社ディプロス様との共催にて、ディプロス様のセミナールームで開催させていただきました。前半はmodoの概要、インターフェイス等基本的な操作について、また後半はmodoでモデリングしたデータを最終的に設定データへとおとしこむワークフローについての紹介を行いました。

特に、後半の設計データについてのワーフローは、株式会社ディプロス稲葉様にご紹介していただき、最終的に設計用のデータにするまでの行程をmodo、 ZBrush、 Rhinoceros、 T-Splinesのオペレーションを実際に行いながら説明していただきましたので、私どもにとっても、お越しいただきました皆様にとっても、大変参考になる有意義なセミナーになったかと思います。

今回のセミナーにお越し頂きました皆様、株式会社ディプロスの皆様、誠にありがとうございました。

今後もこういった実務に沿ったワークフローの紹介を続けていく予定でおります。当ブログでも今回のようなセミナーが開催される際にはご紹介していきますので、皆様ぜひご参加ください!

株式会社ディプロス様のセミナールームです。7/23は満席でした。ありがとうございます!
modoによるモデリングでベースとなるドラゴンを作成します。
modoからZBrushにデータを持ってきて、モデルを編集している様子です。
Rhinoceros T-Splinesでポリゴンメッシュのデータをサーフェスに変換します。
ディテールを追加して完成となります。

 

 

recoilプレリリース版キャンペーン終了間近!

現在、プレリリース版として販売中のrecoilですが、今月28日からインターフェイス・ドキュメント・ビデオすべてが完全に日本語化されたrecoil日本語版の販売が開始されます↓

この完全日本語版リリースにあわせ、一足先にプレリリース版をご利用いただけるよう、07/27までrecoilプレリリース版キャンペーンを行っております!

通常価格25,200円(税込)のところ、なんと25%オフの18,900円(税込)でご提供している大変お得なキャンペーンです。

プレリリース版をご購入いただいた方にも、そのまま完全日本語版をご提供いたしますので、この機会をぜひお見逃しなく!

 

modo 501 サービスパック4

Luxology社よりmodo 501 SP4 (サービスパック4)がリリースされました。Luxology.comに製品登録をされているユーザーの方は、Registered Productsのページから英語版をダウンロードすることが可能です。modo 501 SP4 DetailsのページにSP4の変更一覧が公開されています。このSP4では、Mac OS X Lionがサポートされています。SP3以前のバージョンでは、nVIDIAカードを搭載しているLion上でのGL表示の不具合が報告されています。下記は変更一覧の日本語訳です。

 

バグ修正:複数のシェーダとバンプレイヤーを持つ特定のシェーダツリーの設定で起こるレンダリングエラーが修正されました。

バグ修正:特定のイレギュラーなメッシュにエッジベベルを行ったときのクラッシュバグが修正されました。

バグ修正:プリセットディレクトリをスキャン中のランダムクラッシュが修正されました。

バグ修正:プリセットブラウザに日本語名称のファイルを追加したときの問題が修正されました。

バグ修正:nVIDIAカードを搭載したMac OS X Lionで起こるGL表示更新の問題が修正されました。

バグ修正:レイヤーマスクがレイヤーの子として適応されない時に正しく動作しない問題が修正されました。

バグ修正:イラストレータのパスを部分的にフリーズしてからアンドゥしたときにクラッシュする潜在的なバグが修正されました。

バグ修正:入力編集で新しいモディファイアを追加したときの潜在的なクラッシュが修正されました。

バグ修正:ヘアーガイドを追加したときの潜在的なクラッシュが修正されました。

バグ修正:プレビューレンダリング中にツールを使用したときの潜在的なクラッシュが修正されました。

バグ修正:オートセーブが正しく上書きされない問題が修正されました。

バグ修正:アイテムをアイテムマスクの中と外に移動した際のシェーダツリーのグループマスクの問題が修正されました。

バグ修正:ポップアップグループからブラシを選択したときの潜在的なクラッシュが修正されました。

改善項目:Rhino/3DMプラグインが追加されました。

 

modo 501 無償セミナー in 名古屋

2011年7月22日(金)23日(土)の二日間、ディプロス株式会社様とmodo501の共同セミナーを開催いたします。

modo501体験セミナー及び設計データまでのワークフロー紹介

■セミナー対象者
・modo、もしくはCG系ツールの導入を検討されている工業製品関連のデザイナー・モデラー・設計者の方必見!!

■セミナー内容
①製品概要説明(modoとは?)
・他CGアプリケーションとmodoの特徴の違いの理解。
・CAD系のソフトとの性質の違いを理解。
②基本操作
・インターフェイスの解説。
・基本操作の解説
・プリミティブなど
③簡単なモデルの作成
・ポリゴンとサブディビジョンサーフェスの解説。
・簡単なオブジェクトのモデリング。
・基本的モデリングツールの理解。
④modo、Zbrush、T-Splines、ライノセラスを組み合わせたモデリング
・ワークフローに沿ったモデリング手順の紹介
・スケッチ画像を参考にmodoで各パーツをモデリング。
・各モデルをZBrushでテクスチャー処理をしT-Splinesでサーフェスに変換。
・ライノセラスにて各パーツをブーリアン等で結合し、ソリッド化を行う。

当日セミナー参加者の方はプレゼントや特典が準備されています。
ふるってご参加ください。

時間 :10:00~16:00(昼1時間休憩)
場所 :ディプロス株式会社
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-17-6 ナカトウ丸の内ビル5F トレーニングルーム
定員  :8名
modo501を幅広いお客様に知っていただくため、定員を超えるお申込があった場合は、初めてお申込みいただいた企業様を優先させていただく場合がございます。予めご了承下さい。
受講料  :無料

本セミナーではmodoやCG系ツールの導入を検討されている工業製品関連のデザイナー・モデラー・設計者の方を対象としていますが、限定しているわけでは全くありませんので、modoをまったく触ったことがない、これから触ってみようかなという方、もしくはmodoを購入したばかり、体験版で触っているけれど実際にどう作業を進めていくものなのかよくわからないといった方、さらにはZBrushやライノセラスといった他のアプリケーションとの連携部分を知りたい!といった方にもお勧めのセミナーとなっております。

2日間とも10:00~16:00(昼1時間休憩)、定員も8名様という中でセミナーを行いますので、丁寧な解説をご期待いただけることと思います。名古屋近辺の方はぜひセミナー参加をご検討ください!

ディプロス様では、ほかにも様々なアプリケーションに関するセミナーも行っていらっしゃいますので、そちらもあわせてご参考にしていただければと思います。

ディプロス様 主催の無料セミナー

 

CGWorld誌にて連載開始

つい先日発刊されたCGWorld 8月号ですが、この号からmodoの連載が開始されました!

連載初回ではまず女性の顔のモデリングをテーマにmodoでのモデリング方法が解説されています。modoを使用したキャラクタモデリングにご興味をお持ちの方にとっては、パーツ製作に対するポイントを押さえた非常にためになる記事となっていますし、キャラクタモデリングはあんまり、という方にとっても、モデリング手法を参考にしていただける内容になっています。次回も楽しみですね!

 

modo 501 乗り換えキャンペーン実施中!

才能あるクリエイターの方々を発掘・支援するために昨年から開催が開始された「3DCG AWARDS」、今年も「3DCG AWARDS 2011」として開催されることになりました↓

これにあわせ、一人でも多くの方にmodo 501をお使いいただけるよう、本日(7月8日)より modo 501 乗り換えキャンペーンを行います↓

3DCG AWARDS 2011 キャンペーン第 1 弾「modo 501 乗り換え版 期間限定発売のお知らせ」

ほかのソフトウェアをお使いの方も、これを機にmodo 501を製作ワークフローの一部として、またメインツールとして導入を検討してみませんか?このキャンペーン、1ヶ月限定となっておりますので、お申し込みはお早めに!

 

recoil 日本語プレリリース版販売開始!

大変長らくお待たせいたしました。

Luxology社より販売されていた物理演算シミュレーション用プラグイン「recoil」、本日2011/07/06より、recoil 日本語プレリリース版として販売を開始いたしました!

本プラグインはBullet Physics物理演算エンジンを用いて、modo 501上で剛体物理演算(リジッドボディダイナミクス)シミュレーションを行うためのプラグインとなっています。具体的にどんなことができるのかについては、まずこちらの映像をご覧ください:

このようにオブジェクトとオブジェクトが衝突しあうようなアニメーションを生み出すことができるプラグインなのです。また静止画用に、多くのオブジェクトが互いにのめりこむことなく積み重なるような配置も、recoil プラグインを使用すれば、簡単に設定できるようになります。

recoil紹介ページには、多数の静止画・動画のサンプルが用意されていますので、どうぞそちらもご覧ください。

また、今回販売を開始する日本語プレリリース版では、インターフェイスの完全日本語化に加え、チュートリアルビデオ2本を日本語字幕付でご提供いたします。

来月リリース予定の recoil 日本語版(インターフェイスおよびドキュメント、ビデオ全て日本語化予定)も無償でご提供いたしますので、一刻も早く recoil を触ってみたいユーザー様は、どうぞ一足先に日本語プレリリース版でお試しください!

 

プロダクトデザイン実践セミナー

今月30日(土)、Apple Store 銀座にて「3DCG アプリケーションmodoによるプロダクトデザイン実践セミナー」が開催されます:

Apple Store 銀座 7月30日(土曜日)7:00pm〜8:00pm
「3DCG アプリケーションmodoによるプロダクトデザイン実践セミナー」

プロダクト、建築などさまざまなデザインのビジュアライゼーションに使用されている3DCGアプリケーション、modoの実践的な活用方法をご紹介しま す。最新バージョンmodo 501を使ったスピード感のある効率的なプロダクトモデリングを実演しながら、わかりやすく解説。講師はmodo UserGroup OSAKA所属の3DCGクリエイター、日比隆志氏です。

http://www.apple.com/jp/retail/ginza/

今回講師を務められるのは、modo実践チュートリアルビデオ(建築パース編家具編インテリア編)をリリースされている日比隆志氏です。普段の活動の拠点が大阪ということもあり、東京ではセミナーが開催されるのは貴重な機会ですので、お時間のあう方は是非ご参加くださいませ。

 

 

コミュニティメンバーインタビュー

Luxology.comに、コミュニティメンバーの新しいインタビュー記事が2つ掲載されていますので、紹介いたします。
IGLOO

最初の記事は、カナダトロントにあるIGLOOというプロダクションで、Gustavo Fernandesさんにインタビューした記事です。IGLOOでは、modoを制作のパイプラインのモデリングとレンダリングの行程で使用しています。リギングやアニメーションはMayaで行いアニメーションの結果をMDDファイルに出力し、modoでレンダリングを行っています。画像の合成はAfterEffectもしくはNukeをプロジェクトの内容に応じて選択して使用いるそうです。modoは401から使用し、現在はmodo 501にアップデートしています。
modoを使用した最初の大きなプロジェクトは、Alice in Chainsウェブサイトのインタラクティブビデオで胎児の皮膚の表現にmodoのサブサーフェイススキャッタリングが使われています。
 

Alice in Chains – Acid Bubble from IGLOO VFX on Vimeo.

ToyotaのCMでは、カメラトラッキングをMatchMoverで行い、modoに出力しています。マテリアル、ライティング、HDRIマップの設定をmodoで行い、各車に対して約12レイヤーをレンダリングしています。

制作には合計100のCPUコアを持つ10台のMacワークステーションで行っています。各マシンには12GBのメモリーを搭載しています。パイプラインはショットをブレイクダウンするためにFinalCutProを使用するところから始まります。アニメーションはMayaで行いますので、レンダリングでmodoに戻すためにMDDに頂点アニメーションを出力しています。modo 501は、制作のパイプラインに統合されており、長いシーケンスのレンダリングでも安心してレンダリングが行われています。
Adam Ohern

Adam Ohernさんは、カリフォルニアのサンタモニカを拠点に活躍する工業デザインコンサルタントです。Adam Ohernさんの仕事は、ラップトップから電動工具、オーディオ機器からバスルームの設備など幅広く手がけられています。Adam Ohernさんは、modoとSolidWorksをコンセプトデザインから実際の制作まで使用しており、ロサンジェルスにあるOTISとStudioArtsのデジタルデザインのクラスも持っています。また、Luxologyから発売されているSunglassesBackpackのチュートリアルビデオは、Adam Ohernさんによって制作されたものです。また、cadjunkie.comで、オリジナルのビデオチュートリアルを公開しています。

SolidWorksに新しく搭載されたtsElementsについて解説してくれています。工業デザインでは、製品を製造するための精密な寸法が必要なためNURBSのような曲面表現方法が必要になるため、SolidWorksのようなCADシステムを使用します。SolidWorksは、非常にパワフルなツールで私のスタジオでも主要モデリングツールとして使用しています。しかし、有機的な形状を制作する場合はmodoを使った方が簡単にモデリングができます。全体的な形状を簡単にモデリングする場合はmodoを、精密な機械形状を作る場合はSolidWorksを使っています。tsElementsを使用することによってmodoで素早くサブディビジョンサーフェイスでモデリングした車のボディをSolidWorksに持ってくることができるようになりました。最終的な形状は、G2レベルで曲率が連続されていますので、製造工程にモデルデータを送ることが可能です。
cadjunkieのブログにtsElementsを使用した基本的な手順が解説されています。

tsElements from Adam OHern on Vimeo.

Adam Ohernさんは、工業デザインの上流モデリングでmodoを使用して制作したサブディビジョンサーフェイスをtsElementsでSolidWorksに出力するワークフローを薦めています。サブディビジョンサーフェイスは、N-Gonを作らずに四角形だけでモデリングするとピンチができずにきれいにSolidWorksにデータを出力できるそうです。