投稿者「modo」のアーカイブ

コンテスト:ワイヤーフレームテクスチャの設定方法

3DCGコンテスト2023「MODO キャラクターヘッド」にどんなキャラクタを作ろうか、決まってきましたか?このコンテストでは、キャラクタが魅力的であることだけでなく、そのトポロジーの美しさも審査対象になっています。そのトポロジーがよくわかるように、今回のコンテストではレンダリング画像と共に、ワイヤーフレーム画像の提出も求められています。

Modoでワイヤーフレーム画像を制作するのは、専用のテクスチャを使えばとても簡単!ワイヤーフレームテクスチャの設定方法について、詳しく解説したページを公開しましたので、ぜひこちらをご覧ください:

ワイヤーフレームテクスチャの設定方法

またこのワイヤーフレームテクスチャの設定方法については、日本語解説ビデオの方もご用意いたしておりますので、そちらも参考にしてみてください:

ワイヤーフレームテクスチャの活用法

今回のコンテストだけでなく、このワイヤーフレームテクスチャの使用範囲は広く多岐にわたっています。ぜひ自由に使いこなしてみてください。

 

 

ライブストリーミング:「Making the Modo that you have always wanted」

そろそろModoの次期バージョン17が期待されている中、ModoのプロダクトマネージャーGreg Brown氏によるライブストリーミング「Making the Modo that you have always wanted」が11/18(土) 05:00より配信されます:

https://www.youtube.com/watch?v=zDDxTiHk5Bo&list=PLFc12MtckarqBORsvojyAFgqDbjbRsUuD

このライブストリーミングでは、来年2024年にリリース予定となっているバージョン17について、一足早く、その中身(下記参照)をご紹介する予定となっています:

・主要システムの再構築によるパフォーマンス向上
・11にもわたるダイレクトモデリングツールおよびツールパイプアイテムのパフォーマンスアップデート
・プロシージャルモデリングのワークフローとパフォーマンスアップデート
・リグおよびデフォーマとのインタラクションの改善
・アドバンストビューポートのビジュアライゼーション改良

バージョン17は、これまで長い間、改善要望が出されていたパフォーマンスに関して、抜本的に手を入れる最初のバージョンとなるわけですが、これからどのように変わっていくのかとても楽しみですね!ご興味をお持ちの方は、ぜひこの配信をご覧ください。

 

コンテスト:3DCGコンテスト2023「MODO キャラクターヘッド」開催!

制作活動を行ううえで、モチベーションって大事ですよね!そんなモチベーション向上のため、MODO JAPAN GROUPが実施する3DCGコンテストに参加してみませんか?

昨年は「食べ物」をテーマにした3DCGコンテスト「Modo デジタル フードアワード」を開催いたしましたが、今年は「トポロジーワークブック vol.2(PDF書籍、 WilliamVaughan氏著)」の発売を記念して、本書籍のメインテーマである「キャラクターの頭部」をモチーフにしたコンテストを開催いたします!

キャラクタの頭部」を実際に作ってみようとすると、結構難しいですよね。どんなキャラクタを作るのかというのはもちろんのこと、造形としての出来も考えなくてはならないでしょう。作りこむうちについついメッシュが重くなりがちですが、そうなると修正が難しくなってきますし、トポロジを考えずに作っていくと、表情を出すために変形させる際にひずみが出てきてしまったりもします。そういった点も考慮しながら、ぜひ自分だけの魅力的なキャラクタを作ってみてください!

また何から手を付けていいかわからないという方は、キャラクタ頭部をいちから作るガイドブック「トポロジーワークブック vol.2」をぜひ参考にしてみてください。いちから丁寧にクリーンなトポロジでキャラクタ頭部を作る流れが解説されており、頭部のみならず、他のモデリングにも参考になることと思います。

本書の著者でありクリエイターでもあるWilliam Vaughan氏もコンテスト審査員として参加していただく予定です。

本コンテストの応募期間は2023年11月27日(月)から2023年12月4日(月)正午まで。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

魅力あふれる”キャラクターのあたま”を大募集
MODO で制作した作品コンテスト第 2 弾の開催決定︕
『3DCG コンテスト 2023 「MODO キャラクターヘッド」#MadewithMODO』

 

 

データ:フォトグラメトリによる動植物3Dモデル

九州大学様より、複数角度から撮影されたデジタルフォトを基に、フォトグラメトリの技術を用いて制作された1500以上もの動植物の3Dモデルデータが配布されていますので、ご紹介いたします:

データはSketchFabを通してアップされており、複数フォーマットでのダウンロードが可能です。Modoで読み込むために、今回はUSDフォーマットでミノカサゴのデータを試してみました:

https://sketchfab.com/ffishAsia-and-floraZia

ダウンロードしたUSDデータを、Modoで正しく読み込むための注意点は2つ:

[1] ファイル名称に含まれる日本語は削除

フォーマットによってファイル名称に日本語が含まれる場合がありますが、ModoのUSDデータ読み込み時には日本語は使用できませんので、こちらはあらかじめ削除してから読み込むようにしてください。

[2] テクスチャのエフェクトをルミナンスの色へと変更

USDデータにはメッシュデータだけではなく、テクスチャもついてきていますが、テクスチャのエフェクトがルミナンス量に設定されています。このため、テクスチャはエフェクトをルミナンスの色へと変更し、マテリアルのルミナンス量を1に変更してください。

これでModoの中へとデータを読み込み、確認することができるようになります。このようにこれほど多数の高品質な素晴らしいデータが公開されていますが、寄付・サポートを募っているようですので、データを使用される際にはぜひドネーションの検討をお願いできればと思います。

 

 

ライブストリーミング:「Using Storm to create realistic particle simulations in Modo」アーカイブ

10/21(土) に行われたVFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」開発者によるライブストリーミング配信のアーカイブが公開されています:

Foundry社のModoプロダクトマネージャーGreg Brown氏と共に、Stormのデモンストレーションを行っています。Modoには流体シミュレーションは実装されていないため、その部分を補うにはStormはぴったりなツールと言えますよね。

この配信ではStormOctaneModoの組み合わせで解説していますが、StormからはVDBフォーマットで出力していますので、他の3DCGアプリにも対応可能です。

Stormにはサンプルシーン付きで日本語チュートリアルビデオをいくつも公開いたしておりますので、ぜひ体験版でその動作を確認してみてください:

 

 

リリース:「トポロジーワークブック vol.02」

モデリングに欠かせないのが、トポロジーの知識とその実践方法ですよね。ジオメトリのポリゴンフローを60以上もの演習と共に解説する「トポロジーワークブック vol.01」に引き続き、この度「トポロジーワークブック vol.02」をリリースすることになりました:

トポロジーワークブック vol.02

著者はクリエイターでもあり、長年教育にも携わってきたWilliam Vaughan氏。多数の実習例を丁寧に解説していた「トポロジーワークブック vol.01」とは違い、この「トポロジーワークブック vol.02」はキャラクタの頭部をモチーフに、頭部を構成する基本的なポリゴンフローを解説しながら、各モデリングステップに従って、いちから形状を完成させることができるモデリングチュートリアルとなっています。

ツールに依存しない解説方法となっていますので、どの3DCGソフトをお使いの方でも学習していただけます。トポロジーは単なるモデリングだけでなく、UVやデフォーム、アニメーション、レンダリングといった映像制作全般にわたって影響を及ぼす重要な要素でもありますので、ぜひこれを機によりクリーンなトポロジーを目指してみてください!

トポロジーワークブック vol.01」と「トポロジーワークブック vol.02」セットでのご提供も致しております。「トポロジーワークブック vol.01」をお持ちでないという方は、この便利なセット商品をご利用ください。

トポロジーワークブック vol.01」については、下記ライブストリーミング配信でも軽くご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください!

 

 

作品:「Prof. Eggtop’s Extraordinary Experiments!」

様々な作品を作り出すだけでなく、チュートリアルビデオやメイキング、ウェビナー、配信などでもお馴染みのCGクリエイターMattMeersbergen氏が手掛けるアニメシリーズ「Prof. Eggtop’s Extraordinary Experiments!」がいよいよ公開されます!

ショート動画で圧倒的な人気を博したアニメーション動画が、さらにパワーアップし10エピソードから構成されるアニメシリーズとなりました。本編公開、楽しみですね!

 

 

チュートリアルビデオ:「Mastering Hard-Surface Topology in Modo – Part 1」

様々なチュートリアルビデオを公開されているRichard Yot氏から、新たにハードサーフェイスのトポロジを習得できるチュートリアルビデオがリリースされていますのでご紹介いたします:

Mastering Hard-Surface Topology in Modo – Part 1

下図のワイヤーフレーム画像を見ても、とてもクリーンなトポロジになっているのがわかりますよね。

トポロジーのクリーンさは、モデリングにおける修正のしやすさだけでなく、アニメーションなどで変形させても歪みを生じない、またレンダリングエラーも起こしにくいなど影響を与えるものです。レンダリングに関しても様々なチュートリアルを公開されているRichard Yot氏のチュートリアルビデオですので、単なるモデリングだけではないテクニックを得られるかもしれませんね。

 

ライブストリーミング:「Using Storm to create realistic particle simulations in Modo」

VFXパーティクルシステム「Storm」を使用して、MODOでリアルなパーティクルシミュレーションを制作するライブストリーミングが、10/21(土) 04:00よりライブストリーミング配信されます:

日本国内だとリアルタイムで視聴するにはちょっと厳しい時間帯ですが、配信元となるModo Geekチャンネルでは、これまでもライブストリーミング配信されたものはアーカイブが公開されているかと思いますので、こちらも後から視聴できるはず。楽しみですね!

そもそもStormって?」と思われる方もいるかもしれません。「Storm」は数あるパーティクルツールの中でも、コストパフォーマンスに非常に優れたツールであり、ちょっとしたパーティクルやリキッド表現を使いたいけれど、他のツールを使うのは負荷が高いと思われるような方にピッタリのおススメツールです。無料で使える体験版やサンプルシーン付き日本語ビデオチュートリアルなどもご用意しておりますので、ぜひ一度試してみてください:

VFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」
VFXパーティクルシミュレーションツール「Storm」:日本語Youtubeサイト

また「Storm」とModoの組み合わせについては、Modoを活用されているCGクリエイター吉開 裕司氏と「STORM-VFX 作品紹介・メイキング」というビデオを公開しております。こちらもぜひ気軽にご視聴ください!